戦略コンサルティングの本質

戦略コンサルの本質 What's Strategic Consulting?  一戦略コンサルの個人的見解・徒然日記

grow?

2007-05-31 | workplace
成長したいよね・・・

近頃、驚くことばかり。

えっ、あそこに移籍したの、とか
えっ、移籍するの、とか。

置いてきぼり?

IGPI

2007-05-29 | industry
Industrial Growth Platform, Inc. 株式会社経営共創基盤

今更ながらではある。
4月3日設立、翌4日の日経新聞、日経金融新聞には公表されていた。
元産業再生機構の冨山和彦氏らOB(CDI:コーポレートディレクションズ出身者多し)が
設立した、民による企業再生支援会社。
当面は20名程度で、近いうちに100名体制にするそうな。
詳細は会社資料PDF
これには、理念から主要メンバー(マネージングディレクター)略歴も記載。

大手企業と中堅・中小企業の間、都市と地方を結び産業の活性化や競争力強化を
担っていくとのこと。

ある転職支援会社には募集がされていた。

一方、本日の日経新聞では、
地方版の産業再生機構設立が政府によって決定したそうだ。
同冨山氏のコメントも出ていて、
「せっかく民で高まってきた再生機運を何故、今更政府がお膳立てする」といった
否定的コメントであった。

Google+salesforce.com

2007-05-24 | strategy
この記事によると、
Googleとsalesforce.com(SaaS: Software as a Serviceプロバイダー、
ASPの進化形のようなもの)が提携の話し合いをしているそう。

そう言えば、昨晩、Googleの特集をやっていた。

Googleの強みは、インターネット上の情報をマシンに組んだ
アルゴリズムで自動的に検索し、
役に立つと判断したサイトを上位にランキングするらしい。

このアルゴリズム自体が競争優位の源泉なのだろう。
キャスターはGoogleのCEOに対し、
「どうしたら、サーチ結果上位にランキング(リスト)されるのか?」と
「おとぼけ」な質問をしていた。

 (質問の背景は、
  所謂、ウェブマーケティング(SEO:Search Engine Optimization
  のようなもの)で
  顧客数を飛躍的に向上させた会社があることを合わせて紹介していた。
  屋形船とか、町の印刷工場とか。)

「そんなの、教えるわけないだろう・・」と思いながら、
CEOの返答を聞いてみると、

 「恣意的に人間が判断しているのではありません。
  アルゴリズムにより、機械が勝手に判断しているのです。」

いささか、的外れな感じもするが、上手くそらしているのだろう。
「そのアルゴリズムを組んでいるのは人間だろ」と
思いながら。


それにしても、Googleは中国のビジネス展開において、
政府の検閲を受け入れた、ということも報道されていた。
米国議会で問題となっているよう。
すなわち、情報や報道の自由を却下した、ということ。

具体的には、中国のGoogleで「天安門事件」と入れても
画像が全く出てこないことらしい。

ふーん、という感じでした。

最近の戦コンって

2007-05-21 | industry
ピュアな戦略ケースが少ないってホント?

他はどんなんだろう。

あるクライアントで、進行中の全プロジェクトのリストを
見せてもらったことがある。
(見せて、と言ったのではなく、ケースに関連する拝借資料中に)
あの戦コンの名が!
ケース名は「○○業務改革」。

確かに、マッキンゼーでも
ビジネス・テクノロジー・グループというのがあって、
採用している
ことを鑑みると、
そうなのかなぁ、と思ったりして。

goin' to Thailand 2

2007-05-16 | qol
前回に引き続き。

今回は、所謂、東京の中心にある某所に行ってみた。
初回。
サイトで検索しただけなんだけど。

評価はサイアク。
マッサージ師のぎこちなさから、
やり慣れていないのが明白。

 ・とにかく痛かった → 力まかせ
 ・もみほぐしが、何かぎこちない、単に揉んでいるという感じ
 ・手がベタベタ → 汗かき?気持ち悪かった!!(それに、ヤロウだぜ)
 ・反面、足が冷たい (タイ古式は足も駆使)→ 冷え性?

なんて感じで、開始早々30分も経たないうちに
意気消沈、げんなり。
女性であれば、まだ許せたのかも。

「『対抗馬』にしておけば良かった」、と思うも
時既に遅し。
「チェンジ」システムがあればいいんだけど、
そんなタイ古式マッサージの店なんてないか・・・

ここは、他のサービス(アロマとか、リフレ)もやっているようだけど、
全然、私が施術を受けている間、
誰もお客来ませんでした。

つぶれるかな、この店・・・ 

industry update

2007-05-15 | industry
マイナー系を中心とするファームの動きとか。


エム・セオリー

 シークエッジパートナーズから改名。
 暫く、サイトがなかったようですが、
 探したら、出来てました。
 プロジェクト実績のサイトがあるのですが、
 非常に細かく記載されています。


