10/7 Mon.
同じまちに暮らし 親交のある氏と意見を交わす機会がありました。
くだんの氏(Tさん)は、非常にポジティブな思考回路の持ち主なのです。
ご自身のこれまでの人生航路の中でも、座礁したこともあり、難破したことも度々あったそうです。
一時(いっとき)は、自分の意思と現実がかみ合わず、うつ状態に陥ったこともあったそうですが、しかしTさんは、それら数々の困難も、彼独特の“哲学”によって乗り越え、現在に至っているそうです。
キーワードは「やるっきゃない」
不遇なとき、また何か迷いのあるときは、結果を恐れ「足」が止まってしがいがちになるところですが、そんなとき、イヤ そんなときだからこそTさんは、自らを鼓舞し、自らに「やるっきゃない!」と言い聞かせながらこれまでを歩んできたそうです。
なにいう私も、かつて挫折感に苛(さいな)まれたうえ、今後の方向について迷いに迷っている中、Тさんに「クラちゃん、やるっきゃないぜ!」と 力強く背中を押してもらったのでした。
そんなТさんは今、生業を営む傍ら サイドビジネスとして マネージメント業に取り組んでおられます。
ジャンルを厭(いと)わず、さまざまな方のさまざまなニーズに応えてサービスを〝ほぼ原価〟で提供し、喜ばれているとのこと。
何よりТさんの強みは、自他共に認める「人脈」でしょう。生業の中で培われた 多種多様な方々とのネットワークが、前述の「さまざまなニーズ」に応える〝生きたツール〟となっており、Тさんの人柄を知る方々が 陰に陽に手を差し伸べてくれ、もって「喜ばれる」原資になっているそうです。
この日は、厳しかった選挙を振り返ったりしながら、よもやま話しに花が咲いたところですが、そんなこんなを経て出された結論が「これからも協力し合って、いずれ みんなの助けになる、みんなが喜んでくれるような「行動」を興(おこ)そう!」というものでした。
さまざまな話しを交わすうち、私にもТさんにも「地域を元気にしたい」とか「地域のみなさんの笑顔が見たい」などの〝地域活性化〟を実現したいとのイイ意味での欲求(思い)のようなものを抱いていることが再認識されたものでした。
そこで今後は、それらの思いのベクトルを共通の方に向け、何らか みなさんが喜んでいただけるような行動を興してゆくことで一致したところです。
具体的な内容については まるっきり白紙状態ですが、考え方については「以心伝心」みごとに一致した中で今後に臨んでゆくこととして、この日は固い握手を交わして別れたところです。
いずれ二人で「やるきゃない!」と 立ち上がる日を期して。
☆珍車?名車?
市内を歩くうち、信号待ちの車列の中に「!」のクルマを発見しました。
スズキ ジムニーの、ピックアップタイプです。
ジムニーといえば、軽のRV車の人気車種として知られ、海外でも「ベビーG(ベンツのGクラスのミニ版)」として ヘビーユーザーを抱えるほどになっていることは知っていましたが、それの ピックアップがあるとは。
ネットなどで調べると、このジムニーピックアップは「ジムニートラック」としてオーストラリアからの逆輸入のような形態で販売されたことがあるものの 現在は出回っていないようで、この日 目撃されたものは いわば〝幻のジムニーピックアップ〟といったところでしょうか。
「古くて新しい感じ」を醸し出しながら、半ば驚きをもって見送る私の熱視線をよそに、くだんのジムニーピックアップは、颯爽(さっそう)と去っていったのでした。
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