倉野立人のブログです。

日々の活動を みなさんにお伝えしています。

〈時間は過ぎて〉

2012-03-11 | インポート
3/10 Sat.  [ クラちゃんの起床時刻 5:55 AM ]
名実共に春を迎え・・・たハズのこの日、昨夜来の降雪で、周囲は雪景色となりました。ちょっとした 「 寒の戻り 」 です。
それでも、今は卒業・卒園の時期、私の住む地域にある保育園でも、卒園式が行われました。
周辺に新興団地を抱えるこの園は、少子化はいずことばかり多くの園児を抱え、この日も30名を越える卒園児が立派に卒園証書を受け取っていました。

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この保育園では、卒園証書を受け取るために登壇した際、卒園児ひとりひとりが 「 将来の夢 」 や 「 保育園で、できるようになったこと 」 を、みんなの前で元気に発表します。
今年のテーマ?は 「 保育園で、できるようになったこと 」 です。
「 折り紙が作れるようになりました!」 とか 「 手あそびができるようになりました!」 とか、みんな胸を張って、自分ができるようになったことを発表、大きな拍手を受けていました。
その後〝アトラクション〟として、その 「 できるようになったこと 」 を実際に披露してくれ〝手あそびグループ〟は、いつか経験したことのある「 ♪ おちゃらかホイ 」 を演じてくれ、ヤンヤの喝采です。

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いずれにしても、親のヒザから離れようとしなかった我が子が、保育園生活を通じて立派に成長し、卒園という大きな節目を迎えたことに、保護者をはじめ、保育園の関係者や、招かれた私たちも感慨を共有し、おゆうぎ室 には 温かな時間が流れていたのでした。
この子たちは、生まれて 6 年が経過し、この日の卒園を迎えました。
また〝あの震災〟からは 1 年が経過し、現在に至っています。
目出度(めでた)かろうと、悲しかろうと、時間は否応(いやおう)なしに過ぎていきます。
それはときに無情でもあり・・・。
すべての者(物)に平等に流れる〝時間〟
過ぎゆく時間の中で、私たちは精一杯に生き、それぞれに、それなりに「歴史」を刻めるよう、歩んでいきたい、と思いをいたすところです。