ゆるゆる素浪人の「気まぐれ日誌」~ 自己満足とボケ防止に、人生の雑記帳~  

そういう意味で老人の書いた「狼の遠吠え」、いや「犬の遠吠え」と思い、軽い気持で読んで頂けば有り難いです。

先週の尻取り川柳(105)

2011-01-28 06:58:00 | 時事・雑感
先週に投句した「しりとり川柳」から選んで掲載します。
今週は第177回通常国会が始まり23年度予算案が審議されているが、
国民一人783万円に相当する国債発行残高998兆円もの借金予算には驚く。

いよいよ衆参ネジレ国会の中で菅・民主党政権の正念場を向かえるが、
巷の口の悪い評論家や野党は3月末の政治決戦、
すなわち解散を予測する人もいるが、如何なる展開を見せるだろうか。

その為か今週は不安定な総理の座を詠んだ句が目立つが、
マンネリ化して秀句は見当たりません。
自分が創作上満足している句を◎印で選んでみました。笑読ください。 

●後任の 噂さ聞こえる 総理の座

●くるくると 廻る総理の 椅子軽い

●邪魔してる 小沢問題 民主党

●総理の椅子 ゲームじゃないよ 椅子取りの ◎

●厄払い しても治らぬ 不景気は

●風邪もらう 初恋相手の 初キッス

●生意気に 幼児が大人の ラブソング

●バレンタイン イケメン男の 皮算用 ◎

●渡り鳥 役人いわく 天下り ◎

●嫁が来て 家長の権威 台なしに

●春近し 梅から桃へ 受け継いで

●長き道 我が人生も 終着駅

●幸運を 分けておくれよ お裾分け

●遠すぎて ゆっくり行きたい 黄泉の国 ◎

●苦吟する するほど威力 「脳トレ」に 

●見せられて グウの音でない キスマーク

●亭主より 妻の色顔 見る子供 ◎

●累々と 屍増やす 戦争は

●やる気だぜ 日本男児は 肝据えて

●朝早く ネットの小道 散歩する

初詣・お賽銭ランキング

2011-01-26 07:19:00 | 時事・雑感
大寒も早や過ぎ睦月も終わろうとしているが、
皆さんは初詣には行かれたでしょうか。
NHKのローカル・ニュースを見ていると、
初詣のお賽銭額が香川県はランキング14位で四国の中でトップだったと報じていた。

元旦に初詣に行った人は4割、3ヶ日では6割の人が出かけたそうだ。
初詣に行かなかった人も半数近くおり、
私は余り神仏や運を信じないタイプなので、今年まだ行っていない。

この奇妙なお賽銭ランキングは初めてウェザーニュース社が行ったものだが、
お賽銭の額は平均で149円、最高は福井県の239円から最低の徳島県90円と巾があった。
高齢者が若者より、男性が女性よりお賽銭の額は多かった。

次に賽銭のランキングだが、
1位福井(239円)、2位奈良(209円)、3位石川(201円)、④佐賀⑤大分と以下続く。
香川は14位(171円)、15位東京(162円)、24位京都、25位福岡(146円)、
26位千葉(145円)、36位大阪(134円)・・・・・・
四国勢では42位 高知、45位愛媛 47位、最下位は徳島 (90円)と冴えない。

お賽銭の上位ランキングには有名な大きな神社が在る県が目立つが、
地域の習慣性の違いや、見栄っ張りの県民性によるのか・・・・

県民所得が29位と全国平均より低い香川県が、お賽銭が比較的多いのは、
全国的に知名度のある金比羅神宮のような大神社があるからかも知れない。
それに全国一面積の狭く余り豊かでない本県が、初詣のお賽銭が多いとは妙に思うのだが、
今まで見たことのない面白い変わったランキング調査と感心している。


かつての同僚と新年会

2011-01-23 07:03:00 | 時事・雑感
退職後は忘年会や新年会には余り出席していないが、
かつての職場仲間の現役組と退職者との新年会には努めて出席している。

先週行われた新年会の出席者は5~60名と盛会で、
例年OBの近況報告を兼ねた1分スピーチから始まる。

今年の出席者最高齢は83歳のSさんで、
近畿以西で最高峰・石鎚山(1,982m)に、昨年二度目の登山をしたという。

次いで現役の薬局経営者で交響楽団でチェロを演奏しているUさんは、
薬業史編集に忙しかったと振り返る。

囲碁が趣味のMさんは奥さん孝行も兼ねて、
英会話を生かして英国と仏国の世界遺産モンサンミッシェルに行ったと語っていた。

趣味の域を出るほど蛾の収集家Mさんは、
その分類整理に後10年以上は掛かり、まだまだ死ねないと張り切っていた。

洋画が趣味のHさんは、42回日展に念願の2回目の入選を果たしたと喜んでいた。
5~6年前に初入選を果たすも「まぐれ入選だろう」と揶揄され奮起して、
今回の「島影のヨットハーバー」の入選に繋がったと、嬉しい胸の内を披露していた。

