ゆるゆる素浪人の「気まぐれ日誌」~ 自己満足とボケ防止に、人生の雑記帳~  

そういう意味で老人の書いた「狼の遠吠え」、いや「犬の遠吠え」と思い、軽い気持で読んで頂けば有り難いです。

小沢元秘書の判決とドジョウ総理の低姿勢

2011-09-28 06:44:00 | 時事・雑感
今週から国会は米国から帰国したばかりの野田首相と、
全閣僚が出席して衆議院予算委員会の質疑が始まった。

まずは国民の大きな期待を得て、ドジョウ内閣は穏やかに船出したかと思っていたら、
テレビでは「小沢元秘書3人有罪」の速報が流れ、新聞には大きな活字が躍り、
今後の政局に小沢関係問題は多大の影響を与えそうだ。
これで小沢元民主党代表の復権は、恐らく無くなったのだろう。

東京地裁は小沢元秘書3人に執行猶予つきの有罪判決を言い渡したが、
判決は「小沢氏からの4億円の借り入れを隠すとともに、
公共工事を巡る小沢事務所と企業との癒着が発覚しないよう、 うその記載をした」とした。

この判決については賛否両論があろうが、
私なんかは「裏献金受領」「小沢事務所の天の声」、
「小沢氏が陸奥山会に貸した4億円の隠蔽」「小沢氏でも説明できない4億円の原資」等と、
多くの国民が想定している具体的な判決理由に肯ける。

さて第95代野田総理を見ていると低姿勢で、
自画自賛のイラ菅前総理とは違い、強かにドジョウ宰相や庶民内閣を演出しているようだ。
毎日新聞によると野田総理は官邸幹部に、
① 余計なことは言わない、やらない②派手なことをしない③突出しない、
との気配り3原則の安全運転を訓示しているという。

低姿勢宰相の草分けは、約50年前に安保闘争で岸政権が倒れ、
低姿勢をウリに誕生した、第59代池田勇人総理が初めてだろう。
池田総理も失言が多く「貧乏人は麦飯を食え」で物議をかもしたが、
「所得倍増」政策を「私は嘘は申しません」とか「寛容と忍耐」などの低姿勢で遂行した。
池田政権は不安定だった政局を安定化させ、3年間も続いた。

低姿勢を標榜する野田ドジョウ宰相は、松下政経塾で政治家の基本を勉強しているだけに、
国民迎合型の思い付きのイラ菅前総理とは違って、国会でも上手く立ち回っているようだ。
そんな訳で打たれ強く、難題も低姿勢で「柳に風」と受け流し、
短命と言われている野田政権に閣僚の失言が出なければ、案外長く続くかもしれない。

「千姫役の芦田愛菜ちゃん(7才)」と「尻取り川柳(158)」

2011-09-25 06:49:00 | 時事・雑感
昨日は凌ぎよい秋日和、富士山も平年より早く初冠雪を見た。
そんな絶好の外出日和にドライブして帰り、偶然にNHKのテレビを付けると、
いまブレーク中の子役・芦田愛菜(7才)ちゃんのトーク番組が流れていた。


今年の大河ドラマ「江」~姫たちの戦国は、3年前に女性主人公「篤姫」を描き、
大ブレークさせた田渕久美子さんのオリジナル脚本。
NHKも二匹目のドジョウを狙ったのだろうが、
今度は浅井長政の三姉妹「茶々」「初」「江」、
特に徳川家光の生母「江」にスポットを当てた女性主人公の物語である。

初回は小谷城の落城で芦田愛菜ちゃんが淀姫の幼少期の茶々を演じ、
「お腹のヤヤを殺すなら、初を殺して私も死にます」「私は本気でございます」と、
母に迫るシーンは7才の小学一年生とは思えぬ、迫力ある名演技であった。
その為か多くの視聴者が涙して、初回の視聴率は22%と好調だった。


近頃は朝ドラ「おひさま」が平均視聴率20%以上と大河ドラマを逆転し、
好調のうちに来週終わるが、「江」の視聴率は15~17%台と低迷している。
これも女性中心の脚本に飽きがきたのか、それともキャスト選定に問題があったのか、
いずれにしても「江」は二匹目のドジョウには成らないようだ。

初回の大河ドラマ「江」の茶々役で好評だった芦田愛菜ちゃんが、
今晩の「江・千姫の婚礼」で再び悲運の千姫役で登場するそうだ。
政のために今の愛菜ちゃんと同じ7才で豊臣家に嫁ぎ、
秀頼と婚礼をあげるシーンには、再び大河ファンの涙を誘うだろう。


