goo blog サービス終了のお知らせ 

My Home Town(旧風力発電と子育て日記)

観光と風力発電と子育ての日記です。

当日記の内容については風車ファン以外の無断での転載転用を固くお断りします。

町内のホテルが風車見学を企画

2009-07-29 20:11:48 | 風車日記
毎日、おかしな天気が続いています。
夏の観光シーズンだというのに心配です。

日曜日から風車見学会が始まりますが、当町最大手のホテル
が風車見学会に興味を持ってくれて、宿泊者を募って、風車
見学を企画してくれるそうです。ありがたいですね。
風車が少しでも観光に役に立てれば嬉しい限りです。
この他にも風車見学会と時間をずらして、独自に夏休み中に
2回の風車見学会を企画してくれたホテルもあります。

ところで、いよいよ三菱重工がアメリカに風車製造工場を建
設するようです。投資額は100億円以内とのことです。
アメリカでたくさん儲けて欲しいと思います。

省エネだけで温暖化は防げない

2009-07-27 20:34:25 | 風車日記
先日、御前崎港に建っている静岡県の風車が故障で7カ月も
停止していることを書きました。その他、今までも時々、
故障したり、風が吹かずに停止している風車のことを取り上
げていますが、だからといって風車が駄目だとか、風力発電
が役に立たないと言っているのではありません。

実際、日本にはわずか1,500機余りしか建っていない風車です
が、世界では既に13万機を超える風車が建ち、更に増え続けて
います。ヨーロッパや米国では新エネルギーというよりは、
既に、その他の既存の発電方法と肩を並べる普通の電源となっ
ていますし、コスト面でもアメリカなどでは、火力発電より
安価だそうです。

当面の間、風力発電は新エネルギーの主役であり続けるはずで
す。最近よく、風車嫌いの人が風車を止めて太陽光発電を導入
したら良いではないかというようなことを、無責任に発言して
いますが、勉強不足であることを自ら白状しているようなもの
です。

例えば、東伊豆町の町営風車は4億9千万円ほどで建設されま
したが、この風車が発電しているのと同じ量の電気を太陽光発
電で代替しようとすると、その建設費用は安く見積もっても、
24億円程度はかかるでしょう。コスト面から風力発電の優位性
は当面揺るぐことはありません。この点からも新エネルギーの
主役はしばらく風車ということになるのですが、将来は効率
アップと大量生産によるコストダウンにより太陽光発電も有望
です。そうなれば、地域特性により風車と太陽光を使い分ければ
良いだけの話です。

日本の新エネルギーの導入量が現時点でわずかだから、その程度
なら、省エネの努力をした方が良いという意見もあるようですが、
これも、まったく将来のことを真剣に考えていないというか、温
暖化のことを甘く見過ぎているとしか思えません。

民主党のマニュフェストでは二酸化炭素削減目標は90年比でマイ
ナス25%です。政府は05年比で15%を掲げましたが、省エネ(個人
の努力)では政府目標でさえ達成不可能でしょう。
まして、もっと先を見ると先進国は80%の二酸化炭素削減を目標
にしなければいけないわけですから、電源構成を見直すのは、将来
世代に向けての私たちの責任ではないでしょうか。

当町では、アース・キッズ事業に取り組み、小学生に家庭での省エネ
に取り組んでもらっています。今日は、その取り組みの成果である
教材が学校から提出されたので、一通り目を通したのですが、継続
的に家庭で省エネに取り組むのはそう簡単では無いと実感しています。

