錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

今日からナガサキアゲハの採卵

2019年07月12日 | 昆虫・植物

昨日のことですが、近くの山裾を車で走っていると道脇の花でナガサキアゲハの♀が蜜を吸っていた。
ナガサキかぁ・・・ どうする?
ただ、この♀から得られた卵を孵化せて飼育すると、それから得られた成虫は何かに使えそうじゃね?
と、言う事で車に乗せていた補虫網を急いで取り出し、その身柄を確保した。
そしてCherry特製のオリジナルドリンクをお腹いっぱいになるまで吸わせて休養させた。
そんなこんなで、このナガサキアゲハの♀を使って今日から強制採卵を開始しようと思うのですが上手く産んでくれるかなぁ?
いや、その前に交尾してくれていればイイんだけど・・・・

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ポツポツとミヤマカラスが羽化しています

2019年07月12日 | 昆虫・植物

先月の9日にご厚意で頂いた北海道のミヤマカラスアゲハを飼育して無事に蛹化させました。
そして、その過程で日長処理やら蛹化後の低温処理処理を施して発色を良くさせるという手法もあったのですが手間暇かけて羽化不全なんて起こされた日には目も当てられない。
と、言う事で・・・
今回は通常飼育で蛹化させ、その後の低温処理処理もしなかったことからポツポツと羽化をはじめました。
が!
そんなミヤマカラスであっても九州産のミヤマカラスに比べたら発色は天と地の差があります。
ただ、これから浅い眠りにつく蛹もあるので、この後に何頭のミヤマカラスアゲハが羽化してくるのかは予想もつかない。
要するに・・・
それは神のみが知っている。

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アサガオじゃないよ

2019年07月12日 | 昆虫・植物

この花はアサガオに似てるけど・・・・
アサガオじゃないよ。
じゃぁ、この花は何だ!
はい、葉っぱが軍配に似ている事から付けられた名前がグンバイヒルガオ(Ipomoea pes-caprae)。
ん!?
これってハマヒルガオじゃねぇの?
はい!
一見するとハマヒルガオにも似てるけどハマヒルガオとグンバイヒルガオは葉っぱの形で簡単に見分けることができます。
そして、その種子は水に浮き海流に乗って分布を広げることから、海辺の砂浜で良く見られる植物で南の島々では初夏の頃から晩秋まで花を見ることができます。
ただし、このグンバイヒルガオが日本本土で発芽しても冬季の低温に晒されると枯死してしまう。
ちなみに・・・・
このグンバイヒルガオを植物体として日本本土へ持ち込むことは植防(植物防疫)で禁止されているので注意が必要です。

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補足

2019年07月12日 | オオウナギに関する備忘録
先日、“オオウナギの備忘録”にて『現地情報は大事なもの』というタイトルで記事をUPしましたが、その内容の一部を補足する意味で今日は画像と合わせて記事にしてみることにました。
そして話の場所はというと福岡の中心から南へ800kmほど離れた島の河川。


この河川で80cm~90cmほどにまで成長した若いオオウナギは川幅のある中流域で生活をしているものの、このような場所では比較的に障害物が少なく日中は川底の砂泥に半分ほど埋まった状態で身を隠している個体が多い。
だから・・・
明るい日中に探すと砂泥から身を半分ほど出した状態であったり、場合によっては川底に転がる大きめ石に身を寄せているだけの個体を良く見かける。
まぁ、これは余談なのですが、そんなオオウナギの鼻先に餌を落とすと日中であっても簡単に釣れる。


しかし、それよりも大きなオオウナギはというと・・・
それなりに力や知恵を持ち合わせるようになるので条件の良い深い場所の物陰を占拠して捕食の機会を伺っている。
と、言うのも・・・
このような場所では食物連鎖の頂点に位置するカメ(スッポン)も同時に生息しているので不要な索餌徘徊をするよりも待ち伏せ型の捕食の方が鉢合わせ的なリスクが少なくて済むのかもしれない。


そして、逆に小さな個体はというと・・・・
河川の脇にできた僅かに抉れた部分や草の根などに日中は隠れて生活しているものの、その水深は10cm程度しかないような極めて条件の場所なのです。
ただ、餌を取り合うことのない上流域だと隠れもせずに小川の真ん中で伸びた状態で寝ている個体を良く見かける。
ただし、人の気配を感じると即行で逃げますけどね。
ちなみに、ここにUPしている画像は捕食のために小さなコンジンテナガエビを水際にまで追い込んでいる様子です。
今日は話が少しばかり長くなりましが、この記事をご覧いただいた皆さんは何処へ釣りに出かけられますか?

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました

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