ゆるゆる素浪人の「気まぐれ日誌」~ 自己満足とボケ防止に、人生の雑記帳~  

そういう意味で老人の書いた「狼の遠吠え」、いや「犬の遠吠え」と思い、軽い気持で読んで頂けば有り難いです。

第二次安倍内閣誕生雑感

2012-12-27 06:00:00 | 時事・雑感
第46回衆議院総選挙は自民党圧勝、民主党大敗で終わった。
まあ選挙の様なものは勝ては官軍、負ければ賊軍で、自民党の意気が挙がっている。
召集された衆議院特別国会では、自民党の安倍総裁が第96代総理大臣に指名され、
早速第二次安倍内閣の組閣名簿が発表された。

それによると首相自ら「危機突破内閣」と言うだけあって、
全自民党の実力者を集め重厚で女性登用の内閣に成っている。
民主党の泥縄式の大臣起用と違い、自民党は人材が豊富で選考に苦慮していたが、
新人大臣の自信過剰による答弁に、失言が出ない事を祈ろう。

まあ良かれと思って組閣をしても、立場により批判するのが世の常だが、
すでに「タカ派内閣」「昔の名前で出ていました」「お友達内閣」「アベノミクス」とかと、
いろいろ揶揄するマスコミ報道もある。
この内閣が日本国にとって良かったか否かは、後日分かるだろうから、
しばらくは静観して眺めることにしよう。

しかし今回の安倍組閣劇を見ていると、かつて民主党が「事業仕分け」と称して、
国民の前で予算査定し拍手喝采された手法と、よく似た印象を受けた。
下手な勘繰りをすれば、意識的にパラパラと内定大臣を漏らし、
国民には派閥力学を排除した安倍組閣ショーを展開し、
開かれた自民党を演出したのかもしれない。
と言うのは菅官房長官が第二次安倍内閣の組閣名簿を発表する以前に、
マスコミ取材で内定と称して、同じ組閣名簿が報道されていたからだ。

ともかく国民は大臣候補には興味があり、こんなに詳しく組閣の道筋を見せ付ければ、
自民党のよい宣伝になった事だけは確かであろう。
昔なら発表まで組閣名簿が洩れる事は無かったので、
今回の組閣は様変わりを感じるが、安倍さんも「なかなか遣るな」と言う印象だ。

まあ選挙前は安倍総理を世襲議員で病弱なタカ派総理とレッテルを貼り、
ネガティブキャンペーンを流していたマスコミもあるようだ。、
それに釣られて踊っていた国民もいるようだが、マスコミの力は恐ろしいものだ。
ともかく何といっても今は難しい経済政策が最優先課題、
其れに真剣に取り組もうとする安倍総理には、
「失敗の経験」を生かしたリベンジを期待する一人である。

●思い出のレトロ写真から(108) 学園祭から京都・山科①(昭和36年)
○式典・学長

○学術部・展示

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おはようございます。 (風来坊)
2012-12-27 08:58:36
とうとう安倍さんが総理に再登板しましたよ。
私も熱意をかい期待しています。
いま総理に相応しい識見を持った人は居ませんね。
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おはようございます (ytakei4)
2012-12-27 09:46:22
安倍総理誕生には森元総理の影があるとか。
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Unknown (せとやん)
2012-12-27 09:55:05
一人の経済学者の理論を実験台にされても困りますがね。アベノミクスは間違いなく失敗すると思います。吠えてもしょうがありませんか。(カリカリ)
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yatakei4さんへ (クロやん)
2012-12-27 09:55:55
そうですか。
まあ政界は年功序列の世界、多少は在るでしょう。
しかし私の知る限り゛は、森さんは安倍さんの再出馬に反対していたとか・・・・
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こんにちわ(^_^)/ (まるこ)
2012-12-27 19:47:22
マスコミの影響が強いことは確かですね。
安倍総理誕生の裏話もいろいろあっておもしろいですね。菅幹事長に押されたとか
麻生さんに押されたとかいろいろ聞きます。
誰に押されたとしても、本人の意思が一番強かったのでしょう。
経験を生かして穏健にやってほしいと思います。
でも、今は少し気負って走り過ぎてるような気がします。予算の肥大も怖い話です。
消費税アップ位では追い付かないのでは。
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来年もよろしくお願いします。 (masamikeitas)
2012-12-31 14:06:40
クロやんさん、今年一年ブログを楽しませていただきました。
来年もよろしくお願いします。
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