現在、飼育を継続しているイワサキタテハモドキはスネール駆除に使われる薬物(硫酸銅など)の影響を考慮して国内で栽培されているハイグロフィラ・ポリスペルマ(
Hygrophila polysperma)を使用しています。
しかーし・・・
そうなると、これまで使用していたレッドロベリア(シソモドキ)などが余ってしまう。
って言うか残留した薬物の事を考えると捨てた方が・・・・
でも、これらに何かしらの薬物が使用されていたとしても、それらが抜ければ問題は無いので捨ててしまうのも勿体ないよなぁ。
と、言うことで、今日はレッドロベリア(シソモドキ)を種苗トレーに移植することにしましたぁ。
それでは早速・・・
4~5本を束ねて鉛巻きにされたレッドロベリア。
って、おーーーーーーーい!!!!
これってよぉ、イワサキタテハモドキの発生地で見られるシソモドキじゃねぇぞ!
なーんて思われたでしょ。
でも、それも当然の話です。
と言うのも・・・
日当たりの良い場所のシソモドキは地を這うように群生していますが、日当たりの悪い場所では30~40cmにまで立ち上がるんです。
そして、これは水の中に適応した水中葉。
だから、この手の植物は、その時々の環境で姿を変えるんですよ。
で、そのレッドロベリアをハサミでトリミングして種苗トレーに移植。
うわっ!
こいつ、そんなことのためだけに高額なソイルなんかを使ってるよ!
なーんて思ったでしょ?
でも、たかが水草のためだけにソイルなんものを作りますか?
って事は、水草用ソイルなんて言っても所詮は〇〇から引っばってきた代物で、それを袋に小分けして・・・・
お~っと、これから先は企業秘密ってかぁ。
で、種苗トレーに移植し終えたらプラケにトレーごとお引越し。
って言うか、ケースの横にヒビが入り水漏れしていたプラケがあったので、今回は、そこをグルーガンで修理して使っただけ。
そして、そのプラケへ水を入れる。
要するに腰水ってやつですね。
で、このレッドロベリア≒シソモドキは今のところは水中ヴァージョンの葉なので、そのまま陸に上げると確実に葉が枯れる。
そこで、レッドロベリア≒シソモドキが陸上に適応するまでの間は高湿度環境を維持するために穴を空けたビニールをかける。
というか・・・
一度、葉を全て切り落とし茎だけにしてしまって、新たに出る葉を陸上葉にするっていう方法もあるんだけど・・・
今回は根張りのことを考えて、葉を残した状態で管理することにしました。
でもぉ・・・・
ここまでやって、次は何にを飼うの?
まさかアオタテハモドキやタテハモドキとか?
ん・・・
そこまでは考えてなかった。