現代ポートフォリオ理論も良いけど、もっとアナログに産業複合体的ポートフォリオ理論っていうのもあったら面白いのになぁと思う。もっとマネジメント的な、持ち株会社的な感じで管理するっていうのかなぁ。
ポートフォリオって無機質で株価に紐づいたリスクとリターンのみの概念しかないけど、実際の所は、その株それぞれが企業の自益権なり共益権なりを持っていて、さらに取締や社長の先には企業と言う膨大な人員と資金を融合したオーガニックな組織があるのであれば、別に、投資家は、投資家のようにふるまわずに、むしろ持ち株会社のオーナーのようにふるまったほうが良いのではないかと。。。
確かに、配当を得る以外はほとんど発言権が無い飼い殺しの状態ではあるものの、気分だけでも味わえたらなぁと思う。
いうなれば、投資家は持株会社のオーナーであり、小さな総合商社であり、産業複合体の管理者であると言えるのではないだろうかと…。
まぁ、何か変な方向に話が行きそうですが、例えばポートフォリオを一つの会社としてみなし、どれだけのアウトプットがあるのかを見て、○×部門の売上はこれだけあって、△□部門の売上はこうだから今期はこう、原価はこう、利益はこう、そのうち配当はこう、今後のシナリオはこんな感じ、で、産業間のリスクヘッジはちゃんと出来ているのかとか、色々見てみると面白いんじゃないかなぁと。
だからどこどこの株を買ったとか言うよりも、「どこどこの企業を海運部門に据え置いた」とか自称して、「うちは各企業独立採算制でやらせてます。さらにはほぼすべての権利を付与しているので我々は自益権しかもってませんがね、しかも社長にあった事無いし、ワッハッハー」みたいな感じで言えたら面白そう。
そう考えると何か企業と言うよりは、盆栽みたいな感じだね。こっちのこは枝が伸びすぎてるからちょっと切って、あっちの子は根の張りが悪いから栄養剤を少しやって…みたいな。ほーっほっほっほ。
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