草もち姫 徒然なるままに

日暮し、PCにむかひて心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。

「春の七草かご」作り@向島百花園

2015年12月23日 | 散歩

向島百花園のサイトを見たら「12月23日春の七草かご作り」とありました。しかも皇室に献上するものだそうです。どうせ行くならとこの日にしたけど「雨天中止」も気になります。

10:30からのは大丈夫そうでしたので、庭園内の東屋に行き、最前列に陣取りました。実演の前に「春の七草かご」の説明があり、なんとこの発祥が向島百花園だそうです。

「七草籠は、江戸時代から続くもの、また献上七草籠は明治以来から続く習わしで、毎年新春に皇室に献上しています。」とのことです。職人さん達かっこいいなぁ!!

   

カゴに、「はらん」を底と、両サイド1枚づつで3枚敷きます。水で洗ってカゴのサイズに合わせて、カットしたり切り込みを入れたり、曲げやすいように筋に切り込みを入れたり。

    

このお兄さんはレフティーでした。ふるった土を入れてならします。

    

カゴには奥から「すずしろ(大根)」「すずな(かぶ)」の植えますが、葉っぱの形、首周りを歯ブラシなどを使って徹底的にしておられます。特別色白の別嬪さんの大根。

    

その後ろに「ごぎょう(御行)」を植えます。真ん中に「なずな」を上「ハコベラ」「せり」「ホトケノザ」を植えます。

    

物凄く丁寧に作っているなぁ、、(めっちゃ寒いから我慢してたけど(-_-;))と思ったら、これを献上するとの事、そりゃそうですよね。と納得(笑)白い石と「名札」は後でつけるそうです。

    

元々開園当時から年末にカゴに設えた春の七草をお得意様にお歳暮として届けていた物で、明治期には正岡子規、乃木希助、東郷平八郎、高橋是清などの著名人も来園していて、その中に九条家(大正皇后の実家)があり、皇太子妃になられた後も宮中に届けていたものでこれを契機に毎年宮中にお届けするようです。昭和天皇は毎年少し採って食して、残りを庭に移植されるとのことで、今生天皇もそうではないかな?と担当の方が仰っていました。

思わぬ物を拝見できて嬉しかった。沢山の「七草籠」を持って出て行った方がいたのですが、毎年予約して受け取りに来る方も多いそうです。一般にも販売していたので、3,500円は良いお値段だと思ったけど、せっかくなので一かご買ってみました。宅配もしているようですが、箱と送料で2,000円位かかりそうです。

    

帰ってとりあえずビニール外して眺めました。なんかいいなぁ、、田舎へのお土産と思ったけど、これは自宅に飾ってお正月を迎えよう!

  

「カイロ」を持ってくればよかったぁと思ったほど寒かった。ので売店で「甘酒」を飲みました。来る途中に気になった「茄子餡の入った?」最中ってのも買ってみました。

佐保姫も私も茄子LOVEですので(笑)

    

なーるほど、前回来た時に買った「かりんと饅頭」でも有名なお店「菓子遍路 一哲」の商品のようです。

地元野菜「寺島茄子」の復活にちなむ最中「なすがままに」小倉餡入りと、レモン風味の黄身餡入り。

ありゃ電車でつぶれてしまった(-_-;)賞味期限は短いので早速いただきました。?美味しい!けど茄子どこ?次のはもっとよーく味わってみよう(笑)


コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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素敵だわ! (チャチャ)
2015-12-25 19:30:04
春の七草かご、素敵に七草が植えてあるんですね。
ブログ読み始めた時は草もち姫さまが教わって現地で作るのかと思いました。
これ、1月7日には七草粥を作るのに使うんですよね。飾って眺めてそして頂くってなんだかいいなぁ。
お正月のお花も毎年同じようなもの生けてちょっと飽きてるから、これいい!
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責任重大(-_-;) (草もち姫)
2015-12-26 17:05:55
素敵なんだけど、枯らさないかと心配になっちゃう(笑)
食べても良いし、そのままお花を咲かせる人もいるようです。商店街にもなんちゃって七草籠半額くらいで売っていたけどやはり出来が違った。思わぬ物に出あって嬉しかったです。
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