退職し立ての若い元気なアラカン世代は、
不況の時代を生き抜くために薬局経営や管理者に転進して、
それぞれ第二の人生を歩んでいると話していた。

ちなみに私の1分スピーチを書けば、
相変わらずパソコンでインターネット株取引、ブログ、尻取り川柳等で、
顔の見えない全国の友達と「脳トレ」に励んでいると・・・
更に今年定年後10年目の古希を迎えるに当たり、
「引き際の美学」を求め、来年から年賀状の交換を止めた理由を語り、
今後とも変わらぬ交友を願いたいと結んだ。

現役組からは役人バッシングや予算、給料などの厳しい現況を聞き、
私の時代より何事においても遣り難く成っていることを痛感した。
つくづく後輩達の苦労を忍びつつ、ほろ酔い気分で帰路に着いた。


先週の尻取り川柳から(104)) 

2011-01-21 07:01:00 | 時事・雑感
さて先週に投句した「しりとり川柳」から選んで掲載します。(順不同)

今週は日常生活を読んだ句が多くなりましたが、

マンネリ化して秀句は見当たりません。

自分が創作上満足している句を◎印で選んでみました。笑読ください。
 

●応援団 少なくなったね 民主党

●蟻地獄 抜け出せないか 菅政権 ◎

●議員さん そろそろ近い 総選挙

●内閣を 改造するたび 悪くなり

●少なめに 健康決める 塩加減 ◎

●書いてある 貴方の顔に 嘘の字が

●絡み酒 高い代償 海老蔵さん

●寒いから 片寄せ合うは 猿団子

●晴天か 朝の女房の 笑顔見て ◎

●ワンパターン やがて消え行く 一発芸

●口喧嘩 新婚夫婦は 愛嬌よ

●雪降らす 暖冬日本に お灸すえ

●九十九坂 白寿の道は 険しいが

●歳を取り 攻守逆転 夫婦間

●嬉しさも 顔に出せない 中ぐらい ◎

●青くなれ 子供じゃないか おませさん

●何でもね 最初が肝心 物事は

●騙された 思っていたら 騙してた

●赤ちゃんが 夫婦の絆 取り戻す

●今年こそ 今年こそわと 日が過ぎる


「祐ちゃん」フィーバー

2011-01-19 07:06:00 | 時事・雑感
連日テレビのワイドショーは北海道日本ファイターズ・斉藤祐樹投手の、
フィバーぶりを報道している。
昨日の初投球練習を見ようと1,800人ものファンが詰め掛けたようだ。

16日は千葉県鎌ヶ谷スタジアムで、
日本ハムファイターズ・斉藤選手ら6人の新人選手歓迎式典には、
約1万1千人のファンが詰め掛け「祐ちゃんフィバー」に湧き返った。
6人の新人選手は球団の「勇翔寮」に入寮して鎌ヶ谷市民になったが、
試算によれば「祐ちゃんフィバー」で市のPR効果は160億円だという。

斉藤選手と言えば野球ファンなら誰もが知っているだろうが、
私がまず思い出すのが06年夏の大会で早稲田実業の投手として、
現在すでに東北楽天ゴールデンイーグルスで活躍している駒大苫小牧の田中将大投手と、
決勝戦を延長、再試合と投げ合い劇的に「祐ちゃん」が勝ち優勝した試合だろう。
4日間42イニング一人で投げぬいた雄姿は、甲子園のヒーローとして語り継がれ、
今の「祐ちゃん」フイバーに繋がっているのだろう。
この二人はこれからのプロの野球人生でも、長く好敵手として戦うことになろう。

以後早稲大学に入り六大学リーグでも優勝に貢献したが、
「祐ちゃん語録」がしばしば流行語大賞にノミネートされている。
06年の高校時代のニックネーム「ハンカチ王子」は有名だが、
2010年の早稲田優勝のインタビューでも「何かを持っていると言われ続けてきました。
今日何を持っているか確信しました・・・・それは仲間です」
とさらりと言ってのけた挨拶が流行語大賞の特別賞を受賞した。

あれだけ初々しく端正な「祐ちゃん」にフィバーが起こるのも無理からぬ事で、
球団も契約金1億円、年俸1500万円+出来高払いの高給で処遇するのも頷ける。
今までの若い「祐ちゃん」見ていると、タレント性もさることながら、
何か神がかつた風が吹いているように思えて仕方ない。

どんなにアマの世界で活躍した実績があっても、
問題はこれからプロの世界での活躍だろう。
私の推論を書けば「祐ちゃん」は若いのに人気先行型で、
プロで通用するまで相当試練を味わい苦労するのではなかろうか。
何故なら今まで余りにも順風満帆の野球人生を送ってきたので、
きっと野球の神様もプロの世界では、少し悪さをすること間違いなかろう。
その時に野性味溢れる強い精神力を発揮して乗り切れた時に、
スーパースターに成り得るのだが、その道程はかなり険しいように思う。