くまきち日記

名古屋に住んでいる、くまきちのたわごと。

SE7EN ジュンスとヒョシンくんに続くスターになるか?

2015-05-13 22:36:56 | 韓国エンタメ







キム・ジュンス、パク・ヒョシンに続きSE7EN、
なぜミュージカル『エリザベート』でなければならなかったのか



歌手出身のミュージカル俳優は多い。しかし歌唱力と人気が認められたからといって その魅力がミュージカル舞台まで全部続くわけではない。
ミュージカル舞台の上で自分だけの長所がなければならず その魅力が認められる時 初めてミュージカル俳優として競争力を認められる。

魅力を認められてミュージカル舞台で活躍している歌手出身のミュージカル俳優の中 特有の競争力を打ち出した者の中で目立つ人物は
キム・ジュンスとパク・ヒョシン。
歌謡界でもありふれていない声と唱法を駆使する彼らだから ミュージカル舞台で表現される彼らの魅力は その他の歌手出身俳優たちとはまた異なる。

二人の共通点は人物の正確が明確なキャラクターを選ぶということ。特にミュージカル『エリザベート』で二人が演じたトートは 彼らの魅力を倍増させた。
死を擬人化したキャラクター トートの独特ながらも舞台を圧倒する魅力が 彼らの強い音色とビジュアル、歌唱力と出会ってシナジー効果を出した。

ミュージカル『エリザベート』はオーストリアを代表する人物の中の一人である皇后エリザベートの人生を描いたミュージカルで、
ドラマチックな彼女の一代記にファンタジー的な要素である死(トート)というキャラクターを追加して絶賛された作品。
エリザベートくらいトートの役割が重要だ。

キム・ジュンスは初演、再演の舞台に上がって黒髪と濃いアイメイク、赤い唇でキャラクターを表現し キム・ジュンスだけのトートを誕生させた。
脱色した金髪、黒いマニキュアなどでも動物的で躍動的な超越的存在をいっそう効果的に表現し ずば抜けたキャラクター分析で注目された。

パク・ヒョシンもやはり我々が知るバラード歌手ではなかった。髪を金髪にしたのはもちろん 黒いマニキュアとアクセサリーで手を飾ってピアスもした。
破格の変身だった。ディテールな表現が彼だけのトートをいっそう魅力的に作った。

キム・ジュンス、パク・ヒョシンはミュージカル『エリザベート』トート役で自分だけのキャラクターを作り出して
ミュージカル俳優として競争力を持つようになった。
以降 ミュージカル活動に役だったことはもちろんだ。  

それゆえキム・ジュンス、パク・ヒョシンに続きトート役を引き受けたSE7EN(チェ・ドンウク)の挑戦も注視する価値はある。
先の二人がそうしたように 歌手SE7ENとして身につけた特有の長所を中心に 自分だけのキャラクターを作り出すという期待が集まっている。

キム・ジュンス、パク・ヒョシンとはまた異なるスタイルの歌手なので キャラクターが引き立つトート役は
SE7ENにとって自分だけのキャラクターを作り出すのに良い機会になるだろう。

軍除隊後 所属したYGエンターテインメントから独立しただけ 彼の心がけも異なる。
挑戦を選んだ彼は「歴代でもっとも躍動的な‘死’のキャラクターを見せる」とミュージカルデビューに対する意気込みを見せた。

歌手ではなくミュージカルで活動を再開するSE7ENが キム・ジュンス、パク・ヒョシンに続き 
真のミュージカル俳優として認められるかどうか 行方が注目される。




ジュンスとSE7ENの그림자는 길어지고を聞き比べてみる。ヒョシンくんのこの歌は探しても無かったが、ファンとしては、やっぱりヒョシンくんが一番だ。  


그림자는 길어지고/김준수 2012年のジュンス。



그림자는 길어지고/최동욱(SE7EN)
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ジュンギ君 女性と間違えられた過去を語る

2015-05-12 01:49:37 | イ・ジュンギ










夜を歩く士、イ・ジュンギ 過去 女性と誤解された理由を聞いてみると・・・えっ!


