戦略コンサルティングの本質

戦略コンサルの本質 What's Strategic Consulting?  一戦略コンサルの個人的見解・徒然日記

brand portfolio - US vs. Japan

2005-09-24 | strategy
ブランド体系。

日米の違いを考えてみる。
USでは、ブランド体系がサービスとして通用する。
その訳は?

1.買収・売却される

事業ラインが頻繁に売られたり、変われたりする。
その際に似たような事業や商品の再編やブランドポジショニングが必要となる。

2.商品ブランドが多様である

上記1.にも関連するが、商品が「顔」を持っている。
一方、日本では「企業」や「会社」がブランドである。
または、商品ブランドがあっても、「企業」が上位にあり、
「信用」(ブランドプロミス)を担保する。


よって、
今後はわからないけど、日本ではサービスとして根付くには時間がかかりそう。
対自動車メーカーであれば、あり得るかもしれないが。

ソニーをはじめとして、
エレクトロニクスメーカーは商品ブランドを持っている。
だけど、知名度、認知度はまだまだだ。

次の答え、わかります?

1.SHARPのDVD・HDDレコーダのブランド名は何か

2.WOOOは、どこのメーカーのどんな商品のブランド名か

3.東芝の液晶テレビならびにDVD・HDDレコーダのブランド名

@NY

2005-09-23 | workplace
何年ぶりだろうか。
恐らく、5年振り?

まだJetlagが抜けない。
昔はかからなかったのに。
あの頃は、海外に勤務するのも良いと考えていたが、
今は日本の方が絶対いい、と思うようになってしまった。
歳のせい?

あの時、別のオプションが生きれば
このマンハッタンのFinancial Districtで働いていた。
もしかしたら、例の9.11の事件で命を落としていたかもしれない。
人生ってそんなもの?

ちなみに、今回、ハードなスケジュールの仕事でしたが、
Ground ZeroとMetropolitan Museumへ行ってきました。
美術館では、その規模に圧倒された。
もっとゆっくり鑑賞したかったです。

海外にも、ETCのようなシステムがありました。
地下鉄のパスネットは感度が非常に悪かった。
JFKの免税店は最悪でした・・・・

turnaroud of discount store

2005-09-07 | case
小売・流通業のケースを受け持つことになった。

消費者の購買行動や価値観が変わり、
安くても売れるわけではない、高くとも売れる、という
二律相反的な状況となっている。

また、カテゴリーキラーと呼ばれるdiscout storeの複合的施設も生まれ、
競争はかなり厳しくなっている。
立地条件も重要だ。
例えば、TXが開通し利便性の増した秋葉原には、
ヨドバシが複合施設をオープンさせる予定。
萌え系やオタクが集まる同地域に
家族で楽しめる複合施設(ショッピング、ファッション、食事、癒し、そして
大規模な駐車場まで)というのがコンセプトのようだ。

このクライアント、老舗ながら事業が立ち行かなくなっているらしい。
基本的な財務情報を調べて見ると、
薄利多売の旧態依然たる状況が原因のようだ。
他のセクターの有力ディスカウンターと比較しても、
利益率が非常に低い。

さて、この状況をどう打開すべきだろうか。