空腹の構え

もっぱらチャリンコ、他ものづくり

ゴシる。

2015年08月29日 20時39分17秒 | ピナさん
現在の自分のスプロケット・チェーンの洗浄方法。
(ホイールとフレームも一緒に行うのだが、拭くだけなので省略)


まず、油もの触るのなら手を保護すべし。
使い捨てがよいかと。


たいていは1ヶ月程度か、雨ライド後に洗うのだが、
明日は"楽しむ"レースなので、ピカピカに。



...2週間前洗っているので、汚くないはない。


ホイールからスプロケを外す。
そのほうがキッチリ洗えるし、速い。


ここから自己流。
外したスプロケ左。
灯油、中央。
エコクラウン、右。(ネットで勝手に調べてね)


灯油にドボン。ゴシゴシして…


エコクラウンにドボン。放置。


スプロケ1枚1枚全部ゴシってドボン。


スプロケはそのままエコクラウン漬けで放置。
次にチェーンの洗浄。
メンテ用のクイック・スタンド・オイルパン(自家製)をセット。


ちなみに、メンテ用クイックはチェーンが回せるものであればよい。

TNI チェーンホルダー 前後セット\2200-税別


TNI チェーンウォッシャー 後のみ \1900-税別


先ほど使っていた灯油を再利用。
ブラシにどっぷりと含ませて、
チェーンをゴシる!


黒く汚れたチェーンが銀色になったら、
クランクを少し回して、ゴシる、を繰り返して
チェーンを1周したら、チャリの反対側へ。
同じようにゴシる。チェーンの表裏上下全てゴシる。
※クランクを回し続けてブラシを当てるだけは禁止。


プーリーもゴシる。クランク回し続けてブラシ当てるだけ可。
(BBに灯油が行き過ぎないように配慮)


見た目で大体ゴシれたなら、灯油のゴシは終了。


使った灯油は、別の缶に入れておき、放置。
汚れを沈殿させ、上澄みをろ過して、再利用。
ただ、この量の灯油はたかが知れた金額なので、
紙に含ませて燃えるゴミでもいいかも。


スプロケへ。
綺麗めのボロ布で軽く拭いて、放置。


自然乾燥。


再びチェーンへ。
空いたエコクランを使って、
先ほどの灯油と同じようにチェーンをゴシる。


見た目で分かりにくいので、滴る液の汚さと
ゴシった程度でなんとなくこなす。


ゴシゴシ終了。
次は、ボロ布で拭き取り。


優しく、強く、絶妙に、完璧な感じで
つまむ様に、包むように、拭う。
要は適当。



クランクをグルグル回し続ける。
とにかくチェーンについた汚れを拭く。


何回も何回も回して拭く。


それとなく、拭いた汚れが薄い感じになったら完了。


チェーンの洗浄により、チェーンステーやBB辺りがより汚れるはずなので、
クリーナーで拭く。自分が使っているのはこの黄色いヤツ、
ユニコン、カークリーム。




BBはチェーンリングの裏側隙間にボロ布を入れて拭く。
チェーンリング(インナー・アウター)もそれなりに拭いておく。



汚れ次第でホイールも拭くわけだが、
今回は拭かず。フレームもサッと拭いて終わっている。
およそ1時間。



そこそこ汚れていると2時間ほどにはなる。
これはちゃんと綺麗にした場合のメンテナンス(ゴシゴシ法)なので、


速さ重視ならワシャワシャ法がある。が、
チェーンの油汚れや雨後の黒い汚れはワシャワシャでは落ちない。

これも試してみたが。

油を乳化させて、水で流して洗うもの。
スプロケはまぁ、よいのだが、
チェーンには絶対やらないほうが良い。
水ではチェーンはなかなか落ち切れない。
乳化残してしまうと、ドライブトレイン一連全てが…


他にもケルヒャーとかスチームとかアイデアはある。
誰かやってみてほしい。
機材買うのも用意片付け含めて面倒そうだ。


まだまだ改良していく。




※補足
エコクラウンは灯油を落とす目的で使用しているが、
強力な洗浄作用はなく、優しい(弱い)。水に近い。
防錆効果もあると謳っているので試しで使っていた。
実際には効果はよくわからない。が、
特にデメリットがないし、スプロケがきれいなので、
使い続けている。
使う量(粉)が少ないのでコスパは強い。

自家製オイルパンは、ないので作った。
どこぞの100円ショップにはありそうだが、
探すの面倒だし。
会社へ製作させると実は結構な額になる。
SUS304製。






※8月30日タイトル変更
前、『速さを求めるならこれはサボれない。あるいは金次第。』
『ゴシる』のほうが後でキたので。



コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。