俳優イ・ジュンギが新水木ドラマ『夜を歩く士』に出演するという話を伝えて話題だ。
イ・ジュンギが出る『夜を歩く士』は来る7月放送予定だ。

これに対しイ・ジュンギに視線が集まっている中 彼が過去 女性だと誤解された理由が今になって目を引く。

イ・ジュンギは過去 あるインタビューで 彼の代表作『王の男』撮影当時のエピソードを明かした。

イ・ジュンギは「映画の中の配役で女装するシーンがあった。映画『さらば、我が愛/覇王別姫』のレスリー・チャンのような役割だが 
撮影現場を見学に来た外国人観光客が 女性だと思って直接触ろうとして大変だった」と語った。
続いて彼は「写真を撮る時も抱きつこうとして慌てて逃げたりもした」と伝えた。

イ・ジュンギは『王の男』で美しい大道芸人コンギル役を引き受け 彼は女性よりさらに美しい美貌で外国人観光客の視線を引きつけたという。

イ・ジュンギは「外国人観光客が近づいたらどうする?」との問いかけにすぐ「逃げる。でも最後まで女性のふりをして逃げる」と言って笑いを誘った。

一方、イ・ジュンギが出演するドラマ『夜を歩く士』(脚本チャン・ヒョンジュ、演出イ・ソンジュン)は 
目がくらむほどの官能美を持つ‘ヴァンパイア’キム・ソンヨル(イ・ジュンギ)を中心とする時代劇に ‘吸血鬼’という興味深い素材を組み合わせた作品だ。





これだけ美しければ、女性と思われても無理はないだろう。






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ヒョシンくん ランキング番組にて

2015-05-11 00:20:39 | パク・ヒョシン
芸能専門番組のランキングにて。ヒョシンくんは5位で、最初に紹介される。
動画の内容がまるっと記事になっているので、聞き取れなくても大丈夫。(ヒョシンくんの部分だけ翻訳してみた)


















‘神’になったスターたち・・・‘神様’と呼ばれる理由は?


[キャスター]
芸能界のすべてを順位で調べる時間 ランキングショー ハイファイブです。

芸能界には優れた才能と卓越した成果を遂げて 神から派生した‘・・・神様’と呼ばれるスターたちがいます。

神になった芸能界のスターたちは誰なのか ランキングショー ハイファイブで調べてみます。

5位 ヒョシン様、パク・ヒョシン、魔性の高音

チョ・スンウ、JYJキム・ジュンスと共にミュージカル興行パワーBIG3に数えられている歌手パク・ヒョシン!

去る1999年 1集アルバム『してあげられないこと』でデビューして別名“牛追い唱法”の元祖と呼ばれてきました。

パク・ヒョシンの代表曲は2004年 旋風的な人気を受けたドラマ『ごめん、愛してる』のOST“雪の華”が挙げられます。

日本の歌手 中島美嘉の歌をリメイクしたこの曲は 今も‘冬’といえば思い浮かぶ代表的な歌と呼ばれています。

去る2012年 約2年の軍服務を終えて除隊したパク・ヒョシンは 所属会社との法廷抗争で30億ウォンに及ぶ負債を負うことになり 
裁判所に自己破産まで申請するなど試練を経験しました。

翌年2013年 ミュージカル『エリザベート』でミュージカルの舞台にデビュー!
魅力的な中低音と見事な高音で期待以上の姿を見せ‘魔性のトート(死)’という好評を受けました。

またパク・ヒョシンが出演したミュージカル『モーツァルト』は 昨年最も多くチケットを販売した公演だと話題になりました。


[インタビュー:音楽評論家パク・ウンソク]
「パク・ヒョシンは特有のヴォーカル、声量、音域、トーンを持って認められ 声ひとつでもその存在感を浮き彫りにする歌手だと言えるようだ」


