ゆるゆる素浪人の「気まぐれ日誌」~ 自己満足とボケ防止に、人生の雑記帳~  

そういう意味で老人の書いた「狼の遠吠え」、いや「犬の遠吠え」と思い、軽い気持で読んで頂けば有り難いです。

サッカーワールドカップ雑感

2010-06-26 06:24:00 | 時事・雑感
昨日は早朝にも拘らず多くの日本人を、
W杯予戦リーグのデンマーク戦でテレビに釘付けにさせた。
押し込まれながらも3対1で日本が勝ち、2度目の決勝リーグ進出となった。

初戦カメルーンとの平均視聴率は45.5%(最高視聴率55.4%)と高い数値だったが、
デンマーク戦では早朝3時にも拘らず平均視聴率30.5%(最高視聴率41.3%)と高かった。
これもサッカーに興味の無かった人が「にわかサポーター」に変身したからで、
多くの日本人の心に感動と元気を与えたことは確かである。

練習試合では連戦連敗の日本チームだったので、
マスコミやサポーターから岡田監督にブーイングが起こり、
失意の監督も大会寸前に監督辞退を口走るありさまだった。

そんな日本チームだったので口の悪い雀達は、
日本チームの決勝リーグ進出を危ぶむ声が多かった。
田舎育ちでサッカーとは無縁の戦中生まれの私も、W杯には興味はなかったが、
テレビ中継でカメルーンに勝ち日の丸が揺れ動くのを見ると、
高い体力知力勝負のサッカーに興味が湧いてきた。
やはり何であれ勝負事は勝たねば面白くない。

勝負事には予期せぬ勝利の女神も存在し、しばしば予想外の結果を生むが、
この女神と上手く噛み合った時に勝利に繋がる場合が多い。
サッカーで言えばゴール枠に当たったり、審判の判定、オンゴールが左右する。

私もいろいろな仕事や勝負事をしてきたが、
最終的には実力が勝負を決定するとも思っている。
何事においても「流れ」を掴む力が必要で、
その一瞬の「流れ」すなわち好機を掴む力、それか実力というものだろう。

今までの試合を見ていると女神は本田選手のようで、勝利の「流れ」を作っている。
カメルーン戦では左からのシュートで初ゴール、
デンマーク戦でも無回転フリーキックで初得点し勝利のキーマンになって。

これから始まる決勝リーグの初戦は強いパラグアイだそうだが、
誰が勝利のキーマンに成り流れを掴むのか、それとも逃がすのか、
強敵ばかりの決勝リーグの中で興味を持って眺めている。

それにしても日本でこれだけサッカー熱が盛り上がれば、
経済効果も期待されるだろうが、
今の停滞した日本経済に相当貢献する事だけは間違いなかろう。


参議院選挙、明日告示

2010-06-23 06:18:00 | 時事・雑感
国会が閉会し早くも7月の参議院背居に向け、各党一斉に走り出している。
ところが直近の菅新内閣支持率が早くも下がり始めた。
組閣当時はご祝儀相場も加わって60%を超えていたが、
NHKの先週の世論調査によれば「支持する」は-12%下がって49%に、
「支持しない」は-6%で29%に下がり始めた。

この要因は菅総理が高支持率を背景に「消費増税」論を記者会見で展開し、
民主党は4年間は消費税を上げないと公約していたのに、
いざ政権をとると急変し消費増税論のブレ発言による。

すなわち『自民党が提案した「消費税率10%」については「一つの大きな参考にしたい」と強調した上で、
「そのこと自体は公約と受け止めてもらって結構だ」と民主党の参院選挙公約と位置付け、
消費税引き上げ前には衆院を解散して国民の信を問う考えを示した。(読売新聞より)

鳩山総理は退任後にラジオで自らのブレ発言について、
「ぶら下がり取材などで同じような質問を聞かれたが、
同じ答えでは失礼だと思って少しずつ変化をつけた」と釈明した。
この程度の認識の人が首相に成っていたのかと思うと、
国民の一人として腹立たしい思いがする。

まあ国民は総理大臣のブレほど信頼を無くすものは無く、
前鳩山内閣の「普天間問題」と「政治と金」のブレ発言と同じように、
「消費税問題」が菅内閣の命取りに成るかもしれない。
しかも昨日の「9党党首討論会」では菅首相は、
消費増税問題に「政治生命かける」とまで言っていたので、
進展次第では政変に繋がるかもしれない。

ともかく国民注目の参議院選挙が明日告示、3週間足らずで勝敗は決まる。
今の菅内閣への追い風が選挙日まで続くのか、
それとも「消費税問題」等がつむじ風と成って逆風に変わるのか、
「政治の世界は一寸先が闇」と言われ様に投票日まで分からない。

先週の「尻取り川柳」から(81)

2010-06-20 06:18:00 | 時事・雑感
サッカーw杯予選で強豪オランダに善戦したが0:1で惜敗し、
多くの日本人はさぞかし昨夜の寝付きは悪かったことだろう。
第一戦で強いカメルーンに勝利したので、格上のオランダ戦も辛勝の方程式を描いていた人も多かったが、
残念ながら柳の下に二匹目のドジョウはいなかった。
これも実力の差で如何ともし難い事かも知れない。

先週に投句した「しりとり川柳」から選んで掲載します。(順不同)
今週は政治的な句は少なく、日常生活を詠んだ句が多くなりました。

尚「しりとり川柳」は、相手の下句を使って繋ぐエンターテイメント化した川柳ですので、
社会経験や雑学の知識が試させられるようです。
ですから川柳と言うよりは下句を使って機転の利いた言葉遊びなので、
詠み人の心情が現れ気恥ずかしい句もありますが、「脳トレ」の為には有効のようです。
特に個人的に気に入っている川柳を◎印で選んでみました。笑読ください。