昨日の芦田愛菜(7才)ちゃんのトーク番組を聞いて驚いたのは、
僅か7才ながらタレントとしての才能に満ち溢れ、
諸々の応対や1ヶ月に50冊の読書等は、小学一年生とは思えぬほど確りしていた。
将来的にも芦田愛菜ちゃんは大女優として有望で、その片鱗とオーラを感じさせた。

さて先週の「しりとり川柳」ですが、
貴重な朝1時間弱を使い15句前後を日頃の思いを率直に詠み、
毎日お遊びで「頭の体操」に励んでいます。

今週も日常生活を詠んだ句が多くなりましたが、
川柳と言うより下句を使った直感の教訓めいた短文集が多く成りました。
今回も秀句は在りませんが、本音が表れ気恥ずかしい気持ちがします。
創作上好きな愚作を◎印を付けて見ましたので、笑読ください。

●私には 記憶にないと 鳩が鳴く

●仕込んだね 原発稼動の 公聴会 ◎

●よく見える 空席ばかりの 大相撲

●明日を知る 我が人生も ここまでか

●預かった 孫のお守りに 四苦八苦

●風邪引いて 普通の人と 認められ

●使い分け 子供の躾 アメとムチ ◎

●帰ったわ 居留守使って 押し売りが

●本心も 蜜月過ぎれば チラホラと

●天気良い うちの母ちゃん 能天気 ◎

●活性化 下手な川柳で 脳細胞

●あばら家を ナベ釜一つで 大御殿 ◎

●膝枕 祇園小唄の 四畳半

●埋蔵金 探してみても 我が家には

●ニューハーフ 今じゃ堂々 市民権

●やって来る やがて厳しい 冬将軍


「台風15号から四国遍路」と「尻取り川柳(157)」

2011-09-22 07:05:00 | 時事・雑感
昨日はよろめき台風15号の影響で日本各地に多くの被害を与えたが、
ここ四国の讃岐も激しい雨で避難指示、避難勧告も出された。
しかし私の地域では被害は殆んど無かったが、遭われた方には心よりお見舞い申し上げる。

そんな暇な雨の日に録画DVDを見ようか、それともブログを書こうか迷っていると、
新車売り込みのセールスマンが遣って来た。
色々雑談を交わしているうちに新車購入の気持ちにさせられ契約した。
人生の最後の新車となるだろうが、今までカローラFX、ゴルフ、ポロと5台目となる。

前にも書いたが免許を取ったのは必要に迫られた30代半ばと比較的遅かった。
今回の新車購入の動機は今の車は10年近く乗っていたのと、
高齢者の免許更新で、想定外の5年有効の免許が与えられたからだ。
まあ定年後はパソコン並みに重要な道具に成っているから、仕方ないだろう。

カー人生で忘れられないのが免許収得直後に、父と四国88箇所巡りをした事である。
親孝行らしきものはしていないが、強いて挙げれば四国遍路が当たるだろう。
父は40年近くの教員生活を終え一切の公職を退き、悠々自適の生活をしていたが、
唯一つ「四国遍路を一度廻りたい」との願望があった。

そこで四国遍路の計画を立てたものの、母は乗り物酔いを理由に拒まれたが、
おそらく青葉マークの運転手だったので恐怖を感じたのだろう。
それにも拘らず父は四国遍路の案内書で本尊やコースを熱心に調べ参拝していた。
私は信仰と言うより運転練習と観光気分を兼ねた軽い気分であったが・・・・

初心者にとっては12番焼山寺、13番太龍寺、26番金剛頂寺、35番清滝寺、
36番青龍寺、66雲辺寺等が山寺で難所だったが、
今ではロープウエーや車道が整備され、ドライブし易くなっている。
それにしても今考えるとクソ度胸だけの無茶苦茶な行動で冷や汗物だが、
約3年かけ事故も無く最後の和歌山・高野山へ辿り着き終了した。

それから何年か経った昭和63年に世紀の瀬戸大橋が開通したが、
父が瀬戸大橋を渡りたいと言い出した。
いつも誘わない母を父が強引にドライブに誘い、珍しく一緒に行く事になった。
コースは坂出から瀬戸大橋を渡り岡山の児島でUターンし、
新設のロープウエーで66番札所の雲辺寺を参拝して帰ったが、父は大満足だった。

ところが暫らくして父は急に元気が無くなり、
3月足らずの入院生活の後に、盆の15日に83歳で永眠した。
殆んど一緒に行かない母との最後のドライブといい、盆の8月15日が命日といい、
技術者だったから余り信じたくないが、
何か四国遍路で得た因縁めいた空海の念力を感じさせられた。