クオンタムリープ

 元ソニーCEO出井さんが立ち上げたファーム。
 先般の「カンブリア宮殿」で出演した頃にサイトを立ち上げた模様。
 元々はコンサルティグファームというフレコミでしたが、
 技術系のベンチャー支援、ネットワーク構築、という感じのようです。


プロフェット

 日本では流行らなかったと言われるブランド戦略コンサルティング。
 電通が30億円も出資したという同社も、
 東京オフィスが何時の間にか、銀座の雑居ビルから、
 電通社内に移動しています。
 コンサル居るのでしょうか?
 ここのアソシエートパートナーだった人(元インターブランド)は、
 同業のFutureBrandで日本代表をやってます。


日立コンサルティング

 名目は日立グループの「経営コンサルティング」。
 いわゆる日本のHWベンダーがシステムインテグレーターと変貌した後、
 最上流としてコンサルティングとして目をつけたもの。
 F:富士通は、社内コンサルティング部門を富士通総研へ統合。
 N:NECは、ABeamを子会社化。  
 という具合に。
 H(日立)はとにかく海外ITベンダー・ファームを買収、買収、
 という形で他社よりも積極的な形で進めています。
 当然、日本のオフィスも採用、採用で急拡大。殆どがベリポとアクセン出身のよう。
 今までは、ディレクターが一番上のクラスだったのですが、
 いつの間にか、マネージングディレクターが出来てます。(ベリポの呼称ですね。)
 旧PCW(ピーシーワークス)、現ベイカレントのコンサルパートナーだった人もジョイン
 しているようです。この世界、狭すぎます。
 企業再生もメニューに入ってますが、できるんでしょうか?


ケプナー・トリゴー

 KT法を開発。
 ロゴを変えたようです。
 サイトも若干更新か。


インヴィニオ

 アクションラーニングのコンセプトを展開。
 いつの間にか、「エデュサルタント」(Edusultant)という名称が、
 「エデューサー」になってます。知的所有権の関係でしょうか?


ユーフォリンク

 三菱商事出資のコンサルティングファーム。
 ビジネスコンサルティグ(ビジネスインキュベーション)部門は分離し、
 プライマルとなる。
 現在は、ITコンサルティグ主体。
 スタッフサイトを追加。


クレイグコンサルティング

 CSRや組織コンサルティグを中心とする。
 サイトを刷新。


ネクステック

 PLMコンサルティグ。
 最近では、戦略コンサルティング展開を標榜している模様


アンダーナ

 アーサーアンダーセンコンサルティング部門の残党が設立。
 最近、ISI Partnersと社名を変更。
 こちらも、知的所有権の関係か。


ドリームインキュベーター

 既にBCG出身者はごく少数。
 東証一部上場。
 ビジネス雑誌のサービス部門(上場企業中)、平均年収でも上位。
 最近出版された社内のドキュメンタリー書籍は読み応えあり。


インターフュージョン

 元BCG、ベリポの奥井氏が創業したファーム。
 サイトが出来てました。
 

ceased

2007-05-10 | case
一段落。

考えがやっとまとまり。
具体的な方法やこの価格でできるのか、という
不確定性はあるものの仕方ない。

とりあえず、一休みすることにする。

aftermath

2007-05-02 | case
後の祭?

例のケース提案で、
どうしてもいい案が浮かばず、GW後にやることにした。
(期限は翌週末。)
結局、1日に出社し、2日は出ないことにしたから。
(で、自宅で仕事)

Escapism(現実逃避)と言われようが仕方がない。

この間、
いいネタの載った資料がインターネット検索で見つかったという
夢を何度も見るなど、
少々、病的な感じにもなったりした。

さて、どうする?

org strategy?

2007-05-01 | case
恐れていた通り、
GW9連休が取れることはなく、
5月1日に出社することになってしまった。

クライアントからのRFPに当るものを読むと、
前回のケースほどわからないものではないが、
やはり、何をやりたいのかが、抽象的でわからない。

例えば、「目的」の項についても、
「前置き」がずらずらと書いてあって、
最後の二行(用紙はA4版縦、故にホントに短い)で
「○○を目的とする」書いてある。

なんとなく、組織戦略に近い気もするのであるが・・・・。

ところで、組織戦略も昔とは趣を異にしている。

一頃は、
マトリクス組織とか、
グローバル経営とか、
連結経営とか、
ビジョナリー経営(ミッション・ビジョン再考)
なんとなく、「形に囚われすぎた」感じであったが、

今では、
買収防衛とか、
経営統合とか、
不採算部門の整理とか、
より「実を取る」といった、目的や意図が明確になったような気がする。

で、今回はどれに当るのだろう。
ビジョナリー再考に近いかなぁ・・・

まぁ、古い組織なので、仕方ないという気にはなる。


果たして、どう提案しようか悩む次第ではある。