やんちゃ坊主の石原さんらしいパフォーマンスで突然辞任した。
大阪で旗揚げした「日本維新の会」や「みんなの党」など第三極を結集して、
民主、自民の対抗を目指すと公言した。
いずれの党も明治時代から続く官僚政治を打破すると言ってはいるが、
何か烏合の衆で、呉越同舟の選挙向けの野合に過ぎないのではなかろうか。
前の選挙で政権交代を掲げて民主党政権ができたが、今は燦々たる状況で、
第三極の新党も、この二の舞に成るのではなかろうかと懸念される。
今度は国民も騙されまいと冷静に判断し、悲惨な結果に終る可能性が強く、
せいぜい次期政権党の補完勢力に成る位だろう。
国政進出前の橋下・大阪維新の会も、
こぞってマスコミは威勢よく囃し立てていたが、今は無い。
言うまでも無く石原慎太郎氏は「太陽の季節」で芥川賞を受賞した有名作家だが、
自民党時代は「青嵐会」を結成し総理を目指すも、思い通り進まず挫折、
一転して都知事に挑戦し、現在に至る。
まあ作家が皆同じとは言わないが、
一般的には自由奔放な発想とパフォーマンスが好きな連中が多い。
特に石原氏は強く尖閣買い上げ、東京オリンピック再開催、小笠原世界自然遺産、東京マラソン、新銀行東京・・・・・
作家らしいユニークさもあるが、東京都では功罪入り乱れたた政策を実践してきた。
これが国の総理とも成れば、都知事のような発想では危く、安心して国を任せかねる。
私なんかは石原氏が都知事を投げ出し、
あたかも国を救う救世主のような顔をして、「最後の御奉公」と老骨にむち打ち、
自ら胸を張りアピールしていたが、滑稽に写った。
これも何時も七色のライトを浴びなければ、気がすまない性格からか、
今回も暴走老人のパフォーマンスに過ぎないと思えた。
ともかく若い時代の石原ブランドなら価値も有ろうが、
80歳を過ぎた下り坂の御老体が、
取り巻き連中に囃し立てられ、その気に成って新党の広告塔に座っても、
多数の国民にソッポを向かれ、むしろ老害を心配する人が多かろう。
●思い出のレトロ写真 (88) 八甲田の紅葉⑤ (昭和59年)
中学生時代から写真部で撮り続け居ましたが、
古希を迎え写真を整理していたら懐かしくなり、
アルバムからランダムに選び自己満足で掲載しています。
そのため白黒写真や色彩も悪く、年代や季節順に成っていませんが、了承ください。
○八甲田ロープウエー乗車券
○山頂からの紅葉
○山頂付近①
○山頂付近②
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