資産1000億を目指すブログ

2065年までに1000億目標。株式投資についてつらつらと。誤字脱字錯誤に計算間違い多数。補正・修正は読み手側でして。

新興国投資は儲かるのか。

2010-11-13 09:57:31 | 投資日記


ジムの本を読んでいる。この人は中国投資に滅茶苦茶強気だが、本気なのだろうか…?中国が成長するのはすると思うが、別に他の国でも(時期により)儲かる投資は幾らでもあると思うのだが(と言いつつ国内偏重ポートフォリオしか持ってない私は一体…)。中国のGDPは頑張っても50年後に今の10倍程度(米国と拮抗する位)でしょう。たかだか半世紀後の10倍の為に、倍額以上のプレミアム付けて買うなんて事になって無いでしょうねぇ…詳しくは知りませんが、その程度であれば日本でも十分可能でしょう。5%で資金を50年間回せば11倍になるんですからね。この程度の利回りであれば無成長、縮小均衡下の経済でも全然行けるレベルでしょう。


で、新興国投資は儲かるのか、本当に成長に乗れるのか。もっと厳密に言うと、投資した資金は高収益の波に乗って成長してくれるのかどうか。こんな言葉が頭をよぎる。

国が成長しているからと言って資本が成長しているとは限らない。これは一般企業と同じで、国外から資本が馬鹿みたいに流入していれば、当たり前の事だが、国内の資本量が増加し、それらを固定資産等に投資する事で成長する事が出来る。仮に、資本の利益率が低かったとしても、大量の資本があれば成長率は稼げる。

焚火の様な低温度の非効率な熱媒体でも、数が集まれば物凄いエネルギーになる。逆を言えば、大きなエネルギー(中国の成長率)は実は非常に大量の資本投下の上に成り立っているのかもしれない。貴方の資本は蒔きになっていませんか?

特に、高PBRな企業。PBRは資本圧縮機ですよ。例えばPBR3倍では既存資本100と貴方の資本300を交換している事になります。初っ端からすっぱ抜かれてませんか?低ROEも同じです。低ROEで馬鹿見たいな成長を望んでいませんか?長期的に低ROEで成長するにはビジネススキームを大幅に変更する必要があります。後、有閑資本がタンマリとあり、資本回転率を上げる必要もあります(しかも長期で考えればいつか有閑資本も尽きる)。