My Home Town(旧風力発電と子育て日記)

観光と風力発電と子育ての日記です。

当日記の内容については風車ファン以外の無断での転載転用を固くお断りします。

地球温暖蚊?

2006-12-17 21:20:36 | 独り言
今朝は小雨の中源泉掃除をしました。タイツをはいて厚着をして外に出ましたが思ったほど寒くありませんでした。ウダウダしていて寝るのが午前2時過ぎになってしまったのですが、ベットに入ってしばらくすると蚊がブーンと飛んできて眠れなくなってしまいました。

こんな季節に蚊が?と思う人もいるかもしれませんが、我が家は海沿いにあり(標高が低い)、しかも敷地内に温泉の源泉があるせいか真冬でも蚊がいます。寒いときはどこかに潜んでいて、少しでも気温が高いと活性化します。おかげで寝不足です。ここ数年、こういった傾向が顕著のような気がします。そのうち、初冬になっても、蚊取線香やベープマップのCMが流れるようになるかもしれませんね。

ところで、昨晩は意外な方からコメントをいただき、ビックリするやら恐縮するやら。ユーモアのセンスがある人、大好きです。

バードストライク

2006-12-16 20:50:53 | 風車日記
昨日、一昨日の夕方5時頃からの4時間程の間は本当にベタ凪でした。12月にこんなことがあるのかというくらいのまったくの無風でした。

今日は午前11時ごろから久しぶりに10m/s以上の風がずっと吹いています。明後日の朝ぐらいまでは風が吹きそうですが、明日の夜は予報どおりだと風が強すぎて風車が止まりかねない天候です。これからの西風は乱れが強くなかなか上手くいきません。

今週は朝日新聞の夕刊1面でバードストライクが取り上げられたようです。昨年度末で1,050機に達した国内の風車ですが、風車が原因である特定の種の鳥が絶滅するようなリスクは確率から言えば非常に低いのではないでしょうか。バードストライクを取り上げるのは簡単ですが、そのあたりは少し冷静な分析をして欲しいものです。

オジロワシで6件のバードストライク死が発生しているのが気になります。なにか風車にぶつかり易い固有の生態を持っているのでしょうか。風力発電事業者の中には、風車が建った後も猛禽類の追跡調査を行っている例もあるようですから、そういった結果を公表してもらいたいですね。

新年度予算編成

2006-12-14 22:07:45 | 独り言
東伊豆町ホームページに風車11月の売電達成率を掲載しました。→風力発電
既に紹介済みと勘違いしていました。過去2年と比べるとだいぶ良かったですが、目標には到達しませんでした。

当町では来週の月曜日が新年度予算要求の締め切りです。規模の大きな自治体と比べるとかなり遅めです。

年明けからまずは事務査定と言って、財政担当が各課の課長、係長を相手に予算査定を始めます。財政難ですから冗談抜きに1万円単位の攻防です。財政担当は予算を切るのが仕事ですから少々恨まれるぐらいの覚悟で査定を進めます。時には逆切れする人や、予算が付かなきゃ仕事しないだけだから勝手に切ってくれというような態度の人もいます。

予算資料は部下が作ることも多いので勉強不足の管理職はチョッとしたことでしどろもどろになり、挙句の果てに内線電話で部下を呼んだりすることもあります。こうなるとサンドバック状態となり予算をどんどん切られていきます。内容を理解していないのですから、必要性を論理的に説明することなどできないからです。

一通り事務査定が終わると、町長査定が実施されます。事務査定では判断できなかったことや、政策的な判断を町長自らが行います。熱意ある担当者は事務査定で切られたものを町長へ直談判して復活させようと目論見ます。

自分が財政の担当だった5~7年前には既に財政状況が悪化していたため、最終的にはどういう方法で不足した財源を調整するかというのが本題のようになってしまっていました。ですから財政担当としての醍醐味を味わうことはできなかったように記憶しています。

財政担当というと責任重大なたいへんな仕事と思われがちですが、自分の実感では、机の上で数字を合わせれば取り敢えず仕事が完了するという意味では楽な仕事という見方もあるように感じます。実際、自分は今まで経験した4つの仕事の中で一番苦労が少なかったように思います。