特にパク・ヒョシンは太くて重量感のある低音に特有のハスキーボイスで 真心と歌声を行き来する魔性の高音でファンの心をときめかせてきました。

そうして‘GODヒョシン’‘ヒョシン様’と呼ばれるパク・ヒョシンは昨年『野生花』を発表して歌手としてカムバック。

今でも熱い人気を受け、野生花ではなく不老草と呼ばれるきっかけを作ったりもしました。


[インタビュー:キム・スヒョン]
「『野生花』がとても好きでよく聴きます」

[インタビュー:カン・ジュソン]
「『野生花』が出たこともそうですが 全体的に歌すべてが良くて好きです」


昨年12月 パク・ヒョシンの15周年記念コンサートに多くのスターたちが会場を訪れた中 パク・ヒョシンのファンコミュニティには
「自分の横に座った芸能人が『野生花』の時から口を押さえてボロボロ泣いていた」と後記が上がったといいます。

後でロイ・キムが「パク・ヒョシンのコンサートに行って泣いた」という文をインターネットにアップし 歌手を泣かせる歌手として話題になりました。

『Shine Your Light』で今年再び音源強者になったパク・ヒョシンは ミュージカル『ファントム』に出演。
GODヒョシン、ヒョシン様の力を見せてくれています。


[インタビュー:スポーツ東亜/ユン・ヨス記者]
「訴及力の濃い素晴らしい声に優れた歌唱力、ここに舞台掌握力と演技力まで備えて 現在ミュージカル舞台で最も脚光を浴びる 
そういう俳優の中の一人になりました」
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ヒョシンくん 『ファントム』ミュージカル俳優として高評価

2015-05-10 02:16:20 | パク・ヒョシン
『ファントム』のレビュー記事より抜粋。作品の出来については辛口批評が多いようだが、他の記事でも、おおむねヒョシンくんについての評価は高い。









より広い目で見たミュージカル

チャン・ギョンジン:偏見を破って発見したパク・ヒョシンというヴォーカリストの力

キム・ジュンスがミュージカルというジャンルとは異なる 自分だけの独特な音色と唱法を観客に納得させる方法でミュージカル舞台に落ち着いたなら、
パク・ヒョシンは彼とは正反対の道を行く。
2013年『エリザベート』でミュージカルを始めた彼は パク・ヒョシンと言う時誰もが思い浮かべる‘牛追い’唱法をすべて捨てた。
特有のスタイルがないパク・ヒョシンに果たしてどんな魅力があるのかとも思える。
しかし偏見がなくなってわかったのは 安定的できれいな発声にテクニック的にもとても優れたパク・ヒョシンという歌手自体の力だ。
さらに事前知識なく公演を見れば 舞台の上の俳優がパク・ヒョシンだというのを見抜くのも簡単ではない。
多くの歌手がミュージカル舞台でやむなく自分のキャラクターが目立っているということを考えた時、
作品に自然に入り込んだパク・ヒョシンはそれ自体だけでも良い選択肢になった。
もちろんまだセリフ回しや舞台の上での動き、表情とアクションなど‘ミュージカル俳優’として固めなければならない基本技は多いが、
大衆的ながらもテクニックとアンサンブルが良い彼は これからもっと広いスペクトルを持つことが出来るだろう。


