ゆるゆる素浪人の「気まぐれ日誌」~ 自己満足とボケ防止に、人生の雑記帳~  

そういう意味で老人の書いた「狼の遠吠え」、いや「犬の遠吠え」と思い、軽い気持で読んで頂けば有り難いです。

高松でも硫化水素自殺

2008-04-30 06:53:00 | 時事・雑感
昨日のNHKの地方ニュースを見ていると、
我が高松市でもマンションに住む大学生が、
「硫化水素発生中」の貼紙をして、自殺を図ったと報じていた。
今の季節は新入社員や大学生に良くありがちな、
五月病と言われる精神不安定に起因していたのであろうか。

つい先日も隣の高知県で硫化水素自殺者が発生し、
近辺の住人約90名が巻き込まれて、病院で手当てを受けたばかりだ。
自殺願望は止めてほしいものだが、
付近の人を巻き添えにするような遇法だけは、厳に避けて欲しいものだ。

これで硫化水素による連鎖反応による自殺者は、
今年に入り大阪、千葉、山梨、岩手、京都、栃木をはじめ、広域に誘発されているが、
好ましい事ではないが香川県も遂に仲間入りした。

この硫化水素は身近な家庭用品等から、
作れると言う情報を知り得たからだろうが、
これもネット社会の影の部分で何とかできないものであろうか。

ちなみに硫化水素ガスの毒性は、
ガスは卵が腐ったような温泉やゴミ捨て場で、よく嗅ぐ臭気。
吸うと頭痛、めまい、咳、咽頭痛、吐き気、息苦しさ、意識喪失になる。
近寄らず逃げることが一番だが、密室なら注意ぶかく換気をする事も大切。

0.1%~ぐらい   即死
600ppmぐらい   約1時間で死亡
10ppm       「労働安全衛生法」許容基準
0.00041ppm    硫化水素の閾値(この数値以上で臭いを感じる限界)

北京オリンピック聖火リレー雑感

2008-04-27 07:04:00 | 時事・雑感
北京オリンピックの聖火が特別機でオーストラリアから羽田に御到着、
直ちに特別バスでVIP並みの厳戒態勢で運ばれ、長野駅前ホテルに御宿泊。

多くの警備員に見守られながら一夜を過ごした聖火は、
ひっそりとした長野県勤労福祉センター跡地で市民抜きで式典を済まして御出発。
野球の星野仙一監督を聖火ランナーのトップ走者にして、
タレント萩本欣一氏ら総勢80名のランナーで受け継ぎながら、
マラソンの野口みずき選手でフィナーレ。

多少の小競り合いのトラブルが在ったものの、
聖火は4時間足らずで長野市内を駆けめぐって、新幹線で一路東京へ。
ともかく無事に聖火を韓国・ソウルへ送り届けられ良かった。

チベット騒動を契機に各国で聖火リレーは混乱している。
初めは米国や仏国も人権問題で中国に拳を振り上げたものの、
近々では経済が先行してか弱腰発言が目立ち始めた。
どんな大国も相手が今の中国ならば、
自国の損得を優先させた発言に変わるのかもしれない。
しかしこれらの警鐘が効いてか、中国もチベットとの対話のテーブルに着くという。

わが国でもモーニングショーや昼のワイドショーは、
100名近くの警察や機動隊で二重三重に守られた聖火リレーを、
上空から幾度となく伝えていた。
これだけ他国の聖火リレーを、テレビ中継されるのは珍しい事だ。

私も若い頃に開催されたオリンピックや世界万国博覧会などに感動を覚えた。
誰も可能ならば一度は見たいと思う心根は同じだろうから、
今回の規制で見られなかった子供達の夢の消失は、計り知れなく大きい。

テレビを見ていて「東京オリンピック聖火リレー」を思い出した。
それは校門の前を走る聖火リレーを、講義をサボって迎えた。
44年前の白黒写真ながら「レトロ写真館」に再挿入した。
今回の90名近くの警察に守られながらの聖火リレーには、
整然とした東京オリンピックとは落差が大きく、
何か異質な歴史の一コマを見た思いであった。

