ゆるゆる素浪人の「気まぐれ日誌」~ 自己満足とボケ防止に、人生の雑記帳~  

そういう意味で老人の書いた「狼の遠吠え」、いや「犬の遠吠え」と思い、軽い気持で読んで頂けば有り難いです。

香川の10大ニユースから

2007-12-28 07:01:00 | 時事・雑感
今日は仕事納め、昨日に続いて「四国新聞」に掲載されていた、香川県の10大ニュースを回顧して見る。

まず何んと言っても第1位は、初めにマスコミが親近親者や複数犯と推定して混乱させ、全国的に注目された、坂出発の殺人事件である。
①坂出発の祖母と孫姉妹の殺人事件で、義弟の単独犯逮捕で解決
この事件は推論や証言によって惑わされ、軽々しく先入観や推測によって判断してはいけないと言う捜査の鉄則を、改めて教えられた事件でもあった。

② 早期渇水で5月から異常事態に陥り、 貯水率が23%まで下がる。
③ 全国でも記録的な残暑が続いたが、サヌキでは 真夏日が22日間続く異常気象。
④ 循環取引が発覚して、大手冷凍食品の加ト吉・社長(観音寺市)が退陣して、JAに経営権を譲る。
⑤ 民主党から初の女性国会議員誕生
⑥ 学校給食に外国産牛肉の産地偽装発覚(丸亀)
⑦ 大型スーパーのイオンが高松に出店
⑧ 小麦粉が値上りして「サヌキうどん」値上げ
⑨ 野球の香川・オリーブガイナーズ四国地区と独立リーグで優勝
⑩ 高松市長選挙に大西秀一氏が無投票で当選(増田昌三勇退)と、歓喜する出来事は少なかった。

ともかく今年は全国的に「食品偽装問題」が多発したが、香川でも渇水や食品偽装等のニュースが多く、現役時代は検査業務に携わっていた者にとって、余り好ましい事ではないが興味を持って眺めた一年であった。

来年は北京オリンピックや洞爺湖サミット等、我々の身近でグローバルな行事が予定されており、毎日が日曜日で好奇心旺盛な私にとって、明るく活力に満ちたニュースが連発される事を期待しょう。



今年の10大ニュースから

2007-12-27 18:21:00 | 時事・雑感
明日は昔流に言えば「御用納め」、今では「仕事納め」と呼ばれ、現役時代は待ち遠しかった。
この時期になると決まって報道各社は、今年の締めくくりに10大ニュースを発表して、一年を振り返る。

先週は「共同通信社」が日本の10大ニュースを発表していたが、その順位は、

① 参議院自民党歴史的敗北
② 安陪首相突然の退陣
③ 消えた年金と社保庁の腐敗
④ 防衛装備疑惑と守屋事務次官の逮捕
⑤ 多くの食品偽装が発覚
⑥ 政治と金で松岡農賞自殺
⑦ 能登、中越沖地震で原発の安全性に疑問
⑧ テロ特措法期限切れ
⑨ 憲法改正手続法の国民投票法案成立
⑩ 伊藤長崎市長射殺 ・・・・・と続いていた。

これをよく眺めてみると、何んと敗北、退陣、腐敗、逮捕、偽装、自殺、射殺、疑問と、明るく希望の持てる言葉は何一つなく、負の言葉が並び悪夢のような一年だった。

ところがつい先週、多年の念願だった薬害肝炎患者へ国が責任を認め総理が謝罪、全員に等しく賠償するという内容の「議員立法」で、終結させるという。

この明るい画期的なニユースは、今年の暗いニユースの中で5~6位にランクされる突出した出来事になり、10大ニユースの改編を余儀なくされたのではなかろうか。

住職の檀家廻り

2007-12-26 07:02:00 | 時事・雑感
12月も残り少なく成り、今年も慌ただしく過ぎようとしている。
宗派によって違うのだろうが浄土真宗のお寺の住職は師走が来ると、「お講勤め」と言って檀家回りで忙しい。
サヌキは空海の生誕の地でありながら、貧しかった為か浄土真宗のお寺が比較的多く、私の家も浄土真宗大谷派、いわゆる京都の東本願寺を本山とする旭林山 本念寺の門徒である。

