ゆるゆる素浪人の「気まぐれ日誌」~ 自己満足とボケ防止に、人生の雑記帳~  

そういう意味で老人の書いた「狼の遠吠え」、いや「犬の遠吠え」と思い、軽い気持で読んで頂けば有り難いです。

「年金0.3%減額」と「先週の尻取り川柳から(192)」

2012-01-28 07:02:19 | 時事・雑感
第180回通常国会が始まったが、衆参で与野党が逆転している国会で、

議員定数の削減、普天間基地移転、消費増税等の難問が山積しているなか、

果たしてドジョウ総理は乗り切れるのであろうが、

それとも泥沼に入り解散に向かって突き進むのであろうか・・・


厚生労働省は昨日、国民年金や厚生年金など公的年金の支給額を、

4月分(6月支給)から0.3%引き下げると発表した。

試算によると国民基礎年金では年間約2,400円程度の減額となるが、

昨年の消費者物価指数の下落幅が決まったので年金額を調整したという。


引き下げも2年連続だが、別に過去の物価下落時に据え置かれた分も、

更に3年かけて0.9%引き下げる方針で、関連法案が通れば10月分から実施されるそうだ。

気楽と言われた年金暮らしも、段々と世知辛く厳しくなりそうだ。


さて先週の「しりとり川柳」ですが、
貴重な朝1時間弱で15句前後を、朝ドラ「カーネーション」をバックに詠み、
毎日お遊びの「頭の体操」に励んでいます。

今週は政治、日常生活を詠んだ句が多く成りましたが、
マンネリ化して粗雑になり、川柳と言うより下句を使った直感の短文に成りました。
努めてユーモアとウイットに富んだ句を心がけていますが、
技術者だったので理屈ぽく、諸に心情が表れた気恥ずかしい句もあります。
秀作はありませんが、創作上好きな愚作を○印を付けて見ました。笑読ください。

