ドラフト指名選手寸評第4弾は、2巡目指名の榊原諒投手(関西国際大)です。
中京高校では甲子園に出場し、卒業後は名門。三菱自動車岡崎に進むなど順調に野球生活を送るも、同社の不祥事でチームが半年で休部になりリストラされる羽目に。
一度は野球を諦めかけたが、一念発起して関西国際大に1年遅れで進学、規定により1年の秋季リーグからの出場になったものの瞬く間にエースとなり阪神リーグで通算32勝をマーク。
近大・巽真悟投手、奈良産業大・蕭一傑投手と共に関西では即戦力候補として注目され、ドラフトでも1巡目候補として注目されました。
投手はオリックスが1巡目候補筆頭としてリストアップしていたのですが、そのオリックスは今季は伸び悩んでいた若手投手がそろって急成長を果たして気が付けば先発が充実した為、即戦力投手が補強の最重要ポイントから外れたので、将来性の高い甲斐拓哉投手に切り替えたのが大きかったですね。
他のチームも獲得するかと思いましたが不思議と指名する球団が無く、2巡目で1巡目格の榊原投手の指名が成功しました。
ストレートのMAXは151キロで常時140キロ台を記録し、スライダーのキレと制球力はプロレベル。更にツーシームを今秋に修得してピッチングの幅を広げるなど成長に日々まい進している姿は好感が持てます。
悪いなりにも試合を作れる安定感もありますし、ピンチでの抑える能力など堂々の即戦力投手だと思います。
気になるのは、どちらかというと先発よりは中継ぎタイプと各ドラフト紙が評価していて、本人もペース配分を考えながら投げる先発よりも全力で投げる事が出来る中継ぎの方が向いていると思っている所でしょうか?
他球団が指名しなかった理由も実はそこにあるのかも知れませんね。
巽投手(ソフトバンク)、蕭投手(阪神)を1巡目として指名したのは先発適性が高いからで、榊原投手は中継ぎ適性が高いからというのが大きいのかな?
ただ、球団としては中継ぎの方が向いているとは言っても、今必要なのは右の先発候補ですから・・・。
ダルビッシュ有投手の後に続く右の先発候補が外国人のスウィーニー投手だけでは・・・あっ、多田野数人投手が居ますけど来年29歳ですし。
個人的に思うのは、今年飛躍を期待していた木下達夫投手が、ピッチングフォームを忘れるほどの大スランプに陥って来年へのメドが経たなくなってしまったのが大きかったと思います。
その後のダース・ローマシュ匡投手もまだまだ掛りそうですし、出来れば糸数敬作投手が先発ローテ候補として浮上してくるようだと非常に有難いのですが。
後は、坂元弥太郎投手を先発転向させるとか・・・吉井コーチが先発向きと評価していましたし。
適性は春季キャンプに入ってから決めると思いますが、まずは右の先発ローテ候補として期待されることになると思います。
右の中継ぎは層が厚くて出番は無いと思いますので。
開幕1軍、期待しています。
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中京高校では甲子園に出場し、卒業後は名門。三菱自動車岡崎に進むなど順調に野球生活を送るも、同社の不祥事でチームが半年で休部になりリストラされる羽目に。
一度は野球を諦めかけたが、一念発起して関西国際大に1年遅れで進学、規定により1年の秋季リーグからの出場になったものの瞬く間にエースとなり阪神リーグで通算32勝をマーク。
近大・巽真悟投手、奈良産業大・蕭一傑投手と共に関西では即戦力候補として注目され、ドラフトでも1巡目候補として注目されました。
投手はオリックスが1巡目候補筆頭としてリストアップしていたのですが、そのオリックスは今季は伸び悩んでいた若手投手がそろって急成長を果たして気が付けば先発が充実した為、即戦力投手が補強の最重要ポイントから外れたので、将来性の高い甲斐拓哉投手に切り替えたのが大きかったですね。
他のチームも獲得するかと思いましたが不思議と指名する球団が無く、2巡目で1巡目格の榊原投手の指名が成功しました。
ストレートのMAXは151キロで常時140キロ台を記録し、スライダーのキレと制球力はプロレベル。更にツーシームを今秋に修得してピッチングの幅を広げるなど成長に日々まい進している姿は好感が持てます。
悪いなりにも試合を作れる安定感もありますし、ピンチでの抑える能力など堂々の即戦力投手だと思います。
気になるのは、どちらかというと先発よりは中継ぎタイプと各ドラフト紙が評価していて、本人もペース配分を考えながら投げる先発よりも全力で投げる事が出来る中継ぎの方が向いていると思っている所でしょうか?
他球団が指名しなかった理由も実はそこにあるのかも知れませんね。
巽投手(ソフトバンク)、蕭投手(阪神)を1巡目として指名したのは先発適性が高いからで、榊原投手は中継ぎ適性が高いからというのが大きいのかな?
ただ、球団としては中継ぎの方が向いているとは言っても、今必要なのは右の先発候補ですから・・・。
ダルビッシュ有投手の後に続く右の先発候補が外国人のスウィーニー投手だけでは・・・あっ、多田野数人投手が居ますけど来年29歳ですし。
個人的に思うのは、今年飛躍を期待していた木下達夫投手が、ピッチングフォームを忘れるほどの大スランプに陥って来年へのメドが経たなくなってしまったのが大きかったと思います。
その後のダース・ローマシュ匡投手もまだまだ掛りそうですし、出来れば糸数敬作投手が先発ローテ候補として浮上してくるようだと非常に有難いのですが。
後は、坂元弥太郎投手を先発転向させるとか・・・吉井コーチが先発向きと評価していましたし。
適性は春季キャンプに入ってから決めると思いますが、まずは右の先発ローテ候補として期待されることになると思います。
右の中継ぎは層が厚くて出番は無いと思いますので。
開幕1軍、期待しています。
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