戦略コンサルティングの本質

戦略コンサルの本質 What's Strategic Consulting?  一戦略コンサルの個人的見解・徒然日記

drama 2

2007-03-30 | qol
2007年1~3月期の個人的所感。


「今週、妻が浮気します」

 「夫婦とは何か?」
 コメディの中にシリアスさがあり、
 結構はまってました。

 石田ゆり子って、
 もう浮気妻の
 イメージがついてしまっているのでは?
 
 ともさかりえ が結構いい味出してました。
 ドラマの毎回最後に出てくる「格言」もよかった。
 
 実際にOKWaveってあったんですね。


「華麗なる一族」

 何が華麗かは最後まで分からなかったんですが。
 
 TBSが威信を賭けて制作したのは伝わってきました。
 キャストも蒼々たるメンバーでしたし。
 (相武紗季さんの違ったイメージが見れてよかったです)
 以前、フジTVが開局何十周年で記念制作した
 「白い巨塔」に雰囲気が似てましたが。

 最後に自分の息子であったと判明したのですが、
 それでは、多岐川裕美演じる料亭の女将が
 死の間際に書簡で伝えたことは何だったのでしょうか?
 茶番です。


「ハケンの品格」

 初回見て、つまらなかったのですが、
 途中からまた見始めました。

 おもしろいじゃん!
 視聴率も高かったようですね。
 
 篠原涼子の役作りがはまってました。
 正社員 VS 派遣というテーマも今までなくてよかったです。
 企業が派遣を活用しているという時流にも乗ったのでしょうか。

 ※ちなみに、今妻、ハケン、きらきら研修医は、ブログが原作のようです。


「えらいところに嫁いでしまった!」

 仲間由紀枝が主演じゃなければ、見なかった。
 毎回、展開が同じでストーリーはつまらず。
 キャストでもっていたドラマ。
 さほど視聴率が高くなかったせいか、
 早々、9回か8回で終わってしまった。


 

my boom

2007-03-25 | qol
最近凝ってること。

スーパー銭湯。

家の近くとか、
はたまた車でちょっと遠出とか、
週ごとに違う場所に行っている。

特に、露天が気持ちいい。
屋内と違って、空気の冷たさとお湯の温かさが
非常に心地よい。

これまでは、30分程度で出てしまっていたのだが、
最近は、90分程度粘る。

そして出てからは、マッサージ。
これまで、肩は全くこらなかった性質なのだが、
最近は
「結構、こってますね」と言われ放題。
歳かな・・・

スーパー銭湯、
結構、癖になるかも・・・

after hell

2007-03-16 | case
地獄のような日々が取り合えず一段落した。

これまで数多くのケース、
様々な業界の、規模の顧客に対しコンサルティングを実施してきたが、
今回は、かなりしんどかった。

思い起こしてみて、
これまでも似たようなケースとの共通点を考えてみた。

1.課題整理

  問題を構造化して、課題を抽出する作業。
  コンサルティングでは当たり前のプロセスかもしれないが、
  この問題の量が多い場合と、
  構造化するための方法に顧客がこだわる場合。

  これはかなり紛糾しやすい。
  例えば、数多くのステークホルダーに対し
  インタビューを実施し
  コメントを忠実に再現するとか、
  構造化の階層化を多く要求されるとか、
  論理性に非常にこだわるとか。
  論理もある程度必要だとは思うが、
  課題の構造化、ある軸を設定して分類していくわけだが、
  非常に定性的な紐つけの場合が多い。
  構造上、因果関係が1対1となることも少なく、
  大半は、1対N、N対Nのような関係になる。
  恐らく(立証はできないため)、
  「これが一番効いてくるであろう」という感じで
  構造化する場合が多い。

 
  課題の抽出に当たっても
  「まずは、調べてみましょう」というスタンスではなく、
  「○○は××か?」のような問い(Issue)に対し、
  YESまたはNoという回答(仮説)を検証するためとか、
  課題を解決するための方向づけを明示、確認にするために
  必要とするべき。
  
  構造化自体にクライアントがこだわり過ぎる場合は
  非常につらくなる。


2.事例収集

  何のために事例収集をするのか?
  
  これも仮説検証のために尽きる。
  このことをクライアントがわかっていないと、
  まず、事例としての適合性がわからなくなる。
  そして、事例自体を見つけることができない。

  分類化のため、と主張するクライアントも最悪だ。
  帰納法なんて活用できやしない。
  ベストプラクティスと言われたら、
  最悪極まりない。
  稀少だからこそ、ベストプラクティスであり、
  意味を成す。
  数多く集め、そこから帰納法的に
  最善策を見つけようとしたら、
  どれだけの数をそろえなければならないのか。

  範囲(業界や地域)に関して限定されていれば
  絞りやすくなろうが、
  業界問わず、地域も問わずという場合、
  また、テーマについても定義を広義とした場合、
  最悪である。
  特に、海外も対象となると
  探すにも一苦労。
  海外コンサルも理解させるのが大変だし、
  やりとり、管理が非常に厄介となる。
 

振りかえってみて、
こんな共通点があることを発見した。
  

economies of scale

2007-03-13 | strategy
ここのところ、新聞紙面を賑わせている経営統合。

松坂屋と大丸も。

一頃、バブルの頃も
多角化と、目的は違うが拡大基調であった。
何故か?

株式価値を上げ、買収されるというのもあろうが、
世の中、業界を問わず薄利多売、利益率の低下
というものがあるのではないか。
だから、量で相殺しようとしている。

デジタル家電の世界、プラズマテレビや液晶テレビで
次々と設備投資を繰り返す松下電器とシャープは
まさしくこの一例。
少ない利ざやを量で稼ごうとしている。

ファブレスや水平分業が広まったエレクトロニクス業界のように
簡単な、誰でも真似できる組立産業は
利益率が低い。
松下電器もやっと営利率で5%をクリアしたばかり。
一方で、自動車や鉄鋼のように
高度な組立技術を要する場合や素材産業ではもっと利益率が高くなる。

いずれにしても、
欧米企業と比べると日本企業の利益率は低い。
何故か?

一説には、
日本企業は多数の事業部を抱えており、
連結で見ると「足を引っ張る」事業が必ず存在する。
欧米は、よりドラスティック。
業績が悪ければ売り払うし、
注力したい企業があれば買収するし、
その後必ずと言っていいほど
Down Sizing(リストラ)を実行する。
事業部を解体して売り払うことも厭わない。

さて、日本企業は
経営統合で単に規模の経済を狙うだけではなく、
今後は非効率な部分を整理していけるのだろうか。

time flies

2007-03-09 | qol
時の流れは速い。

彼是2年。

今日は万難を排してでもという意気込みであった。

皆出世してるなぁ、という感じか。

反面、やはりもう自分とは違うのかなぁ、という
一種の悲しさも。

あの頃がなつかしくもある。
でも、もう返らない。