●夢見せて 国民安心 させてくれ

●知ってるの 庶民生活 議員さん

●選挙戦 嘘で固めた マニフェスト○

●重いよね 総理の決断 日本には 

●そのまんま 政権交代 泥沼へ

●考えて 投票してよ 今度こそ

●アメリカが TPPで 困らせる

●やって来た 寒気を連れて 冬将軍

●「遅くなる」 愛妻メール 今日も又

●間近です 感動したよ 土俵ぎわ ○

●これ普通 うちの母ちゃん 能天気

●彼の癖 貴女美人と 誰にでも

●日本人 熱し易く 冷め易い

●嫌いでも 一夜過ごせば 好きになる ○

●負けました コンピュウターに プロ棋士が

●脅迫で 浮気の証 握られる

●櫛で梳く 湯上り美人を キャンバスに ○

●逃げてます 嫁と姑の 争いは

●気楽です 定年後には 素浪人

●さっと逃げ 用心深く 上役は ○



天国からの年賀状

2012-01-25 07:05:34 | エッセー
古希を迎えるに当たり「引き際の美学」を求め、

今年から年賀状の交換中止を昨年の賀状に書き添えておいた。

にも関わらず従来の約1/4、50枚近くの賀状がきた。


その中の一枚に仕事仲間だったYさんからの賀状に目が留まった。

彼は駆け出しの頃に県立研究機関で働いた同僚技術者で、

当時は宿直制度があり、よく若い二人が共に宿直をしたものだ。

そのとき宿直をしながら職場の不満や、私的な事も含めよく話し合ったが、

先を読み頭の回転の早い強気で優秀な技術者の印象が残っている。


ところが突然「こんな微量分析の世界なんて性分に合わない。県を辞めようと思う」

と言って書いた辞表を見せてくれた。

しかし上層部の説得で彼は県の行政部門に異動する事になる。


以後は水を得た魚のように行政畑を突き進み、技術者の最高ポストの環境局長に栄進する。

それ以後、彼とは上役として仕事や組織でよく対立することはあったが、

同じ釜の飯を食った仲からか年賀状の交換だけは約40年間も続いていた。


ところが賀状交換を中止宣言したにも拘らず、今年も年賀状が来た。

しかも一度として賀状に添書等は無かったのに、

「お元気でお過ごしでしょうか・・・」と、珍しく弱気のコメントが添えられていた。

あのプライド高い強気な彼にしては、何か変だと思いながら賀状を見た。


ところが幕の内が明けるか明けないうちに、彼の訃報の知らせが突然入る。

一瞬疑ったが、私より1才若い享年69歳、早過ぎる旅立ちだった。


彼は環境行政一筋で、なかでも有名な「豊島の産業廃棄物不法投棄問題」と取り組み、

その幕引きに貢献した卓越したリーダーの一人であった。

その時に裏方として産業廃棄物の試験検査を指揮したのが私だが、

こんなに早く彼が死んでは無念と言うほか無かろう。


これも偶然だろうが豊島問題解決に携わった数名の行政技術者が、

若くして病気になったり、亡くなったりしているそうだ。

これらの事は豊島問題が如何に困難な激務であったかを物語っており、

万病の元と言われているストレスが誘引して、持病を悪化させたのかもしれない。


年賀状交換の中止宣言にも拘らず、もらった約50枚のお年玉籤を見ていると、

急死したYさんからきた年賀状だけが、何と切手シートが当たっていた。

彼からの健康を気遣った添え書きの年賀といい、天国から切手シートのお年玉といい、

何か因縁めいたメッセージを感じざるを得ない。


先週の「尻取り川柳」から(191)

2012-01-21 07:16:34 | エッセー
昨日は本館の「インターネット随想」が、大台の10万カウントを突破した。

OCNCafeに投稿していた「尻取り川柳」に付いて、

新たに”ゆるゆる素浪人の「気まぐれ日誌」”をGooとOCNに開設したので、

まずは尻取り川柳の事始から書いてみる。


定年まで俳句や川柳など全く興味は無かったが、

ネットを徘徊していたら興味ある「尻取り川柳」なるお遊びを見つけた。

「尻取り川柳」はエンターティメント化しており、

相手の下句を使って川柳でキャッチボールをするというものだ。


3年前に「脳トレ」を兼ねて「この歳で 川柳はじめ ボケ予防」で始め、

貴重な朝1時間弱で15句前後を、朝ドラ「カーネーション」をバックに直感で詠み、

毎日お遊びの「頭の体操」で憂さ晴らしをしている。

戯れに年間の愚作を計算すると、1日1時間弱で約15句を詠み、1ヶ月で450句、

1年間に5,400句、3年間で16,200句以上と驚くべき川柳になる。

これだけ粗製乱詠すれば愚作も多いが「頭の体操」には効果覿面だ。


さて先週の「しりとり川柳」ですが、

今週は政治、日常生活を詠んだ句が多く成りましたが、

マンネリ化して粗雑になり、川柳と言うより下句を使った直感の短文に成りました。

努めてユーモアとウイットに富んだ句を心がけていますが、

技術者だったので理屈ぽく、諸に心情が出た気恥ずかしい句もあります。

秀作はありませんが、創作上好きな愚作を○印を付けて見ました。笑読ください。


●基本なり 言行一致 政党は

●限りなく 灰色に近い 小沢さん ○

●解散風 そわそわしてきた 陣笠は

●整理して 法案提出 消費税

●議員さん 定数削減 気もそぞろ○

●破滅する 赤字国債 続くなら

●出るものよ 知恵を絞れば ムダ予算 ○

●湧き出すか 震災対策 庭の井戸

●お出かけで 今日はどちらへ 旦那さん

●ご機嫌さ 正月早々 あぶく銭

●秘めている 田舎の子供 根性を○

●欧米化 してか女性は 美しく

●お友達 心開けぬ 友もいる 

●自慢する 美形受け継ぐ 三姉妹

●働かず 旦那で過ごす 素浪人○

●印籠の 水戸黄門 終演に

●激寒で 北の大地も 凍りつき

●熱海から 寛一お宮の 声がする

●諦めが 肝心ですよ 何事も○

●賭けてみる 貴方一筋 人生を

●エベレストを望む

ネット難民のてん末記

2012-01-18 06:52:48 | エッセー
この2月末で無料のOCN Café(ブログ)の終了が予告され、

そこで遊んでいた我々ブログ仲間はネット難民となって行き先を探している。


私のネット歴は長く、忘れもしない定年後のお遊びとして2000.12.17から始めたもので、

当時からホームページは有料のOCNで公開して楽しんでいた。

そのホームページの「インターネット随想」は開設以来約11年に成るが、

何の宣伝もしないのに恒常的な読者がいて、今ではアクセス数約10万カウント寸前、

田舎者の硬い技術屋が書いたブログにしては上出来だ。


2005年頃からネットビジネスは急成長し、広告料を財源に無料のブログが普及した。

私も2007年にGooで新しくKuroyan's Websiteを開設したものの2年間で終了し、

第1回のネット難民を経験しながら2009年にOCN Caféに辿り着く。

それも束の間で今年の2月に廃止が決まり、第2回目のネット難民を味わっている。


とは言っても使用料が無料だから文句は言えないが、2008年には「尻取り川柳」を増設して、

「脳トレ」を兼ねてネット仲間を拡大し楽しんでいる。


今ではブログ・掲示板は簡単に作れるが、なかなか歳をとると使用法を覚えるのが厄介なものだ。

先日の寒い日曜日に前の経験を生かし、5時間足らずで無料のGooと OCNの二つのブログを新設した。


今までOCNCafeで書き溜めた日記も、新天地のGooと OCNに全て移行させ完了した。

●移転先(いずれも内容は同じ)