チ・ヘウォン:ミュージカル、歌の上手い歌手たちのニューライフ

多くのアイドルをはじめキム・ジュンス、フィソンなど 最近ミュージカルを始めた歌手は 主にEMKミュージカルカンパニーや 
エムミュージカルアートの作品でミュージカルに入門した。
この制作会社の作品はマルチキャスティングで負担を減らし、演技を裏付けできる強固な助演たちが布陣して、舞台や衣装などが華麗で目をひきつける。
また原作そのままを再現しなければならないレプリカプロダクションに比べ 俳優たちの特性を柔軟に反映する余地がある。
特に当時放送出演に制約があったキム・ジュンス、イ・ジフン、パク・ヒョシンにはミュージカルが新たな代案になり、
興行はもちろん基本以上の歌の実力を持った彼らは制作スタッフにも大きなメリットになった。互いの和が良く合うわけだ。
一方では彼らが自身の健在ぶりを見せたり認知度を維持するための次善策としてミュージカルを選んだのだろうと推察した。
しかし相対的に失敗のおそれが低い再演作を経験して直接(韓国型)キャラクターを完成する負担を甘受しなければならない
『ファントム』の初演を選んだパク・ヒョシンの歩みは このジャンルに対する彼の真剣さをうかがうことができて嬉しかった。
作品の完成度とは別個に パク・ヒョシンの努力は舞台で自身の特色を濃くあらわす。
ミュージカル俳優パク・ヒョシンの次の作品を期待することになる理由だ。
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ヒョシンくん 『ファントム』演出家からも高評価

2015-05-09 03:13:55 | パク・ヒョシン
















『ファントム』演出ヨハンソン「パク・ヒョシンは一貫性と集中力がある俳優」

ミュージカルレビューおよび演出家単独インタビュー


強弱の調和がとれたドラマだった。‘ファントム’役のパク・ヒョシンはクレッシェンドとデクレッシェンドを自由自在に使い分けた。
バレリーナトバレリーノが‘身ぶり’に力を集中する時 ミュージカルの主演である‘音楽’は欲張らずに力を抜いた。
‘華麗さ’の極致に突き進むオペラの舞台は オペラ座の怪人‘ファントム’が生きる‘暗い’地下に自然に入り込んだ。
場面が両極端を行き来したが観客は没頭した。たびたび起こる弛緩と収縮の中でも結び目に全神経を集中した演出が観客の目を最後まで引きつけた。

ミュージカル『ファントム』が先月28日 ソウル興仁洞・忠武アートホールで開幕した。
演出を引き受けたロバート・ヨハンソン(64)と 30日 忠武アートホールで出会った。
彼は「私は『ファントム』のように観客を一風変わった世界へ導ける作品を好む。観客は公演を通じてその世界を直接経験できるはずだ」と語った。

『ファントム』は劇作家アーサー・コピットと作曲家モーリー・イェストンの合作で 
フランス作家ガストン・ルルーの小説『オペラ座の怪人』(1910)が原作だ。
醜い顔を知られないようパリ・オペラ劇場の地下で暮らす天才音楽家‘エリック(ファントム)’が 
女性歌手‘クリスティーン’を愛して立ち上がる物語が大きな楽しみを作り出す。
『ファントム』の始まりは簡単ではなかった。同じ小説を基に 似た時期に制作されたミュージカル『オペラ座の怪人』(1986)が先に興行に成功したためだ。
コンテンツを先占された状況で『ファントム』が作品の魅力を認められて1991年 米国ヒューストンの劇場に上がるまでは
台本と音楽が完成された後でも7年がかかった。

『ファントム』はミュージカル『オペラ座の怪人』に比べてエリックの幼年時代に集中する。
自然にエリックの母であるバレリーナ‘ベラドバ’の比重も大きくなる。『ファントム』でバレエは過去と現在をつなぐ重要な媒体だ。
韓国版『ファントム』の中 バレエはよりいっそう力を受けた姿だった。ベラドバ役を引き受けたチェ・イェウォン(キム・ジュウォン、ファン・ヘミン)の
おぼろげな演技のおかげで観客はミュージカルとバレエの境界という恍惚の境地に落ちた。