新エネ導入だけを言う人も信用できませんが、「新エネ導入に代えて
省エネを」なんていう人はもっと信用できないですね。

御前崎の静岡県風車が7ヵ月も停止中

2009-07-24 22:23:06 | 風車日記
以下、静岡新聞の記事です。

風力発電7カ月停止中、補修に障壁 御前崎港
07/24 14:58
 県が御前崎港(御前崎市)で5年前に稼働を開始した風力
発電施設「ウインクル」が、昨年12月から停止しているこ
とが24日までに分かった。落雷が原因で故障したとみられ
る。県御前崎港管理事務所は「県内で風力発電のシンボル的
存在。早急に復旧させたい」としているが、約4000万円
とされる補修費の確保や専門技術者の手配などハードルが高
く、復旧のめどは立たない。
 同事務所によると、ウインクルはデンマーク製で、2004年
3月に4億5000万円をかけて完成した。定格出力は1950
キロワットと当時としては国内最大級。当初、地球温暖化対
策の一環で「エネルギー自給型港湾」を目指すとしていたが、
電力系統などに課題があり方向転換、発電した電気を電力会
社に「売電」して収入を得る一方、港湾で使う電気は電力会
社から別に買っているという。
 落雷を受けた可能性があるのは昨年12月5日。動いたり
動かなかったりを繰り返した後、同28日に完全停止した。
心臓部分にあたる発電機が焼損したためだった。
 メーカー側の保証期間は既に過ぎ、補修費約4000万円
の財源は保険金や県の“自腹”(公金)など限られる。保険
金は補修費の5割前後を確保できる見通しだが、残りをどう
工面するのか、さらに、海外からの部品調達や専門技術者の
手配などが必要になるという。
 売電収入は04年度に約5700万円と出足好調だったが、
保証の切れた06年度から故障すると部品調達に時間を要す
るなどで稼働停止期間が長くなり、売電収入は減少傾向。08
年度は1377万円にとどまり、09年度は「0円」の状態
だ。売電収入が入らないと、建設費のうち県債(借金)約2億
6000万円の償還も計画通りに進まず、県は対応に苦慮し
ている。
 県内で現在稼働している風力発電施設は官民合わせて計14
カ所24基(ウインクル含む)。今後、11カ所95基の建設
が予定されている。

以上、転載終了。

7ヵ月間も停止中で復旧の見通しも建っていないのは異常です。
静岡県は何を考えているのでしょうか?

2004年度は5,700万円も売電しているのですから、とっとと修理
して一刻も早く復旧するのが最善策なのはどう考えても明らか
です。風況はかなりいいはずです。
保険金が半分出るのなら、県の負担は2,000万円ですからすぐに
修理すべきです。専門技術者の手配のハードルが高いということ
ですが、ヴェスタスがそんなにいい加減だとは考えられません。
県の方針がはっきりしないのが原因ではないでしょうか。

御前崎市が設置した別のヴェスタス風車も設置後間もなくして、
故障が発生して発電機を交換しています。この時も原因がはっきり
わからず、最終的には落雷ということで決着したようですが、な
んとなく釈然としないですね。

静岡県の温暖化対策はお寒い限りですし、新エネルギー政策も、
所管がエネルギー対策室から地球環境室に変わってからというもの
惨憺たるものです。この風車は御前崎港管理事務所の管理ですが、
建設時は港湾整備室がかかわっていたように記憶しています。

知事が変わったばかりですが、新聞に取り上げられたことによって
何か事態が改善されるようだと良いのですが、どうでしょう。
しかし、馬鹿げた話ですね。

電気主任技術者の苦労

2009-07-17 21:47:51 | 風車日記
今日は朝から大雨の影響で伊豆急線が一部区間で運休して、ダイヤが
乱れていたので、嫁に伊東駅まで車で送ってもらいました。
そう言えば、以前も関東経済産業局へ行くのに新幹線が止まって、ひ
どい目にあったことがありました。

東京へ出張すると子供へのお土産は、長男以外の3人には東京ばは奈、
長男には崎陽軒のシュウマイと決まっています。おかげで毎回赤字で
す。

それはともかく、今日は実際に風力発電所の管理をしている、電気主任
技術者お二人の話を聞くことができました。
風車メーカはそれぞれ、フライデラーとガメサです。

2人とも外国の風車ということで、同じような苦労をしているようです。
例えば、風車の部品が壊れても、原因を究明しようとか改善しようという
日本人であれば当然の感覚が通じず、壊れたら交換すればいいだろうと
いう感じだそうです。これは別の場所で以前も聞いたことがあります。
また、部品の納期が3カ月は当たり前だそうです。

