今週から国会は米国から帰国したばかりの野田首相と、
全閣僚が出席して衆議院予算委員会の質疑が始まった。
まずは国民の大きな期待を得て、ドジョウ内閣は穏やかに船出したかと思っていたら、
テレビでは「小沢元秘書3人有罪」の速報が流れ、新聞には大きな活字が躍り、
今後の政局に小沢関係問題は多大の影響を与えそうだ。
これで小沢元民主党代表の復権は、恐らく無くなったのだろう。
東京地裁は小沢元秘書3人に執行猶予つきの有罪判決を言い渡したが、
判決は「小沢氏からの4億円の借り入れを隠すとともに、
公共工事を巡る小沢事務所と企業との癒着が発覚しないよう、 うその記載をした」とした。
この判決については賛否両論があろうが、
私なんかは「裏献金受領」「小沢事務所の天の声」、
「小沢氏が陸奥山会に貸した4億円の隠蔽」「小沢氏でも説明できない4億円の原資」等と、
多くの国民が想定している具体的な判決理由に肯ける。
さて第95代野田総理を見ていると低姿勢で、
自画自賛のイラ菅前総理とは違い、強かにドジョウ宰相や庶民内閣を演出しているようだ。
毎日新聞によると野田総理は官邸幹部に、
① 余計なことは言わない、やらない②派手なことをしない③突出しない、
との気配り3原則の安全運転を訓示しているという。
低姿勢宰相の草分けは、約50年前に安保闘争で岸政権が倒れ、
低姿勢をウリに誕生した、第59代池田勇人総理が初めてだろう。
池田総理も失言が多く「貧乏人は麦飯を食え」で物議をかもしたが、
「所得倍増」政策を「私は嘘は申しません」とか「寛容と忍耐」などの低姿勢で遂行した。
池田政権は不安定だった政局を安定化させ、3年間も続いた。
低姿勢を標榜する野田ドジョウ宰相は、松下政経塾で政治家の基本を勉強しているだけに、
国民迎合型の思い付きのイラ菅前総理とは違って、国会でも上手く立ち回っているようだ。
そんな訳で打たれ強く、難題も低姿勢で「柳に風」と受け流し、
短命と言われている野田政権に閣僚の失言が出なければ、案外長く続くかもしれない。
全閣僚が出席して衆議院予算委員会の質疑が始まった。
まずは国民の大きな期待を得て、ドジョウ内閣は穏やかに船出したかと思っていたら、
テレビでは「小沢元秘書3人有罪」の速報が流れ、新聞には大きな活字が躍り、
今後の政局に小沢関係問題は多大の影響を与えそうだ。
これで小沢元民主党代表の復権は、恐らく無くなったのだろう。
東京地裁は小沢元秘書3人に執行猶予つきの有罪判決を言い渡したが、
判決は「小沢氏からの4億円の借り入れを隠すとともに、
公共工事を巡る小沢事務所と企業との癒着が発覚しないよう、 うその記載をした」とした。
この判決については賛否両論があろうが、
私なんかは「裏献金受領」「小沢事務所の天の声」、
「小沢氏が陸奥山会に貸した4億円の隠蔽」「小沢氏でも説明できない4億円の原資」等と、
多くの国民が想定している具体的な判決理由に肯ける。
さて第95代野田総理を見ていると低姿勢で、
自画自賛のイラ菅前総理とは違い、強かにドジョウ宰相や庶民内閣を演出しているようだ。
毎日新聞によると野田総理は官邸幹部に、
① 余計なことは言わない、やらない②派手なことをしない③突出しない、
との気配り3原則の安全運転を訓示しているという。
低姿勢宰相の草分けは、約50年前に安保闘争で岸政権が倒れ、
低姿勢をウリに誕生した、第59代池田勇人総理が初めてだろう。
池田総理も失言が多く「貧乏人は麦飯を食え」で物議をかもしたが、
「所得倍増」政策を「私は嘘は申しません」とか「寛容と忍耐」などの低姿勢で遂行した。
池田政権は不安定だった政局を安定化させ、3年間も続いた。
低姿勢を標榜する野田ドジョウ宰相は、松下政経塾で政治家の基本を勉強しているだけに、
国民迎合型の思い付きのイラ菅前総理とは違って、国会でも上手く立ち回っているようだ。
そんな訳で打たれ強く、難題も低姿勢で「柳に風」と受け流し、
短命と言われている野田政権に閣僚の失言が出なければ、案外長く続くかもしれない。