風車3周年です

2006-12-13 21:10:15 | 風車日記
今日で風車が3周年を迎えました。3年間通算での設備利用率は1号機~3号機までそれぞれ25.0%、28.2%、30.6%で平均27.9%となりました。それぞれの差は主に地形の差による風の強さや乱れに起因しているものと思いますが、運転前にはちょっと想像していませんでした。最近のシミュレーションソフトならこの程度のことは性格に分析できるのでしょうか。

朝、子供たちに話をすると次男は「3歳か俺は7歳だ」と得意げ?でした。そういえば、風車出荷前の工場検査で長崎に行くのが3男の出産と重なりそうになり、焦ったのを思い出しました。ということで我が家の3男と当町の風車は同級生です。

2度の落雷以外には大きな故障も無く、ここまでなんとか順調に運転してきました。色々ありましたが、コンサル(東電)、保守会社(関電工)、風車メーカー(三菱重工)の皆さんに今日のところは感謝、感謝です。うるさいユーザーで申し訳ありませんが、今後も末永くよろしくお願いしたいと思います。

最終的な評価は借り入れ金の返済がすべて終わる12年後を待たなければいけません。少なくとも撤去の費用まで含めて赤字とならないことが最低限のノルマだと考えています。

24時間365日体制で風車のことが頭から離れず気が休まることがありません。雷や台風の時には本当に寿命が縮む思いです。風車担当になってから5年目ということもあり、職場の通常の人事異動のサイクルからいえばそろそろお役御免ということも考えます。恐らく職場の誰もが私の後任だけは嫌だと思っているような気がしますが。

ま、自分としては今後も真面目にやるだけです。来年も小学校での啓発事業や新築幼稚園の新エネ設備の導入、BDFの試験的導入や職員研修など色々考えて予算要求作業を進めています。財政難の折なかなか思い通りに行くとは限りませんが、風車担当になる前は財政担当として予算の査定をしていた経験からすると、やはり担当にどれだけ熱意があるかどうかというのは予算を通す上でのかなり大きな判断基準となったりするのでがんばりますよ。

年末に向けて暖冬傾向なのが気になりますが、今年も残りわずかです。皆さんも風邪などひかぬよう(ノロウイルスにも注意して)もうひと踏ん張りいたしましょう。

土地利用事業計画

2006-12-12 19:48:14 | 風車日記
今日で議会本会議が終了しました。3名の議員から民間事業者の風力発電事業についての一般質問がありました。賛成、中立、反対それぞれ1名ずつというところでした。

現在当町では風力発電事業が土地利用計画の審査を受けていますが、風車の建設は他の自治体では、土地利用計画の対象外ということがほとんどではないでしょうか。現在計画を進めている事業者が他県で建設中の風力発電所は2件とも土地利用の指導の対象外でした。静岡県の判断も風車建設は個別法をすべてクリアすれば良いとの判断です。自治体が総合的に調整するような事案では無いという判断でしょうか。

しかし、当町では敢えて指導の対象としたわけです。他の自治体と同様指導の対象外とすることもできたわけですが、そうなるとまったく町が計画について意見を言う機会が無くなりますから、町の土地利用の担当者の判断は英断だったと思います。これにより町は審査の過程で事業者に指導をすることができるのです。この指導は要綱に基づくものなので、法的な強制力はありません。
要するにこれが町としてできる最大限の努力ということになります。土地利用事業計画の対象としたことは本来評価されるべきことだと思います。

ただし、今後は法律的な根拠の無い指導により事業が遅延した場合には町が訴えられるリスクも可能性としてはゼロではありません。現在の法律の下では自治体の役割には限度があることは明らかです。

ところで、今回の議会の一般質問のやり取りの中で、風力発電以外にも温暖化対策に取り組むべきだという提案をいただきました。風力発電事業への取り組みがなかった頃には議会でこういうことが話題にのぼることは皆無でした。少しずつでもみんなの意識が変わっていくことが必要ですね。(ホントは一気に変わればいいのですが)。

信号機

2006-12-11 20:10:25 | 独り言
お隣の伊東市にDHCが経営する日帰り入浴施設があるのだが、なんとその施設の前に信号機が設置された。誰がどうみてもその施設から国道へ出るお客さんのために設置されたとしか思えない。

今まで自分が知る限り、信号の設置はそんなに簡単なことではなく、町内から設置要望があがった箇所ではカーブが近いとか交通量が多いというような理由で実現には至らなかった。