元来あまり信仰心が薄いのだが、定年退職してこの年になってくると、徐々に信仰的な行事につき合わされる。
比較的暖かい昨日、住職が「御講勤め」に来て、お経を30分ほどあげて帰っていった。
おそらくこの習慣は、托鉢の精神からきているのであろう。

我が家が門徒の本念寺は、今から約500年前に松下本念(伝教大師の弟子)により開祖され第34代の伝統の古刹である。
ところが本堂は江戸末期に建てられて老朽化が激しく、歴史的価値など考えて工期2年、総工費1億5千万円で、平成の大改修が完了し落慶法要があった。


これに要する財源は門徒からの一戸約50万円以上の寄進となったが、今の不景気な時代に役員達の苦労は大変だったようだ。
ともかく約140年前の先祖が人生の聞法の道場として建てられた本念寺であり、いくら不信心な私でも、あの世への橋渡しをする本念寺へ応分の寄付をした。

ダルビッシュ投手が最速2億円プレイヤーに

2007-12-24 06:53:00 | 時事・雑感
大リーグへ行った花形プロ野球選手の松坂、イチロー、松井、田口、大塚、選手ら、10億円前後の年俸はあたり前となっている。


北海道日本ファイターズで高校を卒業して僅か4年のダルビッシュ・有投手が、今年のパリーグ最優秀選手、ゴールデングラブ賞に輝き、私的には結婚もして子供も誕生する予定と、両手に華のおめでた続きである。

そのダルビッシュ投手が22歳の最速で来期から年俸2億円プレイヤーになり、これ以上の嬉しい事が無いぐらいに、同時に喜びをつかんだ年でもあった。

我々のような者には直接2億円という単位のお金には縁遠いが、この大金は一般サラリーマンが一生かかって稼ぐおおよその総額でもある。


私が就職した昭和40年頃はおおよそ1億円位と計算されていたが、現在では総計2億円位に相当するそうだ。

しかし37年かけて稼いだはずの2億円弱は何処へ消えたのか、手元に残った現金は殆んどない。

それにしても若いダルビッシュ投手の年俸2億円には驚くが、当然ながら優れた才能や技術を持ったヒーローの高い報酬はあたり前で、ファンの多いダルビッシュ投手の野球成績と同時に、これからの年俸が何処まで伸びるかも興味を持って眺めている。


20年ぶりの歯科医院

2007-12-22 07:03:00 | 時事・雑感
本県は全国より虫歯が多く、県も80歳 で 20本以上残す、ハチマルニイマル運動と称して、高齢者イイ歯コンクールなどを展開している。

この運動の一環で65歳以上の高齢者には、今年から無料の歯科検診が加わり、健康診断も充実してきた。


20年ほど前に虫歯で被せていた金属が擦り切れ、痛くは無いが歯医者に行かなければと思いながら過ごしていたので、これで歯の治療に行く決心がついた。

まず良い歯科医院がないかとネットで探すと、我が家の近くに多くの歯科医院が開設されており、さっそく新しい歯科医院に検診を兼ねて治療に行った。


そこは近代的な設備と親切な歯科医、若い女性の歯科衛生士や技工士、それに歯科助手や事務員と、かつての横柄な態度とは大きく様変わりしていた。

歯科の治療は小刻みにするのが通常だが、ここでも頭に近いからとか、何んとか言って、たいした治療でないのに2ヶ月近くも治療期間が掛かり、やっと昨日すべて完了した。


しかし日程は患者の要望は聞き入れてくれる治療で、今流行りの新しい診療で対応してくれ、保育士による無料託児と安全安心の、至れり尽くせりの治療環境であった。

しかも職員全員が笑顔を絶やさず愛想よく、何処か喫茶店でも行った錯覚さえ覚える雰囲気で、これが今の競争の激しくなった歯科医院の姿だろうとも思った。