さて先週の「しりとり川柳」ですが、
貴重な朝1時間弱を使い15句前後を日頃の思いを率直に詠み、
毎日お遊びで「頭の体操」に励んでいます。

今週は日常生活を詠んだ句が多くなりましたが、
川柳と言うより下句を使った直感の教訓めいた短文集が多く成りました。
今回も秀句は在りませんが、本音が表れ気恥ずかしい気持ちがします。
創作上好きな愚作を◎印を付けて見ましたので、笑読ください。

●一歩から 庶民宰相 低姿勢

●静かにね 総理演説 野次ばかり

●総理殿 決断・実行 あるだけよ

●焦ってる 庶民総理が 増税に ◎

●大嫌い 嘘で固めた 公約は

●日本中 一丸となり 復興を

●迷惑で 風評被害 放射能

●現実が 理解できない 認知症 ◎

●あるトイレ 落書き一杯  ヴィナースの

●手団扇で 秋の夜長を 語り合い

●わがままに 互いに過ごす 爺と婆

●喜びよ ビール一杯 風呂上り

●ご用心 振り込め詐欺に 高齢者

●あばら骨 洗濯板に 間違われ ◎ 

●山野草 趣味にする人 多くなり

●傷舐める 我が家の愛犬 私の

●一人では つまらないのよ 観覧車

●パン食を 文化生活 夢に見て

●見逃した 先入観が 邪魔をして ◎


「老人の日」&「敬老の日」と「尻取り川柳(156)」

2011-09-18 06:39:00 | 時事・雑感
地方紙に『知事が「老人の日」の9月15日に県内最高齢者を慰問』とあり、
明日の祝日「敬老の日」とどんな関係に成っているのか疑問が湧いた。
そこで雨の暇な一日、好奇心も手伝ってインターネット検索を試みた。

するとハッピーマンデー制度による移動祝日化を目指した旅行関連業界と、
移動祝日化になじめない高齢者団体の意見をふまえて、
平成11年に国は9月15日を祝日でない「老人の日」にして、
9月第3月曜日を祝日の「敬老の日」にしたようだ。

したがって現在は、
9月15日・・・・・・「老人福祉法」で定める「老人の日」
9月15日〜21日・・・「老人福祉法」で定める「老人週間」
9月 第3月曜日・・・「祝日法」で定める「敬老の日」と成っている。

「老人の日」と「敬老の日」の趣旨は、
いずれも老人を労わり敬愛して長寿を祝うのであろうが、
9月15日や9月第3月曜日等の日付には何の意味も由来も無いようだ。

という訳で明日は祝日の「敬老の日」だが、
総務省は今年の65歳以上の高齢者人口を24.3万人増の約3千万人、
総人口に占める割合は23%と、益々高齢化社会に進行している。
当然ながら古希を迎えた私も、この組み分けに属している。

一方厚労省は100歳以上の全国高齢者が4.8万人に成ったと発表した。
そのうち4万人余が女性で87%を占め、女性の長寿を裏付けている。
調査の始まった50年前と比べると約300倍、今年は昨年より更に増え、
人口10万人当たり全国平均で37.29人に増加している。

都道府県別では島根県の人口10万人当たり75.70人が最多で2年連続の1位、
以下、高知、沖縄、山口、鹿児島・・・・
そして香川の55.92で9位と続くが、10位以内は全て西日本だった。
最少は埼玉県の21.13人で22年連続の最下位で、愛知・千葉・神奈川、茨城と続く。

ちなみに国内最高齢者の女性は佐賀県の長谷川チヨノさん(世界第2位)の114歳、
男性は京都府の木村次郎右衛門さんで同じ114歳だが、
男性のギネス世界最高齢者に認定されている。

と言う事は西日本に長寿の高齢者が多く、中部・関東地方には若年層が多いのだろう。
小生には100歳以上の長寿なんて関係ないが、
果たして長寿県だからと言って、諸手を挙げて喜んで良いのか、
それとも生活基盤が弱く若者達が定住できない環境なのか、
「敬老の日」に甚だ考えさせられる問題でもある。

さて先週の「しりとり川柳」ですが、
貴重な朝1時間弱を使い15句前後を日頃の思いを率直に詠み、
毎日お遊びで「頭の体操」に励んでいます。

今週は政界、日常生活等を詠んだ句が多くなりましたが、
川柳というより技術者だったので下句を使った、直感の理屈ぽい短文に成りました。
今回も秀句は在りませんが本音が表れた句もあり、気恥ずかしい気持ちもします。
創作上好きな愚作を◎印を付けて見ましたので、笑読ください。