『ファントム』には権威的で背徳感に怖じ気づくエリックはいない。
「悪くなかった。音楽を聴くことができたでしょう。クリスティーンも見られたし」
代わりに愛することができるあたたかなエリックがいる。小さなことに満足する素朴でかわいそうなキャラクターに
同情を誘発するパク・ヒョシンの声が重なると観客はずっと切ないまなざしでエリックを見つめた。
ヨハンソンは「パク・ヒョシンは大きな傷を負った人だけの魅力がある。一貫性と集中力がある俳優だし 彼の演技には鳥肌が立つ」と評価した。

パク・ヒョシンの他にも 俳優リュ・ジョンハンとカイがファントム役を引き受けた。
二人の俳優はパク・ヒョシンとはまた異なるファントムを演じる。ヨハンソンは「3人はみな異なる声を持っている。
パク・ヒョシンは素晴らしい余韻が残り リュ・ジョンハンは権威的でパワフルだ。カイは道に迷った少年のような声を持っている。
声は人物に対する解釈とも関連する。3名が表現するファントムがすべて異なるから観客も大いに興味深い」と語った。
また「観客がコピー品のようなファントムを見ることは意味がないと思う。同じ役でも少しずつ別のものになるかと思う」と付け加えた。

ヒロイン‘クリスティーン’役はオペラのソプラノ キム・スニョン(イム・ソンヘ、イム・ヘヨン)が引き受けた。
クリスティーンが天上の声を持つオペラ女性歌手なので ある意味当然の帰結だ。
『ファントム』でミュージカル舞台にデビューしたキム・スニョンは“3オクターブもシャープ(♯)”まで上がる高音と
短時間で装飾音が続く“コロラトゥラ”を苦労せずに消化し観客の喝采を浴びた。ただ硬直して不自然なセリフ回しは残念さを残す。
ヨハンソンは「オペラの演技とミュージカルの演技は異ならざるを得ない。オペラにはセリフがないからだ。
オペラ歌手たちが苦労して学んだことが まさに歌う時のようにセリフにエナジーをのせること」と言った。
彼は良い例としてマダム・カルロッタ役を引き受けた俳優‘シン・ヨンスク’を挙げ
「歌う時やセリフを言う時 同じエナジーを維持する。これはオペラ歌手たちが続けて練習して学ぶべき点」と高く評価した。

まだミュージカルの演技に不慣れなキム・スニョンの余白を埋めたのもシン・ヨンスクだった。
マダム・カルロッタは実力はないが金持ちの夫のおかげでオペラのヒロインになる憎らしいキャラクターだ。
シン・ヨンスクの演技の変身は驚くべきだった。天井にぶら下がったシャンデリアよりもきらびやかなドレスを着て“もっと私を消して”を熱唱する時 
それは舞台を超えて客席まで掌握した。なまめかしい歌声とカリスマあふれる真性を自然に変奏して観客を感嘆させ 
それほどではない道化で観客を笑わせたりもした。クリスティーンに嫉妬する‘悪女’として登場しても 観客を自分の側に引きつけるほど魅力があった。
ヨハンソンは「その力で我々が作品をはじめる」と語った。

彼は演出家の役割を‘傘をさす仕事’と比喩した。
「多様な役割を受け持つ人たちに 1本の傘をさしかけて一貫性のある作品が生まれるようにすること」が演出家の役割という話だ。
このような役割が最も光を発した場面は『アイーダ』『ラ・トラビアータ』『パルクィレ』等のオペラと ファントムとクリスティーンの歌の練習が数回交差して出てくる時点だ。
観客は早いながらもまとまった場面転換に口を開けたままだったし 古代エジプトから妖精の世界まで合わせる数多くの衣装と小道具にまたいっそう感嘆した。

観客が全神経を舞台に集中するほど魅力的な公演だったが ヨハンソンは小さな失敗が出るたびに膝をたたいた。
彼は「まだ手を加えるべき技術的な問題がある。舞台空間がものすごく狭い。すべてのセットがもっとくっついていた場面転換や俳優たちの背中・退場が難しい」と
惜しむ気持ちをあらわした。その一方で「衣装、小道具、舞台など各分野が満足だ」とし
「構成員すべて‘ひとりでは上がれない公演を力を集めて作ろう’というマインドで作業している」と語った。

