My Home Town(旧風力発電と子育て日記)

観光と風力発電と子育ての日記です。

当日記の内容については風車ファン以外の無断での転載転用を固くお断りします。

風車復旧しました

2011-03-12 18:47:04 | 風車日記
本日午後、担当者から風車が復旧したとの連絡がありました。
茶の間から見ると3機とも回っていました。
関電工の担当者が休日にもかかわらず現場へ来てくれたのだと思います。いつもの
ことですが、本当にありがたいことです。

今日は午後6時から午後8時まで電力の供給量が不足する可能性があるということ
なので、昼のうちに風呂に入り、浴槽に貯水したり、炊飯の時間を早めたり、携帯や
ノートパソコンの充電をすませるなどして夜に備えました。

原発が心配ですが、現場の人たちはギリギリのところで頑張っていることでしょう。
心から無事を祈ります。

地震による風車の停止について

2011-03-11 22:48:37 | 風車日記
本日の三陸沖地震の発生により東伊豆町風力発電所では
系統連系盤内の単独運転装置が作動し3機の風車は停止
しました。

その後、単独運転装置を復旧し2号機、3号機は無事に
運転できることを確認しましたが、1号機はナセル内制御
装置の異常が検出され運転確認はできませんでした。

また、2号機、3号機の運転を再開した直後に2度、単
独運転防止装置が作動しました。恐らく、1号機のナセル内
制御装置のエラーも含めて系統側の問題によるものだと思わ
れますので、風車そのものには被害は無いものと推測してい
ます。

以上の結果から、2号機、3号機とも系統の安定が確認
できるまで風車は停止することになりました。
月曜日以降、関電工の協力を仰ぎ問題解決に取り組む予定
です。


就職活動

2011-03-08 21:25:23 | 独り言
昨年の夏、インターン事業で当町に10日間滞在した
明治大学と名古屋大学の学生2人が就職活動真っ只中
で頑張っています。日々の様子をツイッターを通じて
知るのですが、今の就職活動は本当に大変そうだ。

バブル経済の最中に大学生活を過ごした自分にはたい
したアドバイスはできないが、社会人としての経験
から少しだけ感想を。

就職活動ではむしろ思い通りにいかない学生の方が
多いのではないかと思います。でも、現時点での不本
意な結果が10年後に振り返ってみたら自分にとって案
外「悪く無い出来事だった」ということは少なからず
あり得ることだと思います。

これは就職してからも言えることで、最初の配属が
自分の希望する部署ではなかったり、希望の部署だった
としてもその後、希望外の部署に異動を命じられること
もあるでしょう。

自分も9年前に財政担当として風力発電事業に反対し
たところ、その風力発電の担当に異動させられました。
その時はまさに不本意な異動だったのですが、その後
色々と風力発電やその他の新エネルギー、温暖化のこ
となどを勉強していく過程で、それまでの部署では
まったく接することのなかった、電力会社、商社、風
車メーカー、シンクタンク、大学の研究者、NPO法人、
マスコミなど様々な分野の方と交流を持つことができ
て自分の仕事について考える良い機会を得ました。

就職活動をする中で自分が価値の無いつまらない存在
だと思えたり、今までの学生生活を後悔したりするこ
ともあるかもしれません。
思い通りの企業に就職できずに悔しい思いをするかも
しれません。

でも、今の結果だけが将来を決めるすべてではないし、
もちろん自分の価値を決めるすべてでもありません。
厳しい就職活動をとおして必ず成長できるし、未来を
変えることもできるはずです。

10年後に就職活動を振り返って、「あれで良かった
んだ」と思える自分になることが大切だと思います。
辛いこともあると思うけど、「カラ元気でも元気が大事」
です。

「元気出していこう!」

視察研修

2011-03-06 12:54:22 | その他の仕事
金・土曜日と千葉に出張してきました。

メインは香取市の滞在施設付きの市民(貸し)農園の視察
でしたが、その他、佐原の街並みや勝浦市の朝市、鎌倉市
の農産物直売所を見てきました。

貸し農園については、すばらしい環境で誰でもこういう生活
に憧れるだろうと思う反面、当町で実施する場合には、それ
が町にとってどういうメリットもたらすのかということを
よく検証しないと駄目だと思いました。

朝市や直売所はどちらも立派な施設は必要無いということ
を再認識しました。地元の人が新鮮な物を売っていて、気軽
に話ができる雰囲気が大事なのであって、あまり綺麗な施設
や設備だとかえってお客さんとの間に壁ができてしまうよう
に感じました。

また、鎌倉の直売所では、サラダホウレンソウ、ワサビ菜、
ルッコラ、サラダカラシナ、グリーンフリルなど生でサラダ
として食べられるものだけを売っている農家があり、他の農
家と差別化していたのが印象に残りました。

視察のついでに佐原へ行って、伊能忠敬記念館とその周りの
古い街並みを見学したのですが、やはり歴史的文化的な裏付
けのあるものには強みがあると思います。範囲は非常に狭い
のですがそれなりの存在感がありました。

一時期、昭和レトロ調の修景が流行りでしたが、本物の古い
建物などが象徴的に残っていてその周辺を整備するのは「あり」
だと思いますが、ただ流行りだからといって、取って付けた
ように昭和レトロ調を取り入れてもチープなだけで人の心を
打つものにはならないように感じます。

今回の視察は企画と農林水産を所管する部署の職員が合同で
実施しました。自分が役場へ入った頃にはこういった職員の
視察研修が毎年行われていたのですが、財政状況などから
中止となって随分たちます。(視察を旅行と勘違いしている
職員もけっこういたので仕方ない面もあったと思います。)

自分は企画調整課で過ごした9年間は比較的自由に出張させ
てもらい勉強する機会も多かったので幸いですが、やはり庁
内でも「事業課」と言われる、観光商工課、建設産業課の職
員はもっと外へ出て自分の目で先進地を見る機会を作る必要
があると思います。(誰かについて行くのではなく、自分で
必要だと思う所へ主体的に視察に行くべきだと思います。)

もちろん公費を使うわけですから、しっかり準備勉強をして
有意義な出張にする必要があるのは当たり前ですが、机の前
に座って仕事しているだけでは駄目ですね。それから自腹で
の勉強もしっかりするのが前提です。

知らない土地へ行ってスーパーやショッピングセンターを見
て回るだけでも、売っている物の品ぞろえや売り場の雰囲気
も違って興味深いですね。