それが一企業の働きかけ?でこうも簡単に信号機が設置されるとは。しかも、頻繁に渋滞が起きる場所だけに、渋滞に拍車がかかることは容易に想像がつくため、地元住民は呆れるやら腹立たしいやら。何か客観的な設置基準があるのでしょうか。

忘年会シーズンです

2006-12-10 19:38:26 | 独り言
昨日の午後、温泉をアパートの屋上まで送っているポンプの調子が悪くなり、あいにく父親が不在だったので、一人で修理をした。ポンプそのものが悪いわけではなく、どこかでエアーがからんでいるようだった。最終的には一度吸湯管をはずして取り付けなおしたところ改善したので、フートバルブが何かチョッとしたことで、機能していなかったらしい。

昨夜は野球チームの忘年会だった。山海料理の店で鹿やら猪やらをいただいた。市町村合併の影響で町村対抗野球が無くなってしまい町内の草野球連盟の試合だけなのでちょっと張り合いが無いが、唯一の運動の機会なので細々と続けていきたいものです。

明日から町議会定例会が2日間の予定で開催されます。風力発電事業に関する一般質問もあるようですが、建設的な議論が交わされることを期待したいと思います。
それから今週中には来年度予算要求をなんとかしなければいけません。年末に向けてもうひと踏ん張り頑張りましょう。

そういえば明朝は源泉掃除でした。

小水力発電

2006-12-08 23:11:36 | 独り言
今日の午後はあるコンサルとちょっとした打ち合わせあり。内容は上水道施設の中で小水力発電ができないか?というものです。
可能性調査だけでもできないものか、水道課にちょっとだけプッシュ。これから増えそうな試みなだけに一歩先に導入したいのですが、他の課のことなので一人でどんどん話を進めるわけにもいきませんし、公営企業会計ですので採算性も追及しなければなりません。しかし、検討する価値はありそうです。

今月も風があまり良くなかったのですが、昨日今日でなんとか目標に追いつけそうなペースです。来週の水~金曜日で風車を停止する予定があるのでそれまでに少し稼いでおきたいところですが、さてどうなることやら。



考えても仕方ないかもしれませんが

2006-12-07 22:48:26 | 独り言
一昨日、本日と町内2箇所で風力発電事業計画と可能性調査の進捗状況について、それぞれ事業を計画している企業により説明(報告)会が開催されました。

事業者の主催ということで傍聴しましたが、なるほどと思う意見もあれば、呆れるような意見もあり、熱くなる人、白ける人受け取り方も人それぞれのようでした。

そんな中、自分が感じたの色々な立場の方がそれぞれの想いを持っていて、それぞれの人に大切な物があるのだということです。だからと言って私の風力発電に対する想いがブレるということはありませんが、考える所もありました。

そしてもう一つ考えたのは、日本中の原子力発電所や水力発電所の所在地の方々にも色々な重たい想いがあった、あるいはあるのだろうなということです。
毎日、自分のまちにある原発に不安を感じながら生活したり子育てしている人たちがいるのです。また、水力発電所の建設のために自分が生まれ育ったふるさとからの転居を余儀なくされた人がいるのです。
そういう方たちの想いの上に私の生活が成り立っているのですね。そう考えるとなんだか少し怖くなってしまいました。しかし、だからと言って電気無しの生活を送る覚悟もありません。

風力発電の担当になって一番意味があったのはこういうことについて少しでも考えるようになったことかもしれません。少し前まではこんなことは正直言ってこれっぽっちも考えていませんでした。考えたからといって世の中が変わるわけではいことはわかっていますが、それでも考えずにはいられません。

東伊豆町風力発電所11月運転データ

2006-12-05 21:48:00 | 風車日記
東伊豆町風力発電所11月の発電実績を掲載しました。→風力発電
過去2年と比べるとだいぶマシでしたが、今年も11月は目標に達しませんでした。暖冬という予想ですので今月もチョッと心配です。

昨日は、忘年会で午前様でした。町内会の同級生と、消防団最後の年にお世話になった当時の分団長と一緒に町内のホテルで楽しくすごしました。
同級生もほとんどが所帯持ちとなり、普段それほど頻繁に集まることはないのですが、全員物心ついたころからの幼馴染なので、気心が知れている気の置けない仲間です。末永く仲良くしたいですね。

明日は、南伊豆町へBDFの取り組みについて施設等を見学に行ってきます。当町でも給食センターの廃食用油を活用できないか検討したいと思います。