大黒さんの金魚鉢

黒金町の住人の独り言は“One”

One voice , one mission , one family

伝えるということ

2013年12月13日 | 労働者福祉
ある日、知人から問い合わせを受けました。
「退職後になにか人のためになるような活動をしたいと思っているが、これまで仕事一辺倒でなにをしたらいいかわからない。
なにも知らないので、なにかいいセミナーでもないか?」

なにか?ばかりでなにを目指すのか、なにを学びたいのかもわからないので、なにを教えればいいのかわかりません。
そこで知りうる範囲の情報を彼には教えましたが、その際に(いろんなところでいろんなセミナーやってるんだなぁ)と思いました。
しかしそのことを多くのみなさんは知りません。

県のHPから「静岡県生涯学習検索HP“マナビット21”」にようやくたどりつきましたが、肝心のところになるとエクセルデーターでセミナー名が整理されているだけです。
そこで近くの静岡市広報課へ訪問しあれこれ聞いてみました。

そこで紹介されたのができたてほやほやの「Shizuoka ebooks」です。
民間の印刷会社「星光社」による地域特化型電子書籍ポータルサイトです。
12月からスタートしたこのサイトには、県内各市町の広報誌が電子ブック化されています。
広報誌には各種セミナーの情報が満載されていますので格好の情報サイトです。



さっそく「星光社」さんに問い合わせして、担当者とお会いしました。
この新しい挑戦は、“電子書籍”による地域ブランド化戦略であるとのこと…。
地域の情報には“想い”があり、その想いを集めて、つなげて、ひろげていく役割を担いたいとのこと…。
あれこれ話の中から縁がつながり、公益的事業のひとつとして「労福協だより」や「LWマガジン」の電子書籍化も検討を約束してくれました。
これが実現すればまたひとつ“伝える力”が増してきます。
来春にはAppアプリも登場するとのことですから楽しみです。