戦略コンサルティングの本質

戦略コンサルの本質 What's Strategic Consulting?  一戦略コンサルの個人的見解・徒然日記

レアな業界のコンサルティング

2019-07-04 | case
久々の投稿。



この約3カ月間、

(特に、個人にとっての)レアな業界のコンサルティング

を実施させていただいている。



1.素材系の一領域

2.外食の一領域

3.重電機系の一領域



無論のことながらがら、

以前に同様の業界サブセグメントを経験させて

いただいたことはない。



当然、気になるだろうことは、


・顧客から経験を指摘されないのか

・自らも実施する上でリスクとならないのか

という点であろう。



近年では、

戦略コンサルにおいても、

業界の専門性を(特に、上位ランクにおいて)

問われるのかもしれないが、

言い古されたことを

ここでは述べておきたい。



・業界や業務は、顧客の方が詳しいため、聞いてしまった方が早い

・そもそも、知識よりも知恵を重視される

・顧客自らでも実施できるが、マンパワーや客観性補完のために、
敢えて外部(社外)のリソースを使う

などである。


自ら実施する上では、

・1、2週間で(長くともアサイン後1カ月で)業界・業務の知識は補完できる

・例えば、インタビュー等でも
(事前に業種別審査事典
マーケットシェア事典
を使うなど、業界下調べの他、) 
「音」(おん)を頼りに、メモしておき、後で調べるなど、

キャッチアップは可能である。


こうすることで、

クロスインダストリーといった

自らの差別化要因、強みを構築する

ようにはしている