戦略コンサルティングの本質

戦略コンサルの本質 What's Strategic Consulting?  一戦略コンサルの個人的見解・徒然日記

自由裁量

2006-10-30 | workstyle
要は、結果良ければ全て良し、の働き方。

自分にはこんな働き方が合っている。

責任が大きく、自己管理も大変だし、
それなりにプレッシャーもかかるけど。

時には、ちょっと虚しくなってしまうのは
どうしてでしょうか・・・・

そんな感じで、今日も遅くまで。
WG用の資料の作成、提案書作成のための下調べ。

明日は早く帰ろう。
体がもたない・・・
歳かなぁ・・

outing

2006-10-26 | qol
予定通りに行けました。

自宅から意外と近い。
(アウティング、というより、近場の慰安旅行か・・)

やはり、お客とのスケジュール調整が肝要でした。

仕事道具は持参したけど、結局仕事せず。

大丈夫か?

off-site or local project

2006-10-24 | workstyle
地方でのプロジェクト。

クライアントの場所によって、発生。

地方都市の駅前にあるとは限らず。

交通費もばかにならない。

もっと考えなければならないのは、
作業効率。

 ①移動時間(待ち時間、乗り換え等の余裕を見る)が
  どのくらいかかるか?
 ②その際、PCの電源を確保できるか?
 ③クライアント社内資料を持ち帰って、作業できるか?

などを、提案時に確認しておくことが重要である。

①はどうにもならないが、
待ち時間に②ができるか。
拡張バッテッリーをGETする必要あり。
もちろん、Mobile Cardも。
結構、見落としがちなのが、③。
NDAを結んでも、持ち出し禁止の場合あり。
困っちゃうんだけどね・・・・。


busy, this wk

2006-10-23 | workstyle
今週は忙しい・・・

今日は、朝からクライアントサイトでWG。
明日は、地方。
明後日は、新規クライアントに提案にあたっての事前打合せ。

その後、アウティングがあるので、少々、
「命の洗濯」ができそう!?

計画通りにいくか?

突発事項等の発生が怖い。

アウティング先で仕事するのもなぁ・・・・

○○力

2006-10-21 | workstyle
コンサルタントのノウハウ本なのかわからないが、
近年、現役コンサルタント、元コンサルタントが主に執筆した本が
多く出ている。

そんな中でも、

 ○○力

と、力が付くタイトルが多い。
それも、今まで聞いたことのない力、潜在的には存在した力。
全般的に世の中力不足だからなのか?


で、気付いたのだが、

その前には、「忍耐」のようなネガティブイメージではなく、
前向きな言葉が多いのだ。

例えば、

 ・使う力
 ・突破力
 ・現場力
 ・同じく現場力
 ・気づく力
 ・質問する力
 ・動機づける力
 ・勝つ力
 ・稼ぎ力
 ・疑う力(これはネガティブな言葉がつくが・・・)
 ・超・会社力
 ・自在力
 ・盲点力(これもネガティブ?)

調べていくと、こんなこともわかった。

心理学、哲学とか宗教学・民俗学。
こんなジャンルに○○力というタイトルの書籍が多い。

やはり、コンサルって、そんな方面の本を
よく読んでいるものなのでしょうか。
そういう話を聞いたこともあります。

BW MBA Ranking 2006

2006-10-19 | qol
米国ビジネス雑誌BusinessWeek誌が隔年で発表する
ビジネススクール(経営大学院)のランキング。

MBA(Master of Business Administration: 経営学修士)
を目指す志望者が参考にしたり、
入学者を増やそうとするスクール側のマーケティングのツールとして
使われる。
米国国内でベスト30
米国外(欧州やカナダ中心)でベスト10
を発表する。

最近、一時流行った私費留学も一段落し、熱も冷めた感じなのだが。
それは第一線を退いたからなのでしょうか。
取得して久しく、久しぶりに覗いてみた。

「おー、母校はランキングが上がっているではないか!」
やはり嬉しいものである。

と、いうわけで、興味のないヒトも多いかもしれないが、
リストアップ。

【BW 2006 US Ranking】

* GSB: Graducate School of Business (Administration)
* ( )内名称は、ビジネススクール名

 1. Chicago GSB
 2. Pennsylvania (Wharton)
 3. Northwestern (Kellogg) 
 4. Harvard Business School
 5. Michigan (Ross)
 6. Stanford GSG
 7. MIT (Sloan)
 8. UC-Berkeley (Hass)
 9. Duke (Fuqua)  
10. Columbia Business School
11. Dartmouth College (Tuck)
12. UCLA (Anderson)
13. Cornell (Johnson)
14. NYU (Stern)
15. Virginia (Darden)
16. Carnegie Mellon (Tepper)
17. North Carolina (Kenan-Flagler)
18. Indiana (Kelly)
19. Yale
20. Texas-Austin (McCombs)
21. USC (Marshall)
22. Gerogetown (McDonough)
23. Emory (Goizueta)
24. Purdue (Krannert)
25. Maryland (Smith)
26. Notre Dame (Mendoza)
27. Washington (Olin)
28. Rochester (Simon)
29. Michigan State (Broad
30. Vanderbilt (Owen)

