ぼやきのキョロ兵衛・私的日ハム道

北海道日本ハムファイターズを中心とした日々の思った事をつぶやいています。

ドラフト最下位指名から、クリーンナップにのし上った工藤隆人!!

2007年12月09日 00時25分22秒 | 選手評価
昨年、ファームから見事に1軍に定着して活躍した選手と言えば、賢介、稲田、飯山、鶴岡選手でした。

今年、ファームから見事に1軍に定着してブレークした選手は、6日に書いた小谷野選手と、そして工藤選手ですね。
今年の6月18日に1軍登録されてからの活躍ぶりには正直驚くばかりでした。
まさかここまで来るとは・・・・。

思い返せば、05年の日本ハムの最下位指名となる9位指名でJR東日本から入団した工藤隆人選手。
思えば、この選手の指名が最下位だったのは他の球団からマークされていなかった事が大きいと思います。
逆に言えばスカウトの眼力の凄さでしょうかね?

阪神の韋駄天・赤星選手の後輩で、小柄な体格、快足を使ったプレースタイルがそっくりな事から赤星2世というフレコミで入団。
ただ、ドラフトの指名順通りに赤星選手みたいに1年目から1軍という訳には行かず、ファーム暮らし。
ファームでは83試合に出場して14二塁打5三塁打15盗塁と武器である足をアピールすれば6本塁打と予想外の長打力も見せました。
一方で、その長打力を当てにするあまり、ポップフライが目立ったのが不安材料だったんですけど・・・。
それを徐々に改善させて行ったのが2年目でしたね。
長打力が減った代わりに打率は3分(.255⇒.282)上昇させました。
特にシーズン終盤の活躍は目覚しく・・その秋のフェニックス・リーグでも打率.361、7盗塁と絶好調で、今思えば、今年の活躍はこの頃から予感させるものがあったんだと思います。
しかし、今年の秋春季キャンプはルーキー金子洋選手、才能の開花が期待される糸井、川島選手にチャンスが与えられた為、工藤選手はファームスタート。
それにもメゲずに黙々と自分を鍛えて力を蓄えていた感があります。
シーズンもファームスタートでファームでも控えに甘んじる日々が続きましたが、ファームレギュラーの1軍昇格や故障で回ってきたチャンスを見事にモノにして6月18日の1軍昇格直前ではイースタンの首位打者になるほどに。
1軍デビュー後から1ヶ月は安打製造機なみに打ちまくるなど凄まじい活躍でチーム首位に大きく貢献しましたし、その後も2番に座ったり、クリーンナップの一角の5番に入る事があるなど、貴重な戦力として活躍しました。
シーズン終盤、クセや打球の方向が研究されるなどして成績は落ちましたが、終わってみれば、

72試合 打率.288(215-62) 0本17打点 9盗塁

実質1年目で見事な成績を残しました。
この成績により年俸は1030万アップの1800万に。
本人は不満のようですし、個人的にも2000万まで行って良いのでは?と思いますが、シーズンの半分しか出ていない事があまり評価が上がらなかった原因なのかもしれません。

来季は監督が代わった事でレギュラー争いは白紙だと思いますので厳しいレギュラー争いになると思いますが、今のプレースタイルを更に極めて行って欲しいと思います。
3割30盗塁を目指して欲しい所ですね。
工藤選手の来季の活躍を楽しみにしたいと思います。

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