空腹の構え

もっぱらチャリンコ、他ものづくり

夏油ヒルクライム2016

2016年07月16日 21時11分45秒 | レース・イベント
今年は親切なことに運営側から
スタートの位置取りの説明があった。

要は、開いてる場所へグイグイ
入ってヨシとのこと。



車道右側からグイグイとスタート。



当然後ろに付いた方が
楽なので縦長になるのだが…



車道左側に寄るのは
普段の癖なんだろうな。



しばらく平穏な集団だったが、
アタックほどではないが、
2名が抜け出した。

付いていくべきかちょっと悩む。



付いていくことに。

追い付くまでに予想以上に疲弊。
止めとけば良かった。



先頭交代に強制参加。辛い。
当然速度が落ちる。

その結果、



後続が追い付いてしまう。
やはり逃げきるなんて
こんな序盤で有り得ない。
ホント止めとけば良かった。



しばらく集団後方で回復を図る。



今年は天気のせいか
集団の速度が速くはない。



中切れの心配がなさそうなので、
集団の中で体力を普通に温存。



登り坂が見えてきた。
ここで自分はさようなら。



集団は速度を維持したまま、
登りを駆け上がってゆく。

自分はマイペースに切り替え、
スタミナを維持することを優先。



あっという間に集団が消える。
去年より早く千切れてしまった。

今年はタイムが大きく後退しそう。



カメラの電池を保たせるため、
ここで切ることに。が失敗だった。

15分後、再度ONしたつもりが、
また録画されていなかった。


文章でつづき。


目安を300Wに設定して走り続ける。

課題としている技術、
路面変化に対し、一定強度を保つ
パワーバランスを身につける。

登りも平地も荒れ地もどう変化しようが、
300Wを維持するように対応するということ。

特に緩斜面が難しい。

平地と登りでの、
姿勢とペダリングによる微妙な
バランスが取れず、
タレるか出し過ぎるかになる。

レースではあるが、全力で練習。
こーなのか?あーなのか?と、
足と心拍に問いかけながら走る。


ふと前方に見慣れたジャージが。
あのキンニク、間違いない。

KSIさんだ。
タレた、というよりやる気のない走り。

声を出すと呼吸が苦しくなりそうなので、
背中を叩いて、『一緒に行こうぜ!』
的な感じで手振りして誘う。


予想通り後ろに付いてきた。
モチベーション上がったぞっ!

さっきまで段々と下がっていた
パワーに再びやる気がでてきた。

このままゴールまで…とはいかず、
限界を宣言しKSIさん千切れる。


しばらくすると、
ライバル的なペースの人発見。

傾斜がきついと離されるが、
緩いと追い越す。

数回繰り返されたことで
ちょっと燃えてくる。

ゴールまであと僅か。
ライバルさんにアタックされる。

ならばと期待に応えて
『長ーいアタック』を実行。

登りで立ちこぎすると
長く続かないので、

サドルからやんわりケツを浮かせ、
高強度で踏み込んでゆく。

最後のコーナーを曲がり、
ライバルさんがタレるの見て、
全力アタックを敢行。

ブチ抜いてゴール。


毎年、夏油のゴール前は
ライバルさんを見つけて
ブチ抜いて楽しんでいる。

ブチ抜けるあたり、余力ある訳で…


ライバルさんと健闘を讃え合う。
今年も呼吸がゼイゼイで言えてない。


去年より2分30秒ほど遅い。
強度は悪くない気がするんだがなぁ。



雨が降りそうな曇りになる。
寒くなってきた。
カッパを着て体を保温。




雨降って来た。



ダウンヒルは雨の中。






レース直前に突然『カン』が働いた。

カーボンホイールから
アルミホイールに変更したのだが、

カンに従っておいて正解だった。



宝くじにこのカンが働いてくれればよぅ。