どの世の中にも、
相場を作りだしている人間がいる。
例えば、
産業材には、
その業界のリーダー(首位企業)が
原材料など、調達部材の値ごろ感を
決定している場合が多い。
所謂、プライスセッターという役割。
とある家電製品の値動きを見ていた、
のは話した通りだが、
そのからの雑感。
特定の領域なのかもしれないが、
その企業が、
値段を大凡、販売製品の5%くらいの範囲、
具体的には数千円のレンジで、
上げたり、下げたりしている動きが見て取れた。
全ての事例を見たわけではないが、
週末の土日、月末というよりは、
週後半の特定の時間帯(午前中)などに
価格を動かしている。
その他の多くの企業は、
その「相場師」の決めた価格から、
プラス、マイナス数百円の範囲で、
価格を自動設定をしている雰囲気。
これでは、
買い手(消費者)の購買行動を分析した上での
値決めというわけではなくなる。
やはり、
売手主導、それも、
相場師が強いのだろうか。