観客は仮面の中のファントムの本当の姿を、170分の間 ファントムとして生きるパク・ヒョシンの顔を見ようとした。
だがファントムは最後まで観客に自分の顔を見せることはない。
ヨハンソンは「どんな醜い顔でもこの作品の中のファントムはとても素晴らしい人だということを知ってほしかった。想像にゆだねるのがいいだろう」と語る。
7月26日まで 忠武アートホール大劇場。
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ヒョシンくん キム・イナのブックコンサートにて

2015-05-08 22:35:57 | パク・ヒョシン











パク・ヒョシン「キム・イナは魅力的で素晴らしい作詞家」

『キム・イナの作詞法』ブックコンサート出演し友情を誇示

去る4月24日、光云大・東海文化芸術会館で『キム・イナの作詞法』ブックコンサートが開かれた。
約2000名の観客で埋まった‘素晴らしい’ブックコンサートだった。


去る4月24日、光云大・東海文化芸術会館で『キム・イナの作詞法』出刊記念ブックコンサートが開かれた。
約2000名の観客で埋まった中、キム・イナの音楽仲間であるパク・ヒョシン、ガイン、ユン・ジョンシンらが出演した。

2番目に舞台に上がったキム・イナの音楽仲間はパク・ヒョシンだった。
登場前から観客席がざわついて パク・ヒョシンが登場するやいなや ものすごい歓声が会場を満たした。
これにキム・イナは「パク・ヒョシンのコンサートに遊びに来たみたい」と笑い、何より招待を快諾してくれて感謝するという言葉を伝えた。

パク・ヒョシンの曲〈Shine Your Light〉はキム・イナと共同作業した新曲だ。
パク・ヒョシンは「キム・イナさんの歌詞やさまざまな表現が歌ととても良く合った」と2年ほどかかったこの曲の誕生秘話を聴かせた。
さらにキム・イナを「たくさんのことを書くことができる作詞家がほとんどいないが、キム・イナさんは魅力的で素晴らしい作詞家」と説明し
〈Shine Your Light〉公演を披露した。
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ヒョシンくん 『ファントム』明日チケット3次オープン

2015-05-06 11:17:48 | パク・ヒョシン








ミュージカル『ファントム』、7日 3次チケット電撃オープン


去る28日開幕したミュージカル『ファントム』が開幕初週で約1万名の観客が劇場を訪れるなど連日完売御礼を見せ 新たな興行記録を更新している。
来る5月7日に進行される3次チケットオープンでも完売の事態が続くと予想される。

ミュージカル『ファントム』を観た観客たちは「一瞬も目を離せない舞台」「観ないと一生後悔するだろう」「無駄のない演出」
「人間的な姿が付加されてファントムがいっそう立体的なキャラクターになった」「キャスティング、舞台、衣装、ナンバー、俳優どれひとつとしてぬかりない公演」
「笑いと感動そしてロマンスのある公演」等の熱い観覧評を残した。

ミュージカル『ファントム』はファントムの人間的な姿により深く踏み込んで彼の人生に隠された秘密と悲劇的な運命を描いた作品で 
現代的に編曲された音楽と精巧なバレエの振付など 既存の公演とは異なる新たな感動を与える作品だ。

国内初演ミュージカル『ファントム』には 韓国最高のミュージカル俳優リュ・ジョンハン、パク・ヒョシン、カイがファントムを演じ 
イム・ソンヘ、イム・ヘヨン、キム・スニョンがクリスティーン・ダーエ役を引き受けた。
また名前三文字だけでも間違いない俳優シン・ヨンスク、ホン・リュンヒ、パク・チョルホ、イ・ジョンヨル、エノク、イ・サンジュンが出演し 
秘密を持ったベラドバ役に国内トップのバレリーナ キム・ジュウォン、ファン・ヘミンが破格のキャスティングで熱演を繰り広げている。