光母子殺害・差し戻し審

2008-04-24 07:17:00 | 時事・雑感
このところメデイアは広島高裁で開かれた、光母子殺害事件・差し戻し控訴審の話題で一杯である。
被害者遺族の本村洋(32)さんが訴え続けていた死刑が、当時元少年の被告(27)に下った。
多くのマスコミは是認したような見解が多かった。

この事件は9年前に起こり被告は若干18歳の少年で、
犠牲者の本村洋さんも、当時若干23歳であった。
日本人には「判官びいき」が多いといわれるが、
今回は元少年の被告側に見方する人は少ないようだ。

まだ若い本村さんも内外の圧力を跳ね除け、
理論整然とした論旨と行動で、此処まで戦ったのには感服する。
私は専門ではないので、どちらが正しいのかは判定できないが、
多くの人は裁判所の判決に同調するので、
本村さんには「良かったですね」と言ってあげたい。

今回の事件や北朝鮮拉致事件、サリン地下鉄事件など、
不意に凶悪事件に巻き込まれて犠牲に成った死亡者や不明者、
これらの事件の対応を、一生背負いながら生きなければ成らない人々には心が痛む。
それ故に、これからの本村さんの人生に幸多からん事を祈りたいが、多難が予想される。

これまで何んとか無難に過せた、私の人生に感謝しながら、
青春時代に亡父から教えられた「徳川家康の人生訓」を思い出した。

人の一生は
重荷を負うて、遠き道を行くがごとし
急ぐべからず
不自由を、常と思えば不足なし・・・・


昨日は全国的に暑い一日だった

2008-04-23 07:03:00 | 時事・雑感
全国的に昨日は20 ℃を超す暑い一日だったが、
今日から前線が近づき下り坂に向かい、
夕方からは雨が予測されている。
ここ四国の高松も、
一昨日は今年初めての夏日を超す25.3 ℃、
昨日は最高気温は23.3℃と汗ばむ気候だった。
この暑さに誘われてか庭の草花やボケの花が、一斉に咲き誇っている。

昨日は雲ひとつない晴天だったので車で外出したが、
暑くて汗ばみ窓を全開にして走った。
窓からは新緑特有の色彩が目に映り、
春の心地良い新緑の香りを感じながらドライブしたが、
もうすっかり初夏を思わせる気温のようでもあった。

台湾の「サヌキうどん」危うし

2008-04-20 07:20:00 | 時事・雑感
このところ香川のNHK二ユースで、少々気に成ることが報じられていた。
「讃岐うどん」の技術研修を受け台北で営業を始めたら、
「さぬきうどん」の「サヌキ」(讃岐)が台湾で商標登録されており、
使えず困っているから、何とかしてくれと頼み込んでいる。

どの国も知的財産権の保護には力を入れているので、
台湾でも商売に成りそうな有名ブランドを、
先を見越して商標登録していたのだろう。

よく知られた地名の商標なら無効にできるので、
県当局も今後は異議申し立てに迫られている。

既に中国では「青森りんご」の「青森」が商標登録されていて、
それを覆すのに約4年も掛かって無効にしたそうだ。
今後は海外で県名ブランドを使って商売する為には、
世界各国の知的財産権の目配りが大切に成っている。

我が「香川県」の知名度は平成10年には全国で47位の最下位だったが、
平成16年から徐々に上がり30位、26位、31位と、上昇気運にあるという。
それでも東京では坂本竜馬を生んだ高知が、
四国の玄関口の香川より知名度は高い。
しかし「讃岐うどん」のサヌキの知名度は、香川より遥かに高く、
全国民の殆どが知っている。

それにしても我が「香川」の知名度は低いのに、
台湾では「サヌキ」が商標登録されるほど、有名ブランドに成っているとは、
少々片腹痛い感じがしなくもない。