山に登って、星を見る

山登りは、やっぱりきつい
でも、また登ってしまう
星空観察は、夜更かししてしまい寝不足になりがち

目指すアポロ峠がない…?

2014-05-29 22:58:00 | チャリ
山手・夜狩尾分岐点
以前、ここから車道を分岐して川辺川沿いへ下ったことがある

よく、こんなところに人が住んでいるなぁ
と、感心するような山奥に集落があるのだ

その分岐点は、道が広くなっており曲がり角なので目立つのだ
グーグルアースで描いてみた手前から進んでいく
画面手前の方
左に蛇行して大きく右にカーブがするところが分岐点だ

それから更に尾根伝いに進んでいった

ルートはふたたび
元通りの上り坂連続カーブが続いて
同じような景色
「あーあ、またかぁ」

今度の直線の上り坂は長いぞぉたまに変化がある
まっすぐな上り坂になった

「いつまで、この上り坂は続く?」
ハイドレーションの水も少なくなってきた

右にネットがあった鹿避けのためだろう

その時、前方から30分ほど前に聞いた
同じ音が聞こえてきた

北嶽神社の手前で抜かれたツーリングバイクが戻ってきたのだ
あっという間に通り過ぎた

更に長い直線の
地獄の上り坂更に上り坂は続く
ついに
GPSの高度計は1000メートルを越えた変化が表れた

まわりの木が少なくなり
少し景色が見えてきたときサツキが咲いていた
坂道と格闘している時で
心がいやされる30秒ほど休んで写真を何枚か撮影したそれから
更に坂道を上ること4分
「あった!」このカーブは見覚えがあるのだ
これを進むと、左に「多良木町」町境の標識があり
更に下り坂となって、私がよく行く
天体写真撮影ポイントに到達するのだ!

記憶通りに、道は下っていく少し分かりにくい
写真を撮るタイミングが遅かった
左に空き地があって
車を停めて望遠鏡をひろげる場所観測ポイントを過ぎたら
今度は上り坂そして
初めて見える右側の遠景
球磨盆地が一望できる多良木町境からアポロ峠、広貝山までの大規模林道のルートはほぼ東西方向に走っている
つまり
右側の景色は南の方角となる

先ほども述べたように
大規模林道は稜線上、わずかに左側にずれて走っている事が多いので
右側の景色が見える所は殆どない

その右側の絶景ポイントが
私がよく、望遠鏡で星空を撮影する所であり
その先にあるアポロ峠でもある
さて
林道はわずかに下り始めたこの先
左手にアポロ峠の石碑があるはずだ!

標高1000メートルを越えて
今までの連続上り坂はなくなり
軽い上り下りを繰り返す
余裕がある

そろそろアポロ峠かな?
前もって峠の正確な位置は調べてなかった

ただ
走っていたら、そのうち見つかるだろう


そころが
「あれ?」多良木町宮ヶ野へ下りる分岐点まで来てしまった

「たしかアポロ峠は、宮ヶ野分岐点より手前だったんじゃなかったかなぁ?」

北嶽神社過ぎてから、地獄の坂道

2014-05-29 07:49:00 | チャリ
北嶽神社で30秒ほど休憩して
ふたたび上り始めた

北嶽神社で標高が540メートル
林道スタート地点で213メートルだったので
まだ
327メートルしか上っていない

あと600メートル以上残っているのだ!

抜群焼酎の三代目が言っていた
「北嶽神社を過ぎたら地獄の坂道があるよ」

まあ確かに急であるが
「うーん、そこまで大したことないかな」

ところが、さらに進んでいくと少し遅れて
坂道がだんだんと急になってきた

一定の傾斜角度で連続カーブが続く
真上から太陽の光が射し込み、ほぼ無風状態
とにかく暑い
背中のザックの中に組み込んだハイドレーションの水を大量に消費しながら上って行った同じようなカーブが続き
まわりの景色も樹林帯に阻まれて何も見えない
「何か、同じ所をずっと上っているような感じがする」
そんな感想だ

ただ
GPSの高度計を見たら確実に高度は稼いでいる北嶽神社で540メートルだったので
200メートル以上は上昇した

更に進んでいく
今度は標高748メートル

その時

前方に変化が現れた!小さな峠が現れて
その先は下り坂である!

私は今まで
山登りや天体撮影のために何度もこの林道を車で通っている

ずっと上りっぱなし
ではなく
ある程度標高が上がった後
何ヵ所か平坦な所、もしくは下り坂があるのだ

その
初めての下り坂が、やって来た!遠くの山もよく見える
傾斜はしばらく
下り、平坦、もしくは軽い上り坂

軽い上りと言っても
今までの地獄の坂道と、比べたら天国のようだ

しばらく行くとここは!

忘れもしない
昨年の11月17日未明にアイソン彗星を観測した場所
数日前よりバーストを起こし
明るさが一気に100倍ほどなって、度肝を抜かれたところ

私が今まで撮影した天体写真の中でも忘れられない1枚である

大規模林道のこのあたり
ほぼ
山の稜線の上を走っているのだが
ほんの少し西側にずれている事が多い

ところが
この地点では、稜線の真上になるのだ

朝方、夜明け前に東の空に現れる彗星を観測するためには
ある程度高い標高があり
東の空が開けてないといけない
そのうってつけの場所であった

「あれ?このような看板前からあったかな」

くれ岩の巨岩!以前に彗星観測ポイントを探すため
あそこの上に登ったことがあった

途中まではいいのだが
先まで行くとかえって木が邪魔して見えなくなる

おそらく
その、「くれ岩」というのはその先にあるのだろう
ただ
その看板は古い
昔は見えていたかもしれないが、今はどうだろう?

30秒ほど休んで、ふたたび進み始めたここから先
また、上り坂が始まるのだ

更に先
本日2回目の峠が現れた時刻は午後3時29分
標高は、あとでGPSのログで798メートルであった

今度の「天国」は長いぞぉ以前にも述べたが
写真で上り、下りを表現するのは非常に難しい
上の写真は若干の下りになっている
今までの急登坂とは全く違うのだ!

下り坂が続き
夜狩尾へ抜ける林道の分岐点までやって来た