クニの部屋 -北武蔵の風土記-

郷土作家の歴史ハックツ部屋。

昭和49年には羽生で何があった? ―子ども学芸員―

2014年08月10日 | 子どもの部屋
昭和49年の羽生市内の主な出来事は以下のとおり。

 1月、国道122号線羽生バイパス全面開通
 4月、市消防庁舎完成
 11月、新市庁舎完成

昭和49年以前、国道122号線は羽生の町中を通っていた。
現在のプラザ通りを含む道路がそれだ。
あの道が国道でトラックがひっきりなしに走っていたのだから、
自ずと渋滞になっていたことは言うまでもない。
歩行者すれすれに車が通っていたという。

この年は、羽生市役所の新庁舎が完成している。
現在の場所に建つ庁舎だが、これ以前は中央2丁目にあった。
現在の中央公民館である。
羽生城下町の方にあったということだ。

昭和54年生まれのぼくは旧庁舎を見たことがない。
聞いた話によると、駐車場が少なくて混雑することもあったそうだ。
古写真を見ても、庁舎の周囲には住宅が密集している。
車も何台も置けなかっただろう。
昭和49年に新庁舎が完成し、現在に至っている。

ちなみに、新庁舎は白い建物だったが、耐震工事により茶色く変身した。
これも歴史の1ページだろう。
帰省した友人は新庁舎を見て驚いたらしい。
「チョコケーキみたいになってる!」と、その衝撃をメールで送っていた。
コメント
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