【BW 2006 Outside US Ranking】

 ( )内はビジネススクール名、Location

 1. Queen's (Kingston, Ontario, Canada)
 2. Western Ontario (Ivey / London, Ontario, Canada)
 3. Toronto (Rotman / Toronto, Ontario, Canada) 
 4. IMD (Lausanne, Switzerkabd)
 5. London Business School (London, UK)
 6. INSEAD (Fontainebleau, France)
 7. ESADE (Barcelona, Spain)
 8. IESE (Barcelona, Spain)
 9. York (Schulich / Toronto, Ontario, Canada)  
10. HEC (Montreal, Qubec, Canada)

時給はマクドナルドより低いか?

2006-10-16 | industry
格差社会ゆえ、どの職業が良いのか、という伏線か、
ビジネス雑誌で仕事の裏側関係の特集が最近多い。

 ・週刊東洋経済 「日本人の全給与」 (06年10月7日号)
 ・週刊ダイヤモンド 「原色 仕事図鑑」 (06年10月21日号)

うち、東洋経済では、今までの特集にはなかった、
時給換算をランキングしている。

いずれにしても、おもしろいのは、
コンサルタントが例として挙げられていること。
週刊東洋経済では、

 ・弁護士
 ・医師
 ・公認会計士
 ・税理士

と○○士または○師と「し」が付く以外に、
唯一つかない「コンサルタント」が(高額所得者と想定される職業の)
例に挙げられているのが
「格差社会」を暗示しているものとして興味深い。

さて、話がそれたが、
時給という点に戻ってみよう。

よく、コンサル(または戦コン)の時給はマクドナルドの時給より低い、
と揶揄されるが
「本当にそうか?」が本日の議題。

まず年俸レベルだが、次の通り。

・週刊東洋経済(同69頁)
 「総合系コンサル」の例 
 (「総合系」とは旧監査法人系とあるので、会計系と読みかえる。
   アクセンチュアとか、トーマツ = 今でも監査法人系だが、など)
 
 ・アナリスト    (新卒入社) : 450万円~
 ・コンサルタント (20代半ば) : 650万円~
 ・マネジャー   (30歳前後) : 900万円~
 ・シニアマネジャー       : 1500万円~
 ・パートナー   (30代半ば) : 1800~2000万円

  【コメント】
   私の経験則からしても、新卒・プロパーであればこんなもの。
   ただし、中途は、前職給与が前提となるため、入社初めは若干異なる。

・週刊ダイヤモンド(同38頁)
 「戦略系」の例 
 
  ・コンサルタント : 600~1500万円
  ・マネジャー   : 1500~2500万円
  ・パートナー   : 3000万~1億円
  (業績連動給: ここでいう業績連動とは、ファームの業績以外に、
          個人のパフォーマンスも含まれる)

  【コメント】
   これも私の経験からして、こんなものだと思います。
   コンサルに開きがあるのは、アソシエートクラス(コンサルの下)も
   入っているからでしょう。

さて、いよいよ本題。
どのくらいの時間働いているのか?
週刊ダイヤモンドには、出所が不明であるが業界の週平均就業時間が
男女別で出ている。
   
  ・男性:45.0時間 (5WDとして、 1日平均9.0時間
  ・女性:33.7時間 (同6.74時間、やはり男性より少ない)

また、週60時間以上働いている人の比率は

  ・男性:17.6%
  ・女性: 6.1%

と以外と少ない。

ちなみに、構成比率と構成比率は:

  ・男性:58.9%、46.9歳
  ・女性:41.1%、40.7歳

と以外に女性が多く、共に年齢が高い。


あまり参考にならないと思うので、
極端論法で考えてみる。

1日24時間、ぶっ通しで働いたとして、

 24時間 x 365日 = 8760時間
 一番忙しいと思われるコンサルタントの年俸が700万円とすると、
 時給は、
 700 ÷ 8760 = 0.0799万円 = 799円

