ゲーム理論的に言って、強者と言うのはA社の事。定価販売が支配戦略であり、B社はA社に追従するしかない状態(この点でB社の支配戦略も定価販売。)。B社は値引きをしようものならば自己の利益を犠牲にしてもA社の客を引き抜く事が出来ない。逆にA社も値引きによってB社の客を引き抜けない。引きぬけてもコストの方がかかり過ぎてしまう。
だから必然的に双方共に定価販売となる。一番最悪なパターンはA社が値引き、B社が値引きをする事。この場合、体力勝負となるが、B社は赤字となる為、いずれ滅びる。しかし、B社は定価販売を行う事により、客の流出はあるものの、利益は黒字をキープできるので、対向値引きはしない。よって、値引きが無いブルーオーシャンが出現する。こんな状態の株を変えたらいいと思う。
もしくは、リアルに生かさず殺さずに競合を据え置いている状態が良い。
これだと、B社は防波堤と食糧貯蔵庫のような位置づけになる。有事の際は値引いてB社の客を食い、B社は赤字続きでいずれ倒産。有事で無い場合でも利益は殆ど得られず、肥えるのはA社のみ。
ゲーム理論にもう一次元加えられたら面白いかもね。3Dオセロ見たいな感じで、もっと多面的に分析できるかもしれない。
読書は、著名な専門家を自分の前に招いて、講演をさせるようなものだと思う。
その点において、費用対効果は抜群である。
1回の公演に参加するだけでも5000円-30000円近くとられる。
講演の長さも3時間程度が良い所だろう。
それに比べて、読書は、本によるが1000円-3000円程度で済む。
時間も3時間から30時間程度か、非常に厚い。
こう考えると、単に情報を取得すると言うだけであれば、5倍から100倍程度、読書の方が廉価だと言える。ただ、講演の場合は生の臨場感があるから、その分、感覚的に得られるものもある。後、質問等をする事によってより情報を取り込む効率を上げる事が出来る。この点が講演の良い所か。
読書、考えてみれば凄い事で、例えば2000円程度の書籍を500冊買うと100万にしかならないが、これは著名人から数時間に及ぶレクチャーを五百回受けるに相当する。これらから得られる情報価値は数10倍以上あると思う。一生涯で換算すれば5000万は下らないだろう。そのくらいの価値を産出出来るはずだろう。
キャッシュリッチ企業はインフレに弱いかと言われれば、そんなに弱く無い。
財務面での弱さはピカイチっぽい。ただし、資産を現金以外で持てば良いだけの話なので、定期、国債、投資等に振り分けてしまえばプロテクトは可能。となるとあんまりインフレと関係が無い?のかもしれない。ただ、残念な事にインフレを良く知らない経営者が含まれている可能性がある。付合い先の金融業者が教えて上げれば良いんだけどそうされなかったらいつまでも現金が野ざらしになる可能性がある。インフレのたちが悪いのは名目値は変わらない事。だから損失はPLに乗ってこない。まぁ、キャッシュリッチでも安泰とは言えないかもしれない。
一方、インフレで一番きつい目を見るのは短期負債で生きている会社。頻繁にロールオーバーするので都度、インフレ分が上乗せされて返済しないとならない。逆に長期負債で生きている企業は借換時期までは安泰。その後が苦労と言う感じか。
フロー面に関しては基本的には自己資本比率の高い所が強い。負債の多い企業はインフレに伴い自動的にWACCが上がる。すると、損益分岐点が上昇し、価格競争をしにくくなる。勿論、資本比率の高い企業も資本コストも上がると思われる。が、増資でもする気が無い限り、投資家がただ流通市場で当該株にディスカウントをかけるだけなので経営者側には関係が無いかもしれない(特に同族企業)、残念ながら投資家の立場は総じて弱く、経営者側の経営判断に影響を与える程では無いと思う(と、一個人投資家の観点から感じる)。
財務面での弱さはピカイチっぽい。ただし、資産を現金以外で持てば良いだけの話なので、定期、国債、投資等に振り分けてしまえばプロテクトは可能。となるとあんまりインフレと関係が無い?のかもしれない。ただ、残念な事にインフレを良く知らない経営者が含まれている可能性がある。付合い先の金融業者が教えて上げれば良いんだけどそうされなかったらいつまでも現金が野ざらしになる可能性がある。インフレのたちが悪いのは名目値は変わらない事。だから損失はPLに乗ってこない。まぁ、キャッシュリッチでも安泰とは言えないかもしれない。
一方、インフレで一番きつい目を見るのは短期負債で生きている会社。頻繁にロールオーバーするので都度、インフレ分が上乗せされて返済しないとならない。逆に長期負債で生きている企業は借換時期までは安泰。その後が苦労と言う感じか。
フロー面に関しては基本的には自己資本比率の高い所が強い。負債の多い企業はインフレに伴い自動的にWACCが上がる。すると、損益分岐点が上昇し、価格競争をしにくくなる。勿論、資本比率の高い企業も資本コストも上がると思われる。が、増資でもする気が無い限り、投資家がただ流通市場で当該株にディスカウントをかけるだけなので経営者側には関係が無いかもしれない(特に同族企業)、残念ながら投資家の立場は総じて弱く、経営者側の経営判断に影響を与える程では無いと思う(と、一個人投資家の観点から感じる)。