野球人生終結？一転プロ入りを果たした今浪選手について

高口選手の次に書こうと思っていたのが、今浪選手です。
しかし、翌日にお気に入りの飯山選手の背番号４の変更の報道に嬉しさが溢れてしまって・・・・（＾＾；）

大学卒業後は、野球諦めて普通の会社に就職しようと思っていたはずが一転、念願のプロ入りが叶ったシンデレラボーイ。
こういう選手には頑張って欲しいと思いつつも、実はこの選手の獲得意義が見出せなかった選手でもあります。
遊撃には将来有望な陽選手や尾崎選手がいますし・・・強いて言えば陽選手が１軍に上がった時に尾崎選手の競争相手が必要かなぐらいでしたけど。

今浪選手の今年の契約更改は現状維持の７２０万。
ドラフト指名巡も７巡目で即戦力と言うより２、３年後に１軍戦力になればというスタンスだったようで、今年はキャンプからずうっとファーム暮らし。
２軍での成績は

80試合、打率.280(232-65)、１本塁打20打点２盗塁。

尾崎選手との併用化と思いましたが若手を育成するチーム方針から優先的に出場機会を与えられましたね。
その期待に応えて規定打席に１打席足りませんでしたが、打率.280は立派だと思います。
大学４年春、秋連続の３割を残した実力を示しましたね。
長打力は無いが、コンパクトにミートする好打者タイプで、まだまだプロの球に力負けしている感がありなど、物足りない印象でした。
好打者タイプに求められるのはえてして足の速さなんですけど、実際スピードはあるのかも知れませんが、悲しいかな成績は盗塁２（失敗３）とかなり物足りなかったですね。
もし足があるのならもっと積極性が欲しいところです。
遊撃守備に関しては、ファームレベルなら合格点を与えられます。
確かに９失策が示すとおり安定感がまだまだですが、フットワークを中心とした守備技術はなかなか高いものを見せてくれました。
気になったのが思ったより肩が強くないなあという印象です。
並レベルなんだと思いますが、陽選手の強肩ぶりを観ているせいか、どうしても物足りない印象でした。

今年の集大成であるフェニックス・リーグで右肘の靭帯を痛めてリタイアしてしまったので秋季キャンプはリハビリの日々になったのが少々残念でした。

今年はプロでレベルに慣れる１年だったと思いますので来季が１軍昇格へ向けての大事な年になりますね。
守備は元々センスがありますから、場数を踏めば、安定感はおのずと増していくと思いますで、課題はバッティング。
現状の１軍戦力になるためにはと考えると、もっと強い打球が打てるようにバッティングをを磨きつつ打率を挙げていって欲しいですね。
足が使えないのなら尚更です。
最低でも３割。
そしてプロにもとめらるのはチャンスに強い打撃が出来るようになれば・・・。
２年目の飛躍に期待です。

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