「テレビ開局60周年」と先週の「脳トレ」尻取り川柳(227)

日本のテレビはNHKと日本テレビが60年前に開局したそうだが、
両局がタッグを組んで深夜に記念番組を放送していた。
定年後は大人の玩具としてテレビとインターネットは不可欠で、
もしなければ暇を持て余し、早く認知症に成るかもしれない。

私のテレビ人生は父が好奇心旺盛な人だったので、
小学生の頃に親に連れられテレビ原理の実演を、高松へ見学に行ったのが始まりである。
薄暗い部屋で5~6m離れたところから映し出されるカタカナの「イ」の字を、
不思議に思いながら見たことを、今も鮮明に覚えている。
テレビが開局したのが1952年だから、恐らく見学はその頃だろう。

1959年の現天皇のご成婚パレードを、
雨の降るような中継映像で、近所の人と座敷で見たから、
その2~3年前にテレビを買ったのだろう。
まあ貧しい四国の田舎に住んでいた者としては、
父の新物食いの性格からか、早くテレビが見られたようだ。

それから約50年、テレビを見続けているが、テレビのない生活なんて考えられず、
つくづくいい時代に生きられたと思い、これから10年、どんな進化を遂げるか興味深い。


さて先月の「しりとり川柳」ですが毎朝の貴重な1時間弱を使い、
朝トドラ「純と愛」を惰性で見ながら、お遊びの「頭の体操」に励んでいます。

今週は政治関係は少なく社会生活を詠んだ句が多く、マンネリ化して粗雑になり、
川柳と言うより下句を使った直感の短文に成りました。
努めてユーモアとウイットに富んだ句を心がけていますが、
技術者だったので理屈ぽく教訓じみて、諸に心情が表れた気恥ずかしい句もあります。
その日に詠んだ好きな愚作に○印を付けてみました。笑読ください。

●夢描く　日本再生　安倍総理
●奢りだね　当選すれば　知らん振り
●揃ってる　自民党には　人材が
●仕返しを　したい相手に　テロリスト
●読めません　日本の経済　良くなるか
●鳩を見る　ボンボン総理の　典型を　○
●最近は　株価が上がり　円安に
●年金日　痴呆になっても　忘れない　○
●継続中　日本経済　赤信号
●駆け巡る　風評被害　日本中
●人生を　達観したよ　この歳で　○
●近づけぬ　今日の家内は　大嵐
●選ばれて　鼻高々の　文学賞
●ゲームかな　夫婦喧嘩は　息抜きの
●持ちたいな　定年までに　一戸建て
●朝寝坊　してたら孫に　起こされた
●弟子達に　活を入れます　精神で
●咲いた梅　匂い芳し　春の朝
●追伸ね　ハートマークを　絵文字で　○
●はよ死ぬわ　暴飲暴食　続ければ
●この程度　積もり積もって　メタボ腹　○
●学校に　暴力なんて　冗談よ
●満たしたよ　小腹空いてて　愛情で　
●同じです　苦労してます　遣り繰りに
●お代わりを　そうはいかない　女房は
●やり直し　きかないのが　人生で
●操縦法　練習してます　新妻を

●思い出のレトロ写真から(119)　京都・竜安寺(昭和68年頃) 7
○拝観券

○石庭①

○石庭②


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