昨夜は当面の政権基盤の強化のために菅内閣改造が発表された。
「復興基本法」に基づき新設された注目の
復興相には松本前環境相が横滑り、
新しい原子力担当相には細野前首相補佐官が、江田法相が環境相を兼務した。
あれだけ大改造を進言し暗躍していた亀井国民新党代表は、
副総理での入閣を綺麗さっぱり断った。
政界は一寸先が闇だ。
新設の復興相には大物大臣を起用するかと思っていたが、
これらの人事を見て落胆した。
まあ民主党は人材不足かもしれないが、
全党員一致で団結して復興対策に当たると、公言していた言葉が白々しい。
震災復興という大義があるとはいえ、菅総理の迷走・ネバリ腰に驚くばかりだが、
今となっては「死に体」の総理に付いて行く議員は少ないだろう。
これほど嫌われているのに退陣表明しない総理は、今までにいただろうか。
「無能」「漢字が読めない」「ボンボン」と卑下された首相はいたが、
イラ菅 バカ菅 ニゲ菅 ブレ菅と複数の言葉で揶揄されるのも珍しい。
最近では身内の前原前外相までもが「ポピュリズム」と言われるようになった。
ちなみに「ポピュリズム」とは『大衆迎合的なスローガンを掲げる大衆運動の政治家で、
しばしばマスコミを通じて大がかりな選挙キャンペーンをする』とある。
確かに菅さんは市民運動出身者で、
マスコミ受けする「消費税と社会保障の一体改革」「TPP協定締結」「浜岡原発停止」、
原発から自然エネルギー転換の「再生可能エネルギー特別措置法」と、
次々と口当たりの良い思い付き「スローガン」を打ち上げている。
これらを見ていると「ポピュリズム」とは良く言い当てている。
先週末の夜には管政権を支える岡田幹事長他5人の幹部が集まり、
総理の退陣は8月までにとの認識で一致したようだが、徐々に外堀は埋められた感はある。
しかし雑草のごとく這い上がった菅総理だから、恋々とした政権維持の気持は変わらず、
まだ自分から辞任するとは明言しておらず、巻き返しのチャンスを狙っている。
政界は一寸先が闇で離れる議員もいれば、それぞれの思惑で暗躍する議員もいる。
その代表は今回は国民新党の亀井代表や北澤防衛大臣だろうが、
管政権が退陣し自民公明と組み復興対策に当たれば、国民新党の存在価値は無くなる。
巷では「郵政解散」ならぬ原発の是非を問う「原発解散」を吹聴し、
「管降ろし」を沈静化するよう野党に揺さぶりをかけているという。
ここまで来れば普通の総理なら投げ出すだろうに、
何故ここまで政権にしがみ付きたいのだろうか。
推論すれば百姓から成り上がった「豊臣秀吉」と同じで、
菅さんも権力の座が恋々しく、屁理屈つけても延命の条件闘争をしている。
これで退陣すれば後世には原発事故対応の失政だけが残り、
パフォーマンス好きな菅さんは偲び難く、何かの成果を総理として残したいのだろう。
それに民主党代表時代「未納三兄弟」のトバッチリを受け、
アッサリ代表を辞める羽目になり、恐妻家の奥さんに𠮟られたと話していたから、
奥さんの進言によるのかもしれない。(笑)
それとも「菅降ろし」が続けば日本人特有の「判官びいき」が働き、
支持率向上の期待感から延命策を打ち上げているのかもしれない。
いずれにしても悪評の出た総理大臣は、二度と国民から信頼回復は無理なのだが、
自分から「辞める」と言わなければ、辞めさせられないのが日本の総理大臣でもある。
「復興基本法」に基づき新設された注目の
復興相には松本前環境相が横滑り、
新しい原子力担当相には細野前首相補佐官が、江田法相が環境相を兼務した。
あれだけ大改造を進言し暗躍していた亀井国民新党代表は、
副総理での入閣を綺麗さっぱり断った。
政界は一寸先が闇だ。
新設の復興相には大物大臣を起用するかと思っていたが、
これらの人事を見て落胆した。
まあ民主党は人材不足かもしれないが、
全党員一致で団結して復興対策に当たると、公言していた言葉が白々しい。
震災復興という大義があるとはいえ、菅総理の迷走・ネバリ腰に驚くばかりだが、
今となっては「死に体」の総理に付いて行く議員は少ないだろう。
これほど嫌われているのに退陣表明しない総理は、今までにいただろうか。
「無能」「漢字が読めない」「ボンボン」と卑下された首相はいたが、
イラ菅 バカ菅 ニゲ菅 ブレ菅と複数の言葉で揶揄されるのも珍しい。
最近では身内の前原前外相までもが「ポピュリズム」と言われるようになった。
ちなみに「ポピュリズム」とは『大衆迎合的なスローガンを掲げる大衆運動の政治家で、
しばしばマスコミを通じて大がかりな選挙キャンペーンをする』とある。
確かに菅さんは市民運動出身者で、
マスコミ受けする「消費税と社会保障の一体改革」「TPP協定締結」「浜岡原発停止」、
原発から自然エネルギー転換の「再生可能エネルギー特別措置法」と、
次々と口当たりの良い思い付き「スローガン」を打ち上げている。
これらを見ていると「ポピュリズム」とは良く言い当てている。
先週末の夜には管政権を支える岡田幹事長他5人の幹部が集まり、
総理の退陣は8月までにとの認識で一致したようだが、徐々に外堀は埋められた感はある。
しかし雑草のごとく這い上がった菅総理だから、恋々とした政権維持の気持は変わらず、
まだ自分から辞任するとは明言しておらず、巻き返しのチャンスを狙っている。
政界は一寸先が闇で離れる議員もいれば、それぞれの思惑で暗躍する議員もいる。
その代表は今回は国民新党の亀井代表や北澤防衛大臣だろうが、
管政権が退陣し自民公明と組み復興対策に当たれば、国民新党の存在価値は無くなる。
巷では「郵政解散」ならぬ原発の是非を問う「原発解散」を吹聴し、
「管降ろし」を沈静化するよう野党に揺さぶりをかけているという。
ここまで来れば普通の総理なら投げ出すだろうに、
何故ここまで政権にしがみ付きたいのだろうか。
推論すれば百姓から成り上がった「豊臣秀吉」と同じで、
菅さんも権力の座が恋々しく、屁理屈つけても延命の条件闘争をしている。
これで退陣すれば後世には原発事故対応の失政だけが残り、
パフォーマンス好きな菅さんは偲び難く、何かの成果を総理として残したいのだろう。
それに民主党代表時代「未納三兄弟」のトバッチリを受け、
アッサリ代表を辞める羽目になり、恐妻家の奥さんに𠮟られたと話していたから、
奥さんの進言によるのかもしれない。(笑)
それとも「菅降ろし」が続けば日本人特有の「判官びいき」が働き、
支持率向上の期待感から延命策を打ち上げているのかもしれない。
いずれにしても悪評の出た総理大臣は、二度と国民から信頼回復は無理なのだが、
自分から「辞める」と言わなければ、辞めさせられないのが日本の総理大臣でもある。