今日は公共交通に関する会議で県庁へ行ってきました。
会議の中で高齢化が進むと公共交通機関(バス)の必要性が高まるのか?ということが話題になりました。
イメージ的には車を運転しない高齢者の外出には公共交通が必要だという議論になりがちですが、少なくとも田舎ではそうはなっていないと思います。
実際、当町が民間バス会社の赤字廃止路線を引き継ぎ赤字を補填しながら運行しているバスについても地元のお年寄りはほとんど利用していません。
現在のお年寄りは元気が良いので、75歳ぐらいまでは普通に車を運転していますし、仮に運転しなくなっても家族全員が免許と車を持っている場合も多いので、必要に応じて家族や親戚の援助を受けることができます。
また、足腰が不自由になってくるとバスは利用しづらくなるのではないでしょうか。介護保険制度も定着してきましたので、そういう面からも支援を受けられるというのも大きいかもしれません。
当町の運行するバスの赤字補填額は毎年1千万円を超えています。通学の足は確保しないといけませんが、少し研究する必要がありそうです。
会議の中で高齢化が進むと公共交通機関(バス)の必要性が高まるのか?ということが話題になりました。
イメージ的には車を運転しない高齢者の外出には公共交通が必要だという議論になりがちですが、少なくとも田舎ではそうはなっていないと思います。
実際、当町が民間バス会社の赤字廃止路線を引き継ぎ赤字を補填しながら運行しているバスについても地元のお年寄りはほとんど利用していません。
現在のお年寄りは元気が良いので、75歳ぐらいまでは普通に車を運転していますし、仮に運転しなくなっても家族全員が免許と車を持っている場合も多いので、必要に応じて家族や親戚の援助を受けることができます。
また、足腰が不自由になってくるとバスは利用しづらくなるのではないでしょうか。介護保険制度も定着してきましたので、そういう面からも支援を受けられるというのも大きいかもしれません。
当町の運行するバスの赤字補填額は毎年1千万円を超えています。通学の足は確保しないといけませんが、少し研究する必要がありそうです。
以前TVで赤字バスの廃止によりそういったお年寄りの足をどうするのかを長野の安曇野市とたしか秋田市?を参考例として取り上げた特集をやってました。
いずれもタクシー会社と提携してワンボックスカーを使うというところは共通してますが、安曇野市は電話での要請に応じて効率的に配車することで成果を上げており、一方の方はバス路線のある市街地外縁部までの中継的な運行にしたため利便性が薄く利用が伸びない・・・・というような内容でした。
タクシーを使えばいいという話もあるのでしょうが、年金だけで生活してる無収入のお年寄りではタクシー代の負担は大きいようです。
介護サービスに関しては知識がないので分かりませんが、日常の買い物や家事まではやってくれないですよね?
寝たきりまではいかないけども、自分でクルマを運転することはできないという微妙な段階の方への何らかの移動サービスはやはり確保せざるを得ないのではないかと思います。
・・・・と書き連ねてれば何かまとまるかと思いましたが、結局ワケが分からなくなってきました (笑)
路線バスとタクシーの中間的なデマンド交通システムについて興味のある自治体は多いと思います。ただし、通学時間のように利用者が集中する時間帯をどうするかという問題や、地形や人口の偏在などの状況によっては本当に経費の節減につながるのかという不安もあり、研究課題です。
介護サービスのメニューには訪問介護というのがあって、ヘルパーが掃除、洗濯、買い物、食事の準備などをしてくれる家事援助という制度があります。
確かに問題は介護サービスに移行する前の方が自由に外出したいという場合にどうするかという点かもしれません。
地方の公共交通の必要性については、地方に住む「ヒト」の生活環境を含んだ、各地方の地域特性(地形や地理的関係、風土などなど)によってどのような体制を構築するかは、なかなか問題ですね。
ウチなんかは、市町村合併により県の4割強の面積を持ち、海抜0mから3000m級の山までもっておりますし、県境も持ち合わせております(どこかはある程度お分かりかと思いますが・・・)。
管理人さんの「高齢化が進むと公共交通機関(バス)の必要性が高まるのか?」ということですが、各地域の特性はありますが、ウチは、増えていくのではないかと考えております。LRTの利用状況はいい具合になっております(黒字です、とはいってもいろいろ市が面倒を見ておりますからね)。他はいまいちですけども・・・。あるJR線に臨時駅を設置しまして(その周辺は工業団地があるのです)、公共交通の利用促進に取り組んでいるものもあります。
ただ、合併時のままで各地域がそれぞれの取り組みをしている状況(コミュニティバスを運用(この運用方法も委託や直接運用していたり)や、福祉タクシーとして運用していたり)でして、いろいろ課題がありますね。
「現在のお年寄りは元気が良いので、75歳ぐらいまでは普通に車を運転していますし、仮に運転しなくなっても家族全員が免許と車を持っている場合も多いので、必要に応じて家族や親戚の援助を受けることができます。」
ということですが、これからのことを鑑みれば、今後は自治体が公共交通の利用促進に向けた政策を見出して行くことが必要だと思いますよ。
たけさんの所のLRTの導入は高く評価されているので、全国から視察が殺到しているのではないでしょうか?
