「ゆ家 和ごころ」でひと風呂浴び、広くてきれいな休憩室の椅子に腰掛けた。頭上では、夏の高校野球、下関国際と日大三校の一戦が放映されている。さぁ、どうやって野方まで出ればいいのか。スマホで調べてみると、どうやらバスで乗り継いでいく方法が提示された。野方駅到着予定は16時ちょうど。うまくいけば「秋元屋」の口開けから入れるかも。そう思いながら、「ゆ家 和ごころ」を後にした。
バス通りから、高円寺行きのバスに乗り、高円寺からバスを乗り継ぎ、野方まで辿り着いた。野方に来るのは19年ぶり。
駅の南側の通りに続く道を曲がれば、店が見えるはず。さぁ鬼が出るか蛇が出るか、道を曲がるとなんてことはない。通りには誰ひとりといなかった。
道路の右側にお店が見える。恐らく、あの店が「秋元屋」だろう。店の前まで行って中を覗くと、左側の建屋のカウンターにはまだまだ空席があった。呆気にとられた。こんな簡単に店に入れるとは。
ボクはカウンターに座り、「酎ハイ」(400円)をオーダーした。焼酎を入れたジョッキとドリンクニッポンの炭酸がセパレートで出てきた。
なるほど。こう来たか(井之頭五郎風に)。
今日はたくさん歩いて、ひと風呂浴びてようやく辿り着いた極上の酒場。
炭酸を注ぎ入れて一口飲む。たまらねぇ。
目の前の厨房に目をやると大鍋が見えた。やっぱり。名酒場に大鍋あり。その大鍋に名煮込みあり。まずは、「煮込み」(400円)を「玉子」(100円)でオーダーし、焼き物を「ハラミ」(120円)×2、「ねぎま」(130円)×2で頼んだ。焼き物の味付けは「おまかせ」で。
そして、出てきた「煮込み」がこれ。
どど~ん。近年稀にみる「煮込み」。
ボリューム、煮込み感で圧倒。もはや、ぐうの音も出ず。
一口食べて、更に打ちのめされた。
シロはシロでも、シロコロ状の部位、薄いシロとホルモンが満載。ぐっと煮込まれたエキスがまた濃厚だ。これならいくら食べても飽きない。
一杯目の「酎ハイ」は、炭酸と焼酎を1:1で割った。だから2杯目も炭酸とセットでいただいたのだが、2杯目の焼酎がジョッキなみなみ。3杯目は、「ナカ」だけでオーダーした。
ちなみに焼酎は、恐らく「キンミヤ」。ただ、焼酎の入れ物が、4リットルペットだった。あの「大五郎」っぽいやつ。そんな「キンミヤ」ってあるのかしら。
焼き物もまたよかった。2本ずつ頼んだ焼き物は、それぞれ味付けが違った。とりわけ、「ハラミ」は、通常のタレと、にんにくたれと異なるパターンで出てきた。これは素晴らしい。
「ハラミ」は、僅か120円にも関わらず、他店より抜群に立派だったが、ボクの大好きな成田の「寅屋」に比べればちょっと及ばなかった。もっとも「寅屋」の、それは一本180円だから、比較するのはナンセンスかもしれない。何しろ120円なのだから。
店構えがちょっと気になった。東側と西側にあり、ボクが座る西側はまだカウンターの席に余裕があったが、東側はもう満員のようだ。東側は常連席なのだろうか。
いい感じの店である。多分、来れば来るほど好きになるかもしれない。出来うる限り、来てみたいと思う。毎週は無理でも月に一度くらいは。
これ私も一平でやられたこと有ります。あの狭い空間で。
頭に来ますよね。
よろしければ私のブログにもどしどしコメント下さい。
こめんとありがとうございます。
某ブロガーさんに関してこれ以上は自分の頭の中だけで妄想することといたします(^^;
>仲間には気を使うけど、周りは目に入らないかのように行動する人は最近、増えたように思います。
これは完全に同意です。
喫煙についてですが、カウンターで隣に座った二人組の一方が喫煙者で、その喫煙者が私の左隣という状況。火のついたタバコを右手に持って自分の左隣の友人に煙がいかないように配慮して…えっ、オレの目の前に火のついたタバコ!もうあきれてしまってすぐに店を出たなんてことがありました。
カウンター
-------
○ ● 私
喫煙者
>そんなに仲良くないからお互い相手には気を使い、周りは見えないのだと思います。
なんと深い洞察。まさにその通りと思います。
そんなわけで、なるべく人の少ない、口開けをねらって短時間で退店するという方針で、ひとり飲みです。群れるの好きじゃないもので。
これからもよろしくお願いします。
△が相席カップル
×が私です。
○ ○ △
―――――――
テーブル |
―――――――
● △
――
× |カ
|ウ
|ン
|タ
|
某ブロガー自体は最近は日曜日秋元屋では殆ど見かけません。私より年上で本も出した人です。
他のお客さんが
「あの人は飲む人間としてやっちゃいけない事をしてる」
と発言したら、当時の店長が気まずそうな顔をして聞いていました。
また、その場に別の有名ブロガーの方がいらっしゃいました。こちらの方はお1人で来るし、私が恐縮するくらい丁寧な方です。
この方も私より年上で本も出してますねw
こちらの方のブログの秋元屋の記事には私の名前が出てるものも有ります。
ギャルは喫煙する際に自分の友達には気を使い、相席したカップル、すぐ後ろにいる自分には全く配慮しないというアンバランス。
吸ってる本人の目に入らないテーブルの下に日のついたタバコを指に挟んだまま下げるのも怖いです。
仲間には気を使うけど、周りは目に入らないかのように行動する人は最近、増えたように思います。
多分、友達同士とは言え。それほど心を開いてないんだと思います。
本当に仲が良かったら注意しあうから、他者に気を使いますよ。
そんなに仲良くないからお互い相手には気を使い、周りは見えないのだと思います。
これを明確に意識したのは押上の「まるい」でです。
生肉を出す店に赤ちゃん連れの夫婦&夫婦だけの二組で来て、流石に小さいお子さんはと当然、断られて、それではと夫婦だけの方のみ入店したのですが、そんな事は店に来る前に分かること。
店の人に断って貰う事で折り合いをつけたんだなと思いました。
よく言えば優しい関係なんですね。
横入り問題は根深いですね。恐らく、誰もが一回は嫌な思いをしているのでしょうね。
例えば、クルマの合流とか、エスカレーターに乗る並びで、突然袖から人が入ってくるとか。あっ自動改札の列でもそういうことが度々ありますね。お店の開店待ちとはちょっとケースが違いますが、そういう場面で、「ちょっとすみません」や「申し訳ない」とかの一言があれば、状況は変わってくるのだと思います。
「かど鈴」、行列ができる前に行かねば!
