My Home Town(旧風力発電と子育て日記)

観光と風力発電と子育ての日記です。

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風車3周年です

2006-12-13 21:10:15 | 風車日記
今日で風車が3周年を迎えました。3年間通算での設備利用率は1号機~3号機までそれぞれ25.0%、28.2%、30.6%で平均27.9%となりました。それぞれの差は主に地形の差による風の強さや乱れに起因しているものと思いますが、運転前にはちょっと想像していませんでした。最近のシミュレーションソフトならこの程度のことは性格に分析できるのでしょうか。

朝、子供たちに話をすると次男は「3歳か俺は7歳だ」と得意げ?でした。そういえば、風車出荷前の工場検査で長崎に行くのが3男の出産と重なりそうになり、焦ったのを思い出しました。ということで我が家の3男と当町の風車は同級生です。

2度の落雷以外には大きな故障も無く、ここまでなんとか順調に運転してきました。色々ありましたが、コンサル(東電)、保守会社(関電工)、風車メーカー(三菱重工)の皆さんに今日のところは感謝、感謝です。うるさいユーザーで申し訳ありませんが、今後も末永くよろしくお願いしたいと思います。

最終的な評価は借り入れ金の返済がすべて終わる12年後を待たなければいけません。少なくとも撤去の費用まで含めて赤字とならないことが最低限のノルマだと考えています。

24時間365日体制で風車のことが頭から離れず気が休まることがありません。雷や台風の時には本当に寿命が縮む思いです。風車担当になってから5年目ということもあり、職場の通常の人事異動のサイクルからいえばそろそろお役御免ということも考えます。恐らく職場の誰もが私の後任だけは嫌だと思っているような気がしますが。

ま、自分としては今後も真面目にやるだけです。来年も小学校での啓発事業や新築幼稚園の新エネ設備の導入、BDFの試験的導入や職員研修など色々考えて予算要求作業を進めています。財政難の折なかなか思い通りに行くとは限りませんが、風車担当になる前は財政担当として予算の査定をしていた経験からすると、やはり担当にどれだけ熱意があるかどうかというのは予算を通す上でのかなり大きな判断基準となったりするのでがんばりますよ。

年末に向けて暖冬傾向なのが気になりますが、今年も残りわずかです。皆さんも風邪などひかぬよう(ノロウイルスにも注意して)もうひと踏ん張りいたしましょう。