ミュージカル『ファントム』は劇作家アーサー・コピットと作曲家モーリー・イェストンの作品で 
ガストン・ルルーの推理小説『オペラ座の怪人』(1910)を原作とする。

31年間待った末に韓国初演中のミュージカル『ファントム』は7月26日まで忠武アートホール大劇場で公演される。
3次チケットオープン時に前売可能な公演は6月9日から7月5日までで インターパークチケット前売サイトと
忠武アートホールホームページで購入できる。



ヒョシンくんの出演回だけに絞ってみた。これまで土日はほぼ両日出ていたが、6月28日の日曜日だけは休みのようだ。
ちなみに6月14日は昼公演にカイ、夜は一般発売されない団体観覧なので、ファントム役は不明。
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ヒョシンくん 歌の才能は小学生の時から

2015-05-05 18:53:33 | パク・ヒョシン








パク・ヒョシン、過去‘トロットを歌って歌手の才能を発見した’


歌手パク・ヒョシンが話題になっている中 過去 彼がトロットを歌って歌手の才能を発見したと明かした。

去る2007年3月に放送されたSBSラブFM『キムCの素敵な朝』にはパク・ヒョシンがゲストとして出演した。

この日 DJキムCは「歌が上手なことを初めてわかったのはいつ?」と尋ね 
パク・ヒョシンは「小学校2年の時、母がやっている店で歌をよく歌わされた」と答えた。

パク・ヒョシンは「その時 椅子に上がって歌を歌ったが 主にチュ・ヒョンミさんの歌のようなトロットを歌った」とし
「特に1991年に母に対する切ない気持ちを歌にした曲『1991年、冷たい風が吹いた夜』という歌があって、
ちょうどその頃私が母の店でトロットを歌った時だった」と説明した。

これに対しキムCは「早めにお母さんが息子の才能を知って、営業に利用された」と言い 
パク・ヒョシンは「その通り。その時お客さんが列を作った」と冗談を言って笑いを誘った。

これを見たネチズンらは「パク・ヒョシン、小さい時から歌が上手かったんだ」「トロットを歌うところを見たい」
「TVに少し出てください」等の反応を見せた。
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ヒョシンくん 『ファントム』退出時のショット

2015-05-05 00:33:17 | パク・ヒョシン
ヒョシンくんの出待ち? 公演後のショットがいくつか上がっている。





前髪を全部下ろしているとかわいい。



リュ・ジョンハンはこんな感じ。髪で隠れているが、おでこの絆創膏が気になる。




この人 ヒョシンくんよりひと回り近くも年上の44才だそうだ。『ファントム』の写真でもそれなりの年齢かと思っていたが、この写真では若く見える。
『ファントム』と同時期に『ジキルとハイド』にも出ていて、地方公演にも出演。ここまでのベテランになると‘二足のわらじ'でも大丈夫なんだろう。



ちなみにトリプルキャストのカイは、4月10日の夜公演が初日。
これまで彼の名前を知らなかったが、ヒョシンくんと同い年で、誕生日もヒョシンくん12月1日、カイは12月5日と近い。
そして7月11日からのミュージカル『アリラン』にも出演するようだ。ミュージカル俳優にとっては、作品のかけ持ちは普通なんだろうか?
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ヒョシンくん 『ファントム』原作者から高評価

2015-05-04 21:53:45 | パク・ヒョシン












ファントム原作者イェストン‘『オペラ座の怪人』と比較は当然だ’


-28日 公演初日のリハーサル観覧、韓国俳優に感嘆
-「パク・ヒョシンほど上手な俳優はいない。イム・ソンヘの音楽スキルは素晴らしい」
-幼年期の過去・・・オペラ座の怪人とは異なる物語
-バレエ、4曲の新曲追加・・・‘韓国ファントム’と呼んでほしい



