My Home Town(旧風力発電と子育て日記)

観光と風力発電と子育ての日記です。

当日記の内容については風車ファン以外の無断での転載転用を固くお断りします。

風力発電に携わって(その9

2010-04-15 20:36:54 | 風力発電回顧日記
タワーの次に風車本体(ナセル、ブレード)の工場検査で長崎造船所
へ行きました。風車建設現場での配筋検査を済ませて昼からの出発
だったので長崎のホテルに7時頃ついて、ホテル前の居酒屋で夕食を
とりました。

検査当日は長崎造船所のオフィスで簡単な挨拶を済ませて、さっそく
検査となりました。この時、初めて発電機が韓国製であることや、
MWT‐600が生産を終了してカタログから消えることを知りました。
生産終了後の部品調達について質問したところ、「主要部品について
は在庫をしっかり確保しておくので大丈夫です」との回答がありま
した。今となってはそんなことは無かったことがわかったわけですが
その時は安心したのを覚えています。ちなみにそのように回答した
三菱重工の社員が誰だったかもはっきりと覚えてますよ(笑)。

工場検査は見る物すべてが初めての体験で非常にエキサイティングな
経験になりました。一番驚いたのはブレードの制作が非常にローテク
に見えたことです。ナセルの組み立て工場も意外と雑然としていまし
た。

昼休みには博物館内を見学させてもらいましたが、夕方まで検査が
続いたので長崎市内についてはまったく見て回る時間はありません
でした。いつかプライベートでぜひ遊びに行ってみたいと思います。

帰りは最終の新幹線で三島まで来て、車で大雨の中帰宅したのは午前
2時頃だったと思います。次の日も当然通常勤務だったのでけっこう
きつかったです。今となっては良い思い出です。

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