●勝ちあがり ドジョウ宰相 誕生す ◎

●神頼み 庶民総理の 舵取りは

●国会は 大義名分 通用せず

●計算中 ついて行こうか 新総理に ◎

●採り下げる 野党の提案 政局で 

●喋る人 風評被害 拡散し

●助け合い 災害地にも 笑顔見え

●祈ります 東日本の 復興を

●いっぱいだ 秋の味覚の 果物が

●手ぶらです 今日の釣果は 坊主です 

●くさすだけ 机上の空論 評論家 ◎

●まだ知らず 終着駅が 何時なのか ◎

●失敗を 気づかないのが 無能者か

●退職を 督促されて 窓際に

●身の丈で 比べられない 愛情は ◎

●ウッチャリで 人生土俵 凌ぎ切り

●上戸んち 夫婦仲よく 黒田節 ◎

●老眼鏡 頭に掛けて メガネ何処

●気張らない 朝の務めは 自然流 ◎

●努力しょう 忍耐強く 凡人は


「中秋の名月と宇宙の渚」と「尻取り川柳(155)」

2011-09-15 06:56:00 | 時事・雑感
今年は12日が中秋の名月だったので、久しぶりに眺めてみると雲ひとつなく、
まん丸お月さんが明るく輝いていた。
中秋の名月を讃えた歌に、
「月々に月見る月は多けれど月見る月はこの月(中秋の月)の月」とあるが、
月が八回出てくるので、陰暦八月十五夜を意味する。(講談・朝顔日記、名月若松城)

近頃は家庭で「お月見」なんかはしないが、
幼い時は姉らとススキを活けお団子を供え、「お月見」をした記憶が甦ってくる。
それに田舎だったので「中秋の名月」や「七夕の天の川」は、
今よりは煌々と輝いていたように思うし、まさに星降る空の印象が強かった。

今では空気も汚れ街も明るくなり、市街地は天体観測に不向きに成っているし、
アポロ月面着陸以後は「兎の餅つき」や「かぐや姫」のロマンも、
今の子供には通用しなくなってきた。

そんな中で宇宙へのロマンを駆り立てる番組が、
この日曜日にNHKスペシャル「完全生中継・宇宙の渚」がある。
国際宇宙ステーションから古川聡宇宙飛行士が、
「オーロラ」「流星」「スプライト(放電閃光)」等のスペクタクルを生中継する。

今までは宇宙飛行士しか見られなかった夜の地球の絶景を、初めてお茶の間で見られる。
それを可能にしたのはNHKが新しく開発した「宇宙用超高感度カメラ」だそうだが、
この歳になって夜の宇宙ショーが見られるなんて思いもよらなかった。
番組の司会にはSMAPの香取慎吾、 ゲストに毛利衛、仲間由紀恵さんらが出演すると、
しきりにNHKは宣伝しているが、是非ともチャンネルを合わせたいと思っている。

さて先週の「しりとり川柳」ですが、
貴重な朝1時間弱を使い15句前後を日頃の思いを率直に詠み、
毎日お遊びで「頭の体操」に励んでいます。

今週は「イラ菅総理」に替わって、「ドジョウ新政権」を詠んだ句が多くなりましたが、
川柳と言うより下句を使った直感の短文集に成りました。
今回も秀句は在りませんが本音が表れた句もあり、気恥ずかしい気持ちもします。
創作上好きな愚作を◎印を付けて見ましたので、笑読ください。

●いい気分 先輩抜いて 総理の座 ◎

●低姿勢 ドジョウ総理は したたかに

●総理殿 オートロックを 閣僚に ◎

●奥の手は 数の力で 押し通す

●軽過ぎる 大臣の言葉 紙よりも

●波荒らし ドジョウ政権 船出から

●しらを切り ごり押し通す 政界は

●もどかしさ 感じています 被災地は

●忘れてる 昨夜に食べた 料理さえ ◎

●欲張りで 理想が高く 行かず後家

●うらやまれ 暴飲暴食 健康で

●スカスカで 困っています 大脳が ◎

●この言葉 待っていました アイ・ラブ・ユー

●怪我をした 彼の言葉を 鵜呑みにし◎

●待ちかねて つまみ食いする 若旦那 

●ロンドンは オリンピック 3回目

●ちらつかし 金の卵を 青田買い ◎