余白のメモ

詩と短歌と好きな本
指の上で四季はほほえむ

ほころび

2020-12-12 22:40:11 | 花弁の詩
「自分のことばかり
優しさが足りないね」
気付いたよ
僕に足りないものは優しさ
汚れた手

偽善者ぶる水は
偽りの花を求め
歪な瞳が黒をつくる
嘘と夜空と牡鹿
人にふれないほころび
そこから優しさは生まれない
汚れてる手

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