「原作にこだわることだけが正しい方法ではない。重要なのは観客だ」
ミュージカル『ファントム』の原作者であるモーリー・イェストンの持論だ。先月28日 ミュージカル『ファントム』の韓国初演を控えて
訪韓した作曲家イェストンはイーデイリーと会い「自分で怖じ気づかないように作品改善に努力する」とこのように明かした。

イェストンは劇作家アーサー・コピットと共同で『ファントム』を作曲した原作者で ミュージカル『ナイン』『タイタニック』など
米国ブロードウェイミュージカル作曲家であり作詞家として活躍中だ。
ミュージカル『ナイン』が国内でライセンス初演されたことはあったが 彼が直接製作に関わり韓国を訪問したのは今回が初めてだ。

イェストンは「作品を上げるたび その国の文化、言語、俳優などに合うように変える点は改善する。観客は王だ」とし
「だから韓国の観客のために新曲を4曲作った。バレエの山場も増やした。原作にこだわることだけが正しい方法ではない」と強調した。

だからといってただ修正作業を経るのではない。俳優と作品にシナジーができるなら‘OK’だ。彼は「観客を感じさせることが何より重要だ」とし
「韓国はとてもユーモラスな俳優が多い。たとえば作品の中にコミック的要素を加えるやり方だ。
ファントムに登場する‘マダム・カルロッタ’役を引き受けた俳優は本当に面白い。期待しても良い」と耳打ちした。
続いて「シェークスピアは原作を変えたらダメだと言わない。ハムレットがバイクで革ジャンを着て登場することもできる。
作品を実験して試すのが好きだ。作品はそれでこそ生きることになる」と語った。

ミュージカル『ファントム』がガストン・ルルーの小説(1910)を原作とし また別のミュージカル『オペラ座の怪人』と比較されることと関連するのは
‘当然だ’と答えた。
イェストンは「歴史を振り返ってみると『シンデレラ』『チャイコフスキー』『美女と野獣』も実に多くのバージョンで存在する」とし
「ファントムはまた別の物語だ。また別の解釈が出てくれば また別のバージョンのファントムと呼ばれるだろう」と説明した。

明らかに違う点は存在する。『オペラ座の怪人』がオペラ的な要素が多い反面 『ファントム』は実に米国ミュージカル的だ。
また前作がファントムとクリスティーン・ダーエの愛を描いたなら ファントムはなぜエリックがファントムとして成長するしかなかったのか
人間的な様子に集中するというのがイェストンの説明だ。
彼は「ダンスの振付も違いコメディも入っている。ラブソングもある。原作は同じだが別の物語にする」と強調した。

韓国バージョンについては「これまでファントムでは見ることのできなかった伝統クラシック声楽家とバレリーナが登場する。このような試みは韓国が初めて」とし
「バレエと新曲4曲を追加した。米国・ドイツ・フランス・日本など数多くの『ファントム』を見たが 韓国バージョンが断然最高だ」と
韓国製作スタッフと俳優の演技を絶賛した。
続いて「ファントム役のパク・ヒョシンほど歌の上手な俳優はいなかった。ニューヨークでならスーパースターになっただろう」とし
「クリスティーン役のイム・ソンヘもやはり音楽的にはもちろんだがドラマスキルも素晴らしい」と感嘆を連発した。

イェストンは韓国の観客たちに伝えたい言葉も忘れなかった。
「ファントムは男女はもちろん 父と息子、先生と弟子、音楽に対する愛の物語もある。生きるのに愛がどれだけ重要で大切なことなのかを
理解して帰れば良いだろう」

一方ファントムはガストン・ルルーの原作(1910)が基だ。仮面の下に醜い奇形の顔を隠したまま‘オペラ座の怪人’と呼ばれて
劇場の地下で隠れて生きる悲劇的な運命の‘ファントム’の愛と傷についての物語だ。
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