戦略コンサルティングの本質

戦略コンサルの本質 What's Strategic Consulting?  一戦略コンサルの個人的見解・徒然日記

technology overrides business model?

2007-02-26 | case
技術はビジネスモデルを凌駕するか?


詳しくは語れないが、
今回のケースのお題目はこんなところ、か?

すなわち、技術(といっても部品とか一部と言ったほうが良い)、
例えば、「業界標準」とかが
企業の「競争優位の源泉」になっている、
というクライアント側の大仮説。
「これ」を取り込む、または活用することによって、
企業は「生産性」を向上させるべし。
というもの。


最初、聞いた時、というか
RFPに当たるものを読んだ時、全く理解できなかった。
「生産性」ってのもあやふやだし、
実際、聞いてみても、ちょっと違う。

それって違うよね、というのが直感というか感触。

確かに、「きっかけ」のようなものだし、
例えば、過去には、
規格に捉われて、思いもよらなかった企業にしてやられて
取り返しがつかなくなったケースとかがあるわけだけど。

要は、それを活用して、
「ビジネスレイヤー」で「どう儲けるか?」だと思うんですけど。


前に居たところだと、
クライアントの言い分を否定する、ってことも
やっただろうし、
そんな言い方はしないにしろ、
もっと「幅広い」視野を持つべきでは?
と提言しただろうに。

この視座の高さを、ボスから教えられた。


今回、クライアントの「視野」または「スポット」は
非常に狭い、っす!

まずこの仮説というか大前提を元に、
論拠を集める、ってやり方にも閉口してます。
ロジック、ないじゃん。

work as "gear"

2007-02-23 | qol
(直訳)歯車のように働く


英語じゃないね、、、
ちなみに、
「馬車馬のように働く」は、
work like a horse、work like a slave
のように言うらしい。
前者はホントか?そのままじゃん!

(最近、Negative Spiralに入って抜け出せず。)
(こんなんじゃ、いかんのだが、仕方なく・・・)


 ・ヒトの出世のために、踏み台となって働くこと

 ・ヒトが評価されるための材料を与えること

 ・そのために、頭よりも手を動かすこと

 ・ヒトに代わって、雑用を行うこと(タライまわしも)

 ・ヒトのために、労力を提供すること

 ・ヒトは、仮説ではなく、つまらぬ「コトバ」を吐くこと

 ・時に、ヒトは、何かを言いたげ、であること

 ・(全部やってよ、と言いたげ?)

 ・(おい、おい、それって何サマ?)

 ・さも、本人は「まとめている」、と思っていること

 ・本人が、それを気づいていないこと

 ・本人は、相変わらずマイペースであること

 ・本人は、本分を果たしていると思っていること

 ・本人は、割り振りをしないこと

 ・勝手に、スライドを作っていること

 ・それは、他に非常にストレスを与えること



こういうスパイラルは、早く抜け出したい。


ここでは、ある理由から許されるかもしれないが、
他では、ハブ(省んちょ)だネ

how to overcome stress

2007-02-20 | qol
こういう業界・職種ではストレス溜まって当たり前。

まあ、経験したことがないと、
この「つらさ」は分かってもらえないんだけど。


前向きではないが、一つの「堪え」(こらえ)方。

今よりも、もっと「ひどい」状態のことを思い出すこと。
そうすれば、「今」を乗り越えられる、って。
「前」を乗り切って、「今」があるんだから。


そう言えば、
あの「最悪」の事態から、もうすぐ1年を迎える。


何かのドラマの台詞で言っていた。

「神は乗り越えられない試練は与えない」と。

そう、祈ろう。

格差社会

2007-02-19 | qol
こんな言葉が流行ってますが・・・

今週号の週刊東洋経済。
「貧困の民」だって。

誰が読む?と言いながら、ついつい。

それによると、
中間所得層(1,000万円前後~600万円くらい、か?)は
一気に「貧困」に陥る場合もあるそうだ。

日経平均が●年ぶりに18,000円台だとか、
今期の実質GDPが●%だ、とか
企業が過去最高益を更新、だとか
世間は羽振りが良いし、
実際、金利も上がっている
んだけど、
なんでこんな話?

それこそが、格差、個人差、ってことなのか。

まあ、あたりを見回した時に、
働くヒトはすごく働くけど、
働かないヒトも、すごく多いよね、
終電間際、ターミナル駅とか
列車の中で、非常に、そう感じる。

世知辛い世の中ですなぁ・・・

this case...

2007-02-14 | case
今回のケースは・・・

今までやった中でも
かなりChallengingかもしれない。

しかし、クライアントが設定した
初期仮説からして、本当にこれでいいのか?

誰も咎められない状況。

そんなんで、戦コンなのか?


構いはしない。
一人は、売上至上主義。
もう一人は、お客さんがハッピーになればいい
と思ってる。
(EMまたはPMの意味を履き違えてるけど)

こんなケースをヘルプする意味は毛頭ない・・


workstyle at the first stage

2007-02-05 | workstyle
proposal with issuesでも書いたのだが、

ケースの進め方には二つある。
特に、開始段階。

で、その差はどこから来るか、というと
過去の所属母体。
(まあ、ヒトにも拠るから、一概には言えず以下は私のケースなんだけど)

やはり旧会計のヒトとは、はっきりいってやりにくい・・・。

 ・提案書を見ると、アプローチしか書いていない
 ・(で、仮説は?)
 ・目的も曖昧

書いた当人に聞いてみると・・・

 ・本人もわかってない
 ・シナリオもない

おい、おい・・・

こんなのが何故ウチに居る?

いくら人手が足りないからって・・・
ウチもダメか・・・

「(契約)取ってから考える」ってホントなんだ・・・

どうやってヘルプするんじゃ??


(後日: 結局、クライアントに会って話し合うまで謎解けず
     おかげで、1週間分悩んで損してしまった。
     結局、元凶は同本人。
     キーワードもクライアント発ではなかったとか。)

headhunting mail?

2007-02-02 | industry
最近、活況?

次々と「同業他社へどう?」みたいなメールが届く。

まあ、これまでの経験からすると、
エージェントもよく相手先の状況、
分かっちゃないこと多い。

(人脈でこちらの方がわかっていたりする。
この「世界」、ホントに狭い!)

「数打ちゃ、当たる」(数打たないと当たらない、がホント)
が彼らのビジネスモデルだからね。

最近、非常に質が落ちているので留意!

記載している年俸水準も2~3割増し。
「おいおい、自らのコミッション込で記載してないかい?」