こういったことについて代理店に改善を要求しても、風車メーカに中継
するだけで問題解決には直接関与していないようです。

まあ、すべての海外風車メーカーがこうだとは限りませんが、こういう話
を聞く度に、当町の風車が国産で良かったとつくづく思います。
素人なのをいいことに、私のようなものが言いたいことを言ってもエンジ
ニアの方たちが直接、真摯に回答してくれるのですから。

このように考えると、三菱重工はもちろんのこと、日本製鋼所や富士重工
の国産メーカーは少なくとも国内では十分チャンスがあるのではないで
しょうか。特に後発メーカーはこのあたり(アフターサービス)に勝機を
見出すのが得策だと思います。

話は変わり、関東東北産業保安監督部では、北海道経済産業局が毎年とり
まとめている、道内風力発電所の稼働状況アンケートのようなものを、
電気主任技術者会に期待しているようですが、個人的にはちょっと?です。
本当は保安監督部でやりたいのだが、人手不足でとても無理だというよう
な話でしたが、関東東北産業保安監督部管内の方が風力発電所は少ない
のではないでしょうか。なぜ、北海道でできて、関東ではできないので
しょうか?

そもそも、電気主任技術者会のアンケートに民間の風力発電事業者が、ど
れだけ回答するでしょうか?
北海道であれだけアンケートの回収率が高いのは、監督官庁が実施している
からだと思います。やはり、産業保安監督部が関与しないと、満足できるだ
けのサンプル数は得られないと思いますがどうでしょうか。

夏休み風車見学会

2009-07-16 21:07:00 | 風車日記

夏休み風車見学会のお知らせです。
日々の更新はこのエントリーの次に表示されます。

東伊豆町では今年も風車見学会を実施します。
開催日 8月2日(日)~8月16日(日)
時 間 毎日午前10時&午後3時

予約は特に必要ありません。
時間になりましたら、風車2号機(真ん中の風車)に
集合してください。風車の中まで見学できます。
風が吹いて風車が回っている時は、風車の停止・起動
もご覧いただけます。
1家族・グループに1つ風車模型をプレゼントします。(300個限定)
また、夏休みの宿題に活用できる資料をもれなく差し
上げます。
詳しいお問い合わせは役場企画調整課までお願いします。
電話:0557-95-6202


2008年度 風車導入データ

2009-07-12 20:05:00 | 風車日記
7月2日のブログで更新されないと書いたのですが、7日に更新
されました。→NEDO新エネルギー技術開発部:[日本における風力発電設備・導入実績] | 資料集

1年間で日本の風車(10kw以上)はおよそ102機、178,720kw増加しました。
1機当たり、1,750kwということになりますから、国内に建つ風車も一気に
大型化してきました。世界の趨勢とはいえ、少々心配です。

年間の導入量はNEDOの取りまとめにより明らかになりますが、設置された
風車がどの程度発電しているのかはRPSの実績などから推し量るしかないよ
うです。
自分の街に風車が建ってもそれがどれだけ発電しているかわからないとい
うのでは、地産地消の掛け声も虚しいですね。

このブログでも何度も書いてきましたが、設備利用率や稼働率などを公開す
べきだと思います。国内に建つ大型風車のほとんどに税金から補助金が交付
されているのですから、補助交付の条件にすれば簡単に実現可能ではないで
しょうか。

全国風サミットに参加しました

2009-07-11 17:49:07 | 風車日記
今週は8日(水)~10日(金)の3日間、全国風サミットに参加
するため、鳥取県北栄町に行ってきました。

新幹線で姫路に向かう途中、磐田市(旧竜洋町)で建設されたばか
りの3M機が5機のうち4機が回っていました。遠くから見てもや
はり、大きいですね。その後も、スズキ自動車の風車や田原市臨海
部の風車などが元気良く回っているのが確認できました。

8日は幹事会に出席しました。
9日は朝から丸1日、風サミットに参加して夜は交流会でした。
風サミット自体は、風力発電推進市町村全国協議会に加盟している
市町村が、もちまわり(立候補制)して開催している、自治体風車
のお祭りで、エネ庁、NEDO、学識経験者などの基調講演や提言の他、
開催地の風力発電や環境問題への取り組みなどの発表が行われます。
今回は北栄町の幼稚園、小中学校、婦人会がそれぞれ発表をしたり、
町民有志によるスライドリーディングなどがありました。

