先週の尻取り川柳から(195)

第一生命保険は16日、第25回サラリーマン川柳の入選作100作品を発表した。

今年は27,000句の投句があり、東日本大震災や電力不足を題材にした作品が多かった。

その中から目に留まった句を選んでみると、

◎震災地　使命と絆　奮い立ち

◎被災地に　諦めないを　教えられ

◎節電で　早く帰ると　嘆く妻

◎スマトフォン　妻と同じで　操れず

◎俺知らぬ　妻のつぶやき　世界知る

◎我が家にも　なでしこ4人　俺アウェイ　外94句

どれが4月に最優秀作に選ばれるのであろうか・・・・


さて先週の「しりとり川柳」ですが、
貴重な朝1時間弱で15句前後を、朝ドラ「カーネーション」をバックに詠み、
毎日お遊びの「頭の体操」に励んでいます。

今週も政治、日常生活を詠んだ句が多く成りましたが、
マンネリ化して粗雑になり、川柳と言うより下句を使った直感の短文に成りました。
努めてユーモアとウイットに富んだ句を心がけていますが、
技術者だったので理屈ぽく、諸に心情が表れた気恥ずかしい句もあります。


その日に詠んだ好きな3~4句を選び「脳トレ」を兼ねて書き写していますが、
その中から創作上好きな愚作に○印を付けて見ました。笑読ください。

●泥沼に　ドジョウ総理は　泥に酔い○

●察します　内憂外敵　野田政権

●大揺れに　既成政党　新党で

●公平に　意見を聞いて　良い政治

●新国家　理想は高く　崇高に

●無い国に　成ってしまった　愛国心　○

●それもあり　与野党合意の　解散も

●メモを読む　素人大臣　あちこちで

●隠れ蓑　なって暗闇　政界は

●これからも　試練が続く　被災地は

●飛んでいけ　事故で汚れた　放射能　○

●はっきりと　言って欲しいよ　基地移転

●受け留めて　善処しますと　役人は　

●ごっそりと　もらって辞める　渡り鳥　○

●問題だ　進むべきか　退くか

●見栄を張り　金も無いのに　家を建て

●愛込めて　バレンチョコを　手作りで

●夫婦だと　仮名で泊まる　隠れ宿　○

●春風と　梅の香りが　待ち遠し

●嫁の力　たいしたもんだ　遣り繰りが

●美談です　老人家屋の　雪おろし

●初恋を　味に例えば　レモン味

●落ちるなよ　ボランティアの　雪おろし

●暖かく　なって欲しいよ　蕗の薹

●川柳に　生きがい求める　人もいる

●入念に　準備はしたが　墓穴掘る

●陰で言う　噂話は　尾ひれ付く　○

●巻き込んで　雪の国道　大惨事

●お隣さん　今夜はサンマの　塩焼きか

●季節乗せ　送ってきたよ　宅配便　○

●「レトロ写真館」③ー富士山(平成5年)
*アトランダムにDVDアルバムから選択して挿入しますが、古いので画質が悪いかもしれません。