大黒さんの金魚鉢

黒金町の住人の独り言は“One”

One voice , one mission , one family

大黒さんの由来

2013年12月04日 | 日記
黒金町からの語呂合わせでつけたタイトルながら、せめて「大黒さん」の由来ぐらいは知っておきたいと調べてみました。
これがなかなか面白い!

大黒さんのルーツは「大黒天」というインドの神様です。
インドでは「マハーカーラ」と呼ばれ、マハーとは「大」・カーラは「黒色」を意味するので、日本では大黒天と訳されました。

この大黒と大国が同じ音であることから、大黒天と「大国主命(おおくにぬしのみこと)」が同一視されて、日本の「大黒さま」と相成ったということ(らしい)です。

大黒さまは七福神の一人で福の神ですが、インドの大黒天はシヴァ神の化身で破壊の神・戦闘の神でした。
なかには三面八臂の恐ろしげな大黒天の像があったり、インドの寺院では台所の神として祀られてもいるようです。
日本でも比叡山に祀られた大黒天は「三面大黒」と呼ばれ、強力な三神(大黒天・毘沙門天・弁財天)が合体した像で、豊臣秀吉の守護神として有名です。

秀吉の守護神「三面大黒」像です。



大黒さんの背負う袋はまさに福袋。
この難しい世にはふさわしい大黒さんかもしれません。