倉野立人のブログです。

日々の活動を みなさんにお伝えしています。

〈がんばろう!共に〉

2012-07-08 | インポート
7/7 Sat.  [ クラちゃんの起床時刻 4:50 AM ]
この日、有志の手による「震災復興支援〝祈念〟講演」が行われ、及ばずながら運営のお手伝いをさせていただきました。
私はこの頃、縁(えん)あって、地域活性化などあらゆるジャンルで精力的に活動される M さんと協調させていただいています。
その M さんが、多様な活動の中で、さきの震災復興に心を砕かれ、やはり震災復興支援に力を注ぐNPOを介して、宮城県議会議員の斉藤正美氏と縁をもたれたものです。
ご案内のとおり、さきの震災から1年と4ケ月が経過しましたが、市民生活の面では復興が進捗したとは言えないそうで、その辺りの〝現実〟を改めて知ってもらうと同時に、今後も息の長い支援の必要性の意識共有をしよう、というものです。
午前中は、篠ノ井公民館で講演がされました。

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イトルは 「 篠ノ井から熱いエールを がんばろう石巻 」 です。

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会場では〝あのとき〟のVTRが流され、参加者のみなさんは、災害の大きさを改めて実感していました。

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その後、地元で、まさに粉骨砕身に取り組みで災害対応・復旧支援に取り組んだ斉藤氏の体験談が語られ、住民の苦しみと頑張りが披瀝され、生(なま)の声としてみなさんの胸に落ちていったのでした。

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その後、熱心に被災地支援に汗を流しておられる、NPO 「 ほっとけない 」 の野口氏から、これまでの、そしてこれからの支援の在り方について、かみ砕いた話しがされ 「 支援はまだまだこれから 」 の感が共有されました。

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篠ノ井にみなさんは、改めて石巻に足を運び 「 できること 」 をしたい、という思いも抱いておられるよう、この日の講演を契機に、気運がさらに高まることが期待されます。

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その後、ワタクシ講師両氏の運転を承り、一路「しなのき」に向かい、午後の部にに臨みました。
こちらのタイトルは 「 がんばっぺちゃー石巻 」 ・・・方言に親しみを込めてエールを送ります。

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こちらの会場は、くだんのMさんをコーデネィターに、支援の在り方、女性の視点での、例えば避難所での課題など、多岐に亘る意見交換がされていました。

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会の終盤には、被災地支援という共通の意識で、会場は一体となり、〆として、みんなが輪になって 「 ふるさと 」 を歌い、和やかなうちにお開きとなりました。

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息の長い被災地支援には、肩ひじ張らず「できること」をそれぞれが考え、共通認識のうえにたって地道に行うことが肝要と申せます。
そのうえで、例えば行政には、前例にとらわれない臨機応変な対応が求められるとことであり、ここでも官民が同じ目的意識で臨むことが求められてきます。
この講演を通じて、みなさんが改めて被災地に心を運び、これからも息の長い支援が継続されることを期待し、私の立場でも「できること」を模索していこう、と思いをいたしたところです。

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