単なる新交通システム導入ということではなく、まちづくり全体を考えている所が評価されているのだと思います。
当町のお年寄りが公共の交通機関を利用するインセンティブってなんだろうかと考えています。
でも、少なからずバスを頼りにして病院や買い物に行っているお年寄りがあり、その人達に聞くと若い人達は居ても昼間働いていて、乗せてもらうことは難しいと言われます。
元気なお年よりもたくさんいらっしゃることはいらっしゃるんですが、ずっと元気だとは限りませんし、目も悪くなり耳も遠くなり勝ちです。
オンデマンドバスも一見効率が良さそうに聞こえるのですが、予約を入れないと走ってくれないというやや手続きの煩雑さがあり、新しいものに適応しにくくなった高齢者が利用しやすいかというと少し疑問が残ります。
オンデマンドバスを、リアルタイムの要請(タクシーみたいに)に対応できるような仕組みができればいいかも知れません。
もちろん時代と共に交通機関の形態も変わってくると思います。
人力車や馬車が中心の時代から鉄道の時代へ移行し、全国各地に鉄道網が敷かれました。最初私鉄ばかりであったものが一旦国営化され、その国営鉄道もやがて赤字路線が経営を悪化させ、民営化されると共に赤字地方路線は廃線、そしてバスへの移行なりました。
そのバスも赤字となり、現在このような議論が各地でなされるという流れです。
私自身は、理想的には短い距離を小型電気自動車で走る公営タクシーがあれば、昼間のバス路線は廃止しても構わないと思いますが、その費用をどうするかという問題が相変わらず残ります。
通勤通学はたくさん利用することを考えるとバスの方が効率が良さそうです。
難しい問題ですね。
PS 1月から三○重工の社員になります!
風力とは全く掛け離れたところなんですが、、、。
フィクションなんですけど、実現はできそうな感じがしています。
その名もリアルタイムオンデマンドバスです。
利用は乗り合いのタクシーみたいな感じです。
要請の電話をすると、センターのオペレータが「現在バスは○○あたりを走っています。□□さんのお宅付近にはxx:xx頃通過予定です。xx:xxまでに△△でお待ち下さい。」みたいに案内し、現在走行中のバス運転手に「お客様からの要請がありました、経路を変更し△△を経由してください。」と連絡が行きます。
で、△△はあらかじめいくつかバス停のように看板を立てておきます。
バス車内の掲示板には、目的地と到着予定時刻が表示され、走行中に少し早くなったり遅くなったりしながら修正されていきます。
そしてそれらの走行情報は渋滞情報とかね合わせて、常にセンターでコンピュータが管理しています。
利用者が携帯電話を持っている場合、大幅に時間の変更が出た場合、携帯電話に連絡が行くというのも出来れば完璧です。
この辺りはソフトウェア開発で補えそうなのですが、どんなもんでしょうかね。
多分、リアルタイムデマンドバスに近いものが既に実現しているようです。予約を受けたオペレーターがバスが上手に一筆書きでもっとも効率よく運行できるように調整するようです。
また、このような運行を補助するシステムもあるようです。これから時間を見つけて少し勉強してみたいと思います。
ところで、重工に社員になるというのは転職?でしょうか。いずれにしても今までとは環境が変わるということだと思いますので、体調に留意して頑張ってください!