会場前では町民ボランティアの皆さんが、特産品の販売をしたり、
休憩時には、特産のスイカやブドウを食べさせてくれたりと活躍さ
れていました。
やはりこういった地元の方のホスピタリティは外から訪れた者に
とって、一番嬉しいのではないでしょうか。

北栄町の風力発電についての発表は若い職員の方が、準備した内
容を漏らさず話したというような印象でした。風車建設から携わっ
ている課長さんが、今回のサミットの実質上の事務局(担当者)
ということで、発表までは手が回らなかったのかもしれませんが、
本当は直接、苦労話などを話してくれた方が良かったように思いま
す。若い職員に経験を積ませたいということだったのかもしれませ
んが。

午後のパネルディスカッションには、県知事が参加しました。この
程度の規模のイベントだと他の自治体なら代理出席が多いように思
いますが、自分の選挙のマニュフェストに新エネルギー導入6万kw
と具体的な数字を書き込んでいたそうですから、風サミットにも参
加されたのでしょう。
官僚出身ということで、隙のない発言が多かったように思いますが、
サービス精神も持ち合わせた方だと感じました。

夜は場所を移して、交流会が行われました。
交流会には全国から集まった首長(代理)や担当職員、北栄町の議
員や各種団体の代表者の他、風車メーカや風力発電事業者などの業
界関係者が参加して交流しました。

会場では何人かの方から、「ブログ見てますよ」と声をかけていた
だきました。また、「東伊豆町です」というと多くの方から「大変
ですね~」という反応がありました(苦笑)。
「雷が鳴ると、連絡用の携帯の電源を切りたくなる」という自治体
の風車担当者のお話を聞いて、きっと日本全国で同じような気持ち
で苦労している人がいるのだと思うと、なんだか嬉しく?なります
ね。

この風サミットは自治体風車の担当者にとっては非常に貴重な機会
なので、もっと多くの加盟団体の職員が参加すべきだと思います。
静岡県でも、御前崎市、掛川市、磐田市などが加盟していたと思い
ますが、参加していないのはとても残念です。

風サミットはお祭りなので、その中の発表などには登場しませんで
したが、関係者が顔を合わせた、休憩時間や交流会では低周波音に
ついてだいぶ話題になっていました。
一度、問題をしっかり整理しておかないと今後の風力発電普及の大
きな障害になると多くの人が遅まきながら感じ始めているようです。

3日目には自治体最大(1500kw×9機)となる北栄町の風力発電所
を見学しました。この発電所は自分が最も心配し、もっとも応援し
ている発電所です。

心配している理由は風況があまり良くない場所に建てられていると
いうことと、規模が大きいという点です。風況があまり良くないか
ら事業規模を大きくする必要があったのかもしれません。
実際、設備利用率は18%程度です。また、規模が大きいので、自
治体の風車ですが、補助率は1/3です。合併前の北条町が建設した
ものですが、当時の町予算規模に匹敵する事業ということで、失敗
すると町政に大きな影響が出ることが予想されます。

応援している理由は、町民を説得してこの事業を決行した、北栄町長
の勇気と信念に共感したということです。
「個人の信念で町民をリスクに晒すのはとんでもない」と言う、方も
いるでしょう。実際話をした町会議員の方は批判していました。
しかし、このことに限らず、自分が安全圏にいて批判するだけなら
誰にでもできます。新しいことにチャレンジするときは摩擦はつきも
のですし、100%成功が保証された政策や事業なんてありません。あっ
たとしたらそれはたいそうつまらないものでしょう。

と、偉そうに書きましたが自分にはちょっと真似できない決断です。
だからこそ応援しています。道のりは相当厳しいはずですが、是非、
成功させてもらいたいと思います。

町長はじめ、担当職員や地元ボランティアの皆さんにはたいへんお
世話になりました。ありがとうございました。

来年の風サミットは青森県六ケ所村で開催されます。
たくさんの風車が建っているだけでなく、蓄電池併設の風車があったり
核廃棄物関連施設があったりと色々な意味で非常に興味深い場所です。

