戦略コンサルティングの本質

戦略コンサルの本質 What's Strategic Consulting?  一戦略コンサルの個人的見解・徒然日記

PC不良終焉

2017-01-21 | workstyle
いつ、そうなったのかは不明だが。
動画再生の音声が出ない症状が続いていた。



画像は再生できるのだが、音が出ない。

ネットで調べると、
コーデックが音声フォーマットに対応していないとか、
オーディオ(音声)デバイスが最新でないとか。
全て試したのだが、一向に治らない。

デバイスマネージャーで調べると、
システムデバイスの一つ、
DDP UMDF (Dolby Digital Plus User Mode Driver Framework) Driver に
!マークがついている。
最新版がインストールされているが、
エラーとなり、機能していないようなのだ。



このドライバー、聞いたこともない。

ネットで調べるも、良い情報がない。
音声のみが出ない症状は、少なからず他でも発生しているようだが、
このデバイスに関する情報や、
デバイスを正常に戻す有効な対処法が出ていない。
特に、日本語では皆無である。

英語では、Microsoftのコミュニティにそれらしき情報が追加されていた。
デバイスが格納されているフォルダを掘っていき、
削除した後に、再起動すれば、正常に戻ると書かれていた。
しかし、同様のフォルダが存在しない。
OSによって、特に、Windows8以降は、フォルダ構成も異なるようだ。

通常であれば、
ネットから最新のドライバーをインストールすれば良いのだが、
存在していない。
フリーダウンロードは、
余計なものや違うモノをダウンロードしてしまう恐れがあり、
前回懲りている。
(これによってOSもおかしくなってしまった前回は、
復元ポイントで復旧させた。)



幾つかPC修理ショップも回った。

どこも、HW専門または中心で、
アプリやデバイスの知識は持ち合わせいない。
「フォーマット(初期化)でしか直せない」の一点張り。
そんなのであれば、自分で対処できる。

諦めて、やはり初期化しかないのか、
と思っていたところ、救世主が。

Windows8では、
リフレッシュと呼ばれる、
個人のデータやフォルダはそのままにして、OSのみを再インストールする機能がある。
Officeアプリや
デスクトップにショートカットアイコンができるアプリについては、
再インストールとなってしまうが、
全部をフォーマットして、再度、バックアップしていたデータを戻すよりは、
元通りにする手間が省ける。

準備として、Outlookのメール・スケジュールデータをエクスポート。
Officeは同じPCであれば、何度もインストールできるようだ。
(ネットでその情報を知る。)
実際、プロダクトキーを入力することもなく、
容易に再インストールできた。


果たして、その結果は!!



直りました!!!
いつインストールされたのかもわからない
DDP UMDFドライバーは、跡形もなく消えてました。
(コントロールパネルのシステムフォルダーの中には、
DDP Advance Audioは存在するが、悪さはしていない模様)
Microsoftの自動アップデートで、
勝手にインストールされたのか、わからないが、
いい加減、やめて欲しい。
バグ修正か知らないが、不要なものをインストールするのは。






行政サービスの明と暗

2017-01-05 | workstyle
マイナンバー制度。

自分には関係ない、と思っていたのだが、

自分でしなければならない確定申告において、
住基カードからの切替となった。

通知カード(緑色のアレ)は来ていたが、
カード申請をしなければならないとは!

幸い、ネットで申請ができることに。
この点、今まで行政ではなかったサービス(役務)。
時間は、
ネット申請から発行手続まで、1週間超と、やや長かったが、
準備ができ、近くの区役所まで取りに行くことに。
受取の予約もネットで出来るとのこと。

ただ、年末、
何故か、IDと生年月日を入力してもエラー。
年明けを待つことに。

電話での予約も可なのだが、
いくら電話をかけてもつながらない。
相当混んでいるのか、それとも、単なる怠慢なのか、
わからないが、
直接出向くことに。

「ネットか電話で予約してもらわないと、発行できません」
という旧態依然たる対応を密かに想定していたのだが、
それが、なんと!
即座に対応してもらえた。
すぐにマイナンバーカードを発行してくれると。
行政サービス(特に中央官庁ではなく、地方自治体)の質は
かなり向上したと感じた。


だが、一方で、縦割行政の悪例も!
カードリーダーにカードを差し込み、
個人認証を受けないと、確定申告の電子申請(e-tax)が使えないのだが、
確定申告自体は、国税庁(NTA、または税務署)で財務省管轄なのだが、
公的個人認証は、総務省の管轄らしい。

個人認証を受けるためには、JPKIという利用者ソフトをダウンロードしなければならない。
既にインストールされていたのだが、新しいバージョンの上書き(アップグレード)が出来ない。
結局、サポートセンターへTELすることに(有料)。
30分も状況を説明したのだが、
技術サポート要員と受付が異なり、伝言ゲーム。
結局、マイナンバーカード対応は、
バージョン3でないと対応できないらしい。
しかしながら、そんなこと、どのサイトにも書いていない。

新バージョンを個人認証のポータルサイトからダウンロードするも
結局、上書きできず。前バージョンをアンインストールすることに。
ところが、PCのコントロールパネルから通常のプロセスを経るも
アンインストールできない(アンインストールされました、とメッセージは出るが、
アプリが残ったまま。(再起動しても状況変わらず)


再度、サポートセンターへTELする羽目に。


最終的には、バージョン3へアップデートでき、
e-taxも使えたわけだが、
管轄を跨ぐと、こんなに手間がかかることを
身を以て体験したのであった。