●民主党 ついに手を出す 消費税

●閣外へ ガラス細工の 連立は

●入らない 嫁と姑の 諍いに

●受け継いで イケメン遺伝子 孫に出る

●これだけは 持って行きます 墓場まで

●口出すな 男と女の 色恋に

●ご好意で お先に失礼 トイレ順 ◎

●そんな事 いまさら言っても 空手形

●神頼み それで勝つなら 言うことなし ◎

●かみ締める スルメの様な 君の味 ◎

●乱れ髪 色香漂う 露天風呂 ◎

●お買い物 荷物運びと 運転手

●食べません 医者の一言 肥満です

●ウイルスは 人の頭脳と 競い合い

●飯まだか 風呂まだかは 定年まで ◎

●自慢して 公表したが 破談され

●止まらない 恋の病は 一直線

●廃墟だけ 自慢の名家も 落ちぶれて

●相棒に 良きも悪きも 左右され

●考える 人はロダンの 代表作 ◎


「超金メダル級「はやぶさ」の帰還

2010-06-17 06:29:00 | 時事・雑感
今週は暗い日本にとって二つの快挙があり、日本国民を活気づけた。
その一つはサッカーのワールドカップ予選で強敵のカメルーンに1:0で勝ち、
停滞気味の日本社会に活力を与えた。

下馬評では日本チームは弱く予選リーグ突破が目標らしいが、
スポーツは何といっても強くなければ面白くない。
私は田舎の戦中生まれの野球派なので、サッカーとは無縁で興味は比較的薄い。

二つ目は2003年5月に打ち上げられた小惑星探査機「はやぶさ」が、
05年11月に3億キロ・メートル離れた小惑星イトカワに世界で初めて無人着陸した。
その「はやぶさ」が惑星イトカワで砂などの採取を試みて帰還の途につき、
全7年の宇宙の旅を終えオーストリアの砂漠に14日帰還した。

今回の世界的快挙も「読売新聞」によれば、
今年から科学技術予算が減額され存続が危ぶまれているそうだ。
それも前政権が17億円の概算要求だったが鳩山内閣の予算は 5000万円に削減、
国民が拍手喝采した「事業仕分け」で最終的に3000万円にまで減額された。

これも民主党・マニフェストの子供手当等を実施するためだろうが、
今回の「はやぶさ」の成功で官房副長官は記者会見で、
「今回の成功を受け、11年度予算は検討したい」と述べていた。
しかし赤字国債発行の中で政治家のリップサービスと受け取っているが、
参議院の本会議で菅総理も「検討する」と答弁していた。
金メダル級の「はやぶさ」成功を受けて、カットされていた予算が復活するようだが、
何か民主党の予算は「成功報酬」の感が拭えないが、
今後の「はやぶさ」研究の継続が見ものである。

まあこの種の判断は立場により異なるのが普通であるが、
かつて化学行政に携わっていた者として言えば、
科学技術の成果は年数が掛かる物が多く、予算効果だけで表わせ難い。
一見無意味のような研究にも違った分野への応用価値が高い場合もあり、
異種分野へ波及効果が現れる事は間違いない。

一方これらの科学技術予算は放漫で、太陽系の46億年の歴史が分かったところで、
我々の生活にどんな利益が有るのか疑わしいし、
単なる研究者の自己満足に過ぎないのではなかろうかと言う人もいる。
それよりも現在の生活向上に予算配分して欲しいと・・・・

いずれの意見も肯ける部分はあるが、
日本のような資源の少ない小国は将来を見越して科学立国を目指すべきではなかろうか。
その為にも予算は効率的に使うべきで、「事業仕分け」はムダ削減に貢献はしているが、
マニフェストのバラ撒きよりも科学技術予算の充実が急務ではなかろうか。
その為にも「事業仕分け人」の識見が重要で、
近視眼的なパフォーマンスでなく日本の将来を見据えた予算編成をしてもらいたいものだ。

先週の「尻取り川柳」から(80)

2010-06-13 06:23:00 | 時事・雑感
今日の天候は一転し朝から雨が降り続き、例年より遅い梅雨入り宣言だ。
鳩山退陣を受け菅総理が登場し、これからの川柳種に貢献してくれるそうだ。

先週に投句した「しりとり川柳」から選んで掲載します。(順不同)
特に個人的に気に入っている川柳を◎印で選んでみました。笑読ください。

尚「しりとり川柳」は、相手の下句を使って繋ぐエンターテイメント化した川柳ですので、
社会経験や雑学の知識が試させられるようです。
ですから川柳と言うよりは下句を使って機転の利いた言葉遊びなので、
詠み人の心情が現れ気恥ずかしい句もありますが、「脳トレ」の為には有効のようです。



●お許しを 支持率にらみ 選挙する

●陰口に イラカン総理と 言われてる

●実施中 菅内閣は 試運転  ◎

●今回は クリーンイメージ 新内閣

●小鳩だし 落ち目の民主 V回復 ◎

●元与党 今や野党で 指くわえ ◎

●優先す コンクリートより 生活が ◎

●雨戸明け 梅雨はまだかと 空仰ぐ

●警告を しても治らぬ 浮気癖

●自由あり 一人で過ごす 心地よさ

●夢に乗り いつの間にやら アラフォーに

●咲き乱れ 三十路過ぎたる 三姉妹 ◎

●逆さ見る 湖面に映る 富士の山 ◎

●第九です オーケストラの 第一は

●真面目だね 原理原則 弁えて

●口車 気軽に乗って 墓穴掘る

●威張ってる うちの母ちゃん 床の間で ◎

●裏金で 決まる日本の 社会かな

●覗かせて 後の楽しみ 金次第

●力ない しかし色気は 有り余り