○Gooブログ “ゆるゆる素浪人の『気まぐれ日誌』” http://blog.goo.ne.jp/kuroyan1259

○OCNブログ人 “ゆるゆる素浪人の『気まぐれ日誌』”http://kuroyan.blog.ocn.ne.jp/blog/


これから新たな友達を求めて再出発だが、

何も宣伝しないのに早くもGooブログではアクセス数100~600カウント/日、

OCNブログ人では1日50カウント前後のアクセス数に成っている。

何と言ってもGooのブログ数は約167万と多く、アクセス数が多いのは肯ける。

しばらくは「脳トレ」を兼ねて、二刀流でブログ遊びをしょうと思うが、

どちらが一方を選べと言えば、使い易いくブログ数の多いGOOブログを薦める。

「ドジョウ内閣の改造」と「尻取り川柳(190)」

2012-01-15 06:53:00 | 時事・雑感
先週末に野田改造内閣が発足したが、総理は「逃げることのできない課題を着実に推進するため、最善かつ最強の布陣を作るための改造だ」と述べて、消費増税を柱とする社会保障・税一体改革推進へ新体制で臨む狙いを強調した。 しかし昨年は一色防衛大臣と山岡消費者担当大臣の問責決議が可決され、巷の世論調査では発足当時60%台あった支持率も4ヶ月で30%に半減し、総理の積極的な改造と言うより、必要に迫られた政権浮揚の改造劇に他ならない。しかし近々の共同通信の世論調査で内閣支持率は35%と横ばい、効果は出ていない。 改造劇の目玉は岡田克也・前民主党幹事長を副総理兼一体改革・行政改革相に据え、鮮明に「消費増税シフト」の布陣にした事だろう。念願の野田総理はニタリだろうが、果たして吉と出るか蛇と出るか不透明だ。異色の人事では田中角栄元総理の娘婿で、小沢派の田中直紀氏の起用だろう。  あれだけ防衛大臣は専門家でなければと叫んでいたのに、田中氏で大丈夫だろうか。小沢氏への総理の配慮か、それとも小沢氏の推薦なのであろうか・・・これらを見ていると内閣改造のたびに人材不足を痛感するし、小沢氏の影がちらつく。 総理は「消費増税を柱とする社会保障・税一体改革推進」の構えは出来たとして、野党に与野党協議を呼びかけているが、政局から自民公明は難色を示している。ヤフーのインターネット世論調査でも、「与野党の協議に参加すべき」は32%、参加すべきでないが66%に成っている。結局のところ「構え」は出来ても、党内や野党の反対派や定数削減問題が絡まり、総理が期待している「消費増税と社会保障の一体改革」の推進は、なかなか困難であろう。その為に議員定数削減等を駆け引きに、まずは公明党の取り込みをしながら、国民の追い風を期待せざるを得ないだろう。 しかしNHKの世論調査によれば、「税の一体改革」を支持する26%、不支持38%、どちらでもない33%。「議員定数削減などにかかわらず、消費税を引き上げるべきでない71%」「定数削減にかかわらず、消費税を引き上げるべきであるは14%」にすぎない。さて先週の「しりとり川柳」ですが、貴重な朝1時間弱で15句前後を、朝ドラ「カーネーション」をバックに詠み、毎日お遊びの「頭の体操」に励んでいます。今週は日常生活を詠んだ句が多く成りましたが、マンネリ化して粗雑になり、川柳と言うより下句を使った直感の短文に成りました。努めてユーモアとウイットに富んだ句を心がけていますが、技術者だったので理屈ぽく、諸に心情が表れた気恥ずかしい句もあります。秀作はありませんが、創作上好きな愚作を○印を付けて見ました。笑読ください。●困ります 政治不信と 不景気は●ほころびが 出てから改造 野田総理 ○●報告を 聞いていないと 小沢さん●不満足 今の政治の 手法には●助け舟 思っていたら 泥舟に●冬の川 友禅流しに 湯気上がる●金次第 浮世の風は 厳しくて●サラ金に お助け頼み 泥沼に●親方だ 今では弟子に 気を使い ○●売れ残り 理想が高い 三姉妹●道しるべ 父の背を見て 子は育つ ○●ブランド品 着けて自慢の 成りあがり●震える手 そっと彼女の 肩に手を●まだ蕾 思っていたら 子が生まれ●一安心 医者の一言 異常なし ○