風車保守契約を締結できそうです

2009-07-06 21:20:16 | 風車日記
昨日の県知事選挙は9時半前には帰宅できました。
新しい知事は教育者なのでその方面に期待したいと思います。

今日は朝からあいにくの天気でしたが、30名余りの風車見学があり
ました。風車は何とか見ることができましたが、景色はほとんど楽しめ
なかったです。それでも、皆さんとても賑やかで楽しく過ごすことが
できました。

風車保守の契約ですが、やっと話がまとまりました。ずっと気になって
いたのですが、ご尽力いただいた皆さん、ありがとうございます。
点検が始まると、今度はどこか不具合が見つからないかと、ドキドキす
ることになりますが、とりあえず一安心です。

夏休み風車見学会

2009-07-05 21:07:00 | 風車日記

夏休み風車見学会のお知らせです。
日々の更新はこのエントリーの次に表示されます。

東伊豆町では今年も風車見学会を実施します。
開催日 8月2日(日)~8月16日(日)
時 間 毎日午前10時&午後3時

予約は特に必要ありません。
時間になりましたら、風車2号機(真ん中の風車)に
集合してください。風車の中まで見学できます。
風が吹いて風車が回っている時は、風車の停止・起動
もご覧いただけます。
1家族・グループに1つ風車模型をプレゼントします。(300個限定)
また、夏休みの宿題に活用できる資料をもれなく差し
上げます。
詳しいお問い合わせは役場企画調整課までお願いします。
電話:0557-95-6202


風車の視察に鹿が登場

2009-07-04 15:50:48 | 風車日記
今日は朝から風車の視察がありました。
簡単な説明を始めたところ、野生の鹿が2ひき顔を出しました。
夜や早朝風車に来ると時々会いますが、視察と最中に見かけるのは初めて
です。風車の周りでは鳥が飛び、ウグイスも盛んに鳴いていました。
まあ、これで少なくとも今日のお客さんたちには、風車から出る低周波音
で鳥や動物が姿を消すとのがデマだとわかってもらえたのではないでしょ
うか(苦笑)。

視察が終わり帰ろうとしたら、旅館の車がお客さんを乗せてちょうど風車
見物にやって来ました。風車のパンフレットも余っていたので、声をかけて
風車の中まで見学していただき、とても喜んでもらいました。

そこに、県外ナンバーのランクルが一台やって来て、こちらを興味ありげに
見ているのでやはりこちらから声をかけて同じく風車見学をしてもらいま
した。今日はあいにくの曇天でしたが、次は子供を連れてもう一度遊びに
来たいと言っていただきました。

そう言えば、鳥取県北栄町の町営風車(1.5M×9機)のブレードの補修
工事が始まるようです。なんでも2006年10月ごろからブレードのほぼ半分に
ひび割れが生じているのを確認。うち構造上問題が起きやすい根元部分に
ひびがあった3枚は06年中に応急処置したそうです。

ブレードは2枚を張り合わせて作られていますがその接合部分でクラックが
生じているようです。運転自体には支障がなく、補修方法についてドイツの
認証機関から認証を受けるのに時間がかかり、補修の開始が遅れたというこ
とですが、ブレードは当町でブレード破損事故を起こしたGEウインドと
同様、デンマークのLMグラスファイバー社が製造したものです。ちなみに
北栄町の風車はREパワー製です。LMはブレード製造のトップメーカの一つ
だと思いますが、品質管理を問われますね。リコール扱いで修理費用はかから
ないようですが、そういう問題ではありません。


明日は午前7時から午後6時まで県知事選挙の投票事務で、その後、午後
8時から開票事務に従事する予定です。候補者も4人だけですし、投票率
もそれほど高くないでしょうから、1時間もあれば開票自体は終了するかも
しれません。確定後、片付けをして9時半ごろには帰宅できるでしょうか。