マナー違反というか、とても気になることが増えてきた印象があります。
私の行く店あたりでは横入りは見かけませんが、
といっても口開け先頭を狙う性格なので、
横入りを目撃する機会がないだけかもしれませんが。
「秋元屋」さんは以前から気になっていた店だったので、こういう情報はありがたいです。ひざげりさんのコメントにあった「某ブロガー」が「あの方」ではないことをw だってあの方のポストによく秋元屋が出てくるので(老婆心
あと、相席になったギャルの件、ごもっとも。ギャルに限らず相席になるとき、喫煙するときのマナー?思いやり?が欠如している人が増えてる気がします。
で、ひざげりさんのブログをさかのぼって読ませていただきました。「行列のマナー」のエントリーいちいち頷きながら読みました。すべては「他者への配慮が大事」に尽きますね。
突然の横入りコメントが長くなったのでこの辺で失礼します。24日からコメントする機会を待っていたので長くなってしまいました。
やれやれって感じですね。
「鳥勝」さんは、今回の一連の流れでは行けませんでした。ものすごく、楽しみな酒場です。
結果的に楽しく飲めてますが。
若い女子三人が開店直後に入り、こちらのマナー違反も気になりました。
詳しくは私のブログにて。
そして、今まさに割り込みとは!
しかも、びざげりさんから、スペースを空けている状況って。
心中お察しします。
暑いので、どうぞお気をつけください。
会釈どころかこっちが動いて当然のごとく入って来ますよ。
身体がプルプルします。
店の人は良い人なのに。
常連が秩序を守ろうとしないところがダメですね。
ボクもつるみたくないです。そういうしがらみから抜けたいからひとり酒してるのですよね。ボクもびざげりさんも。
なんか、学校社会っぽくてイヤだなぁ。つるんで、後で合流してる人たち。
現にそのグループは1~2人が最終的には10人近くなってましたからね。いくら入れるとは言え。
そもそも毎週、つるんで飲むこと自体が自分には無理です。義務感出てくると苦痛になるんです。
お互い一人でたまたま、その店に来て会って話すのは自由でむしろ歓迎するのですが。
でも、それを容認したら、極端な話し、10人が後で合流することもあり、収拾がつかなくなります。客が言えないのだから、店側が基準を設けるべきですね。
だって並び列や自転車を置くスペース(増やま)は貼り紙で対応してますから。厳密に規制できなくても、貼り紙などで釘を打つ必要はあると思います。
店が容認しているとしても、一言、挨拶は必要と思います。
今でも何人かはそのグループの人、来てますが残ったのは比較的、善良な人だと思います。
他のメンバーは元店長の席数が少ない店に行ってるみたいです。
そこは待機列で後から合流OKなんでまたやってるんだろうな。
実はみたかも待機列に後から合流OKです。
そんなに居ないし回転も早いからまだマシですが。
鳥勝もOKなんですよね。
あそこの場合は店の人が開店待ちの列なんか見てられないから容認してるかは不明ですが、店内で席取りするのOKだから容認してるようなもんかな。
いつものでもない店はそれだけは無いですね。
おかげさまで、「みたか」→「ゆ家和ごころ」→「秋元屋」というゴールデンコースを巡ることができました。
大満足です。
しかし、並びマナーの悪さには閉口しますね。せめて、一言あればまだいいのですが。さぁ、楽しく飲もうというときに、そんなことがあるとげんなりしちゃいます。
キンミヤの「好きやねん」ってやつです。
焼き物は1組二人までは本数縛りなしで注文できますよ。
原則、一人客は西側、複数客は東側に配置されます。
少し前は開店待ちの行列の先頭に某ブロガーのグループがいつもいて、それは良いのですが後から仲間が当然のようにこちらに一瞥もくれずに横入りするので、それが嫌で開店時間を過ぎてから行くようになりました。
まぁ、席数が多いから横入りされても入れるのですが、その人たちをカウンターの奥から、その他の一人客は道路側の奥から配置するので、冬場はどうしても寒い席になるのも嫌なんですよね。
お陰で、ももひきデビューしました。