要となる智を継ぐもの

株式投資についてつらつらと書くブログ(走り書き)。誤字脱字錯誤に計算間違い多数。補正・修正は読み手側でしてください。

日本人こえ―

2010-11-06 13:16:33 | 投資日記
投資とは全然話変わりますが、、後、私はあまのじゃくな事しか言わないので、一般の方はかなり不快に思うかもしれませんが、、

釣り船事件見てて思ったんだけど、日本人ってこえ―。やってる事言ってる事が中韓の国民と変わらないんじゃないだろうか。そのうち渋谷あたりで中国旗を燃やし始めるんじゃないのだろうか。そして話が拗れて、中国側が優勢になり、国民が軍国を望むようになり、軍部がクーデター起こしてなんて動きになるのでは?また軍国化?みたいな。そう言うポテンシャルを感じる事件だと思いました。

なんで、もうちょっと客観的な目で双方共に見れないものなのか。政治はトランプ、勝てば官軍負ければ賊軍、正当性は国力の強さによって歪められる。と言うか、正当性は無いに等しい。釣魚島でも尖閣諸島にもどちらにもなりえる。人間の縄張りに絶対的な正当性なんてない。自然に勝手に引いた勢力図なんだから。

まぁ、中国はむかつく。国民としては当然の反応だろう。が、もうちょっと冷静な目で今後の成り行きを考えた方が良いと思う。なんだかねぇ。感情に任せて反応してるだけじゃ、小学生と変わらんじゃないか。戦後にマッカーサーが「日本人は12歳だ」とか言ってたが、そこからロクに成長していないようにしか思えない。他人のふり見てわがふり直せだと強く言いたい。

そんなこんなで、嫌中が広がっているけど、そのうち共通の敵(例えばロシアが超強大になった場合とか)が出て来たら協調し始めたりするんだよね。んで、政府側は友好ムードを醸し出し、メディアも同調し、国民もどんどん友好状態に、親日親中が始まると。

これは台湾と韓国の日本に対する態度に似ているね。韓国は日本大嫌いだけど、台湾は日本大好き。どちらも同じ植民地(こう言って良いのかは分からないが)だったのにね。結局、上の態度次第で国民は操られるって感じなんじゃないのかねぇ。いや、世論が一番強いとはおもうものの。。ね。。


以上、政治は全く分からない素人の戯言でした。

PBRの価値はどこで発現するのか。

2010-11-06 09:27:38 | 投資日記


PBRの存在意義は企業価値の下限が知れるってところなんですが、本当に意味があるのでしょうか。PERやROEは役割がはっきりしていますが、PBRの場合は、そうでもない。確かに役割らしい役割はあるものの、その実現の頻度は低く、超えるべき壁も高い。

PBRが低い事は良い事だ。これは確かにそうだと思うけど、ではどう言う時にその利益を享受できるのか。そこで考え付いたのが下記の3点。

①当該企業はただちに解散した場合
いわゆる解散価値がプラスである可能性が高い。低PBRであればあるほど、この可能性は高い。

しかしながら、二つの問題点がある。

まず、資産構造によっては解散価値そのものが無い可能性がある。だから低PBRであっても、売却損の出やすい資産構造であったならば、資本は残らない。解散価値は残らない。

同じく、ただちに解散されなければ意味が薄れていく。長期で見れば全ての物事は流動的である。資産構造に関しても同じ。今は価値の出やすい資産構造でも、10年後も同じとは限らない。金があるから新しいビジネスでも、と始められ、大失敗を犯されればその分資本は吹っ飛んでいく。

②遊休資産を株主配当に充てた場合、多額の還元が得られる
これは確かにあるが、これも資産構造によって随分と変わってくる。特に、遊休資産の売却に際して特損を足した場合、配当をするかと言えば、おそらくしない。そんな無意味な投資をして、売却損出して金を返すような事をしていれば、株主から経営センスを疑われるだけ。だから、そんな事をせずに、水面下で遊休資産の消化(償却)をしていく道を選ぶ。遊休資産中の現金同等物の比率が高いのであれば、まぁありえなくはない。

さらに、基本的に配当は年間利益をベースに出すものであり、それを超過する配当はあまり聞かない。以前統計データで提示したけど、それを見た限り、そのような事を行っている企業は皆無であった。ただ自社株買いに関しては分からない。あれは突発的に数年分の利益を使ってやる会社も結構多いから、まぁ、やる可能性は高い。その意味では、原資になるかもしれない。

なので、還元原資として考えられるのは、資本簿価と時価総額のギャップか、現金同等物の量のどちらか低い方が、自社株買いを通して行われると言うのが一番妥当な還元なのかもしれない。とはいっても、自社株買いによる還元はは配当のそれに比べると全体として数分の一程度しかないのが実情ではないかと思う。

③不況期における増資耐性、倒産耐性
これは、低PBRと言うよりも、自己資本比率による影響の方が多いかな。



こう考えると、PBRっていうのは、何か意味があるのだろうかと思わざるを得ない。市場が完璧に機能してて、企業がしっかり還元してくれるのであればまた話は別なんだろうけど、今の日本にはそれは望めないんじゃないでしょうかねぇ。それいったらPERも意味なくなりますが。