で、マクドの時給とトントンだ。

一年中、寝ないで働くことはまずあり得ないので、

1日5時間睡眠を続け、週6日、働いたとすると・・・

19時間 x 25日 x 12カ月 = 5700時間
700 (戦コンの例)        ÷ 5700 = 0.1228万円 = 1228円
650 (会計系の例)       ÷ 5700 = 0.1140万円 = 1140円 
450 (会計系アナリストの例) ÷ 5700 = 0.0789万円 =  789円

となり、マクドの時給より高くなる。

(会計系アナリストの場合、低くなるが、アナリストでこんな働き方はまずない、
という前提に立っている。
仮にあったとしても少数派であるし、マクド等の相場時給800円より20円弱
低いに過ぎない)


もう少し上のランク、例えば、
1500万円のマネジャークラスを同様に考えてみると

 1500 ÷ 8760 = 1712円
 1500 ÷ 5700 = 2632円

となる。
マネジャークラスは、手を動かすコンサルクラスよりも時間は少ないはずだから
(仮に多いとして、24時間働きの例を見ればわかるが)
マクドの時給よりも高い。

よって、
一般的に信じられていた、
「コンサルの時給はマクドより低い」
は「ガセビア」となるのである。
 
最初、聞いたとき、私はそんなことはないだろう、と思ってました・・・


Sony's mylo

2006-10-14 | strategy
Sonyが来年2月中旬に国内販売する新携帯端末。「マイロ」

何でも、米国で先行発売し、好調であったため、国内販売に踏み切ったそうだ。
PSPに風貌が似ている。
メール機能とかはなく、AV、音楽、インターネット閲覧のみ。
これまでのPDAとは一線を画すとしているが、
PSPにないWeb機能を追加しただけの感じもする。

バッテリー問題から目をそらそうとしている戦略に見えなくもない。

せっかく、従来の携帯端末CLIEから撤退したのに、また回帰するの?
それも、前々から指摘されていた特色のない製品に。

市場がSonyに求めているのは、そんな製品ではないとは思うのだけど。


outsourcing, outtasking, incld. IT one's

2006-10-10 | strategy
最近では、戦コンもIT関連のケースをやっているようだ。

その中の一つの話題がコレ。

何を中でするか(インソーシング)、しないか(アウトソーシング)。
元々は、世界で共通するITの保守・運用が元のよう。
人事や会計など、その国々で慣習が異なるものについては、
後発のような気がする。

企画や設計などを残し、一部をアウトソースするものについては。
シスコシステムズが使い始めたのか、
「タスクの切り売り」のような意味合いで、アウトタスキングという用語を
用いている。

失われた10年、日本の企業が業績を悪化させ、
コスト削減に悩んだ挙句、
本業としてすべきではない、競争優位に影響を与えない
補助的業務に関しては、徹底的に正社員よりもコストの安い外部を使うことを
推進してきた。
そのために、SLA(Service Line Agreement)、
品質を確保するために、サービス水準を定めた契約をして外注をしたわけだが、
このアウトソースのマイナス面が浮き彫りになってきている、
というのが現段階であろうか。
コスト低減と引き換えに、

 ・コントロールが効かない
 ・品質の低下が目立つ
(これをSLAで定義しても、効力なし)

が顕著化してきた。

また、

 ・スキルが蓄積されない

ということも問題となってきている。
コア業務ではないから、切り出した訳だが、
「ホントにそれでいいの?」という議論が再燃している
ということであろうか。

いずれにしても、IT業務を含め、どこまでやる・やらない
については、これからも、課題となりそうだ。

Kidzania Tokyo

2006-10-06 | case
キッザニア東京

豊洲ららぽーと内に開園された
子供が実社会(仕事)を体験できるテーマパーク。
実際の企業がスポンサーになっている。
例えば、ヤマト運輸など。

消防士やパン屋、宅配屋、ガソリンスタンド、銀行など。
(医者もあったかな?)
仕事をする=働くことで、パーク内で流通するお金で給料がもらえ、
パーク内の店舗でショッピングや銀行で貯金ができたりする。

企業がスポンサーをするところはディズニーリゾートと一緒だが、
実社会を体験し、お金を稼ぐことの大変さや仕事のおもしろさ
を体感することが売りとなる。

実際、地方の小・中学校の修学旅行に組み込もうとして、
旅行代理店がパックとして売り込もうとしているらしい。
小・中学校は、義務教育のため、
保護者からすると遊びよりは、こういった体験モノが受けるようだ。