山に登って、星を見る

山登りは、やっぱりきつい
でも、また登ってしまう
星空観察は、夜更かししてしまい寝不足になりがち

NGC2903を間違って覚えていた

2014-05-02 13:49:00 | 天体
データ2014年4月4日22時05分からL画像20分RGB画像各3分500mmF2.8しし座にある明るい系外星雲
視等級9.7等

シャルルメシエによってM番号をつけられなかったのが不思議なくらい
明るい系外銀河である

冬の星座が傾き始め
昇ってくる春の星座の中で
明るくて一番早いのが銀河がこれである私はいままでかな銀河をNGC2905と思っていた
雑誌天文ガイドにもNGC2905で入選したこともある
ところが
この系外銀河の正式な番号は2903であった
つまり
間違って覚えてきたのであった

そしたら2905は何?
と、調べてみたらNGC903の中にある明るい星雲を2905と言うらしい

初めて知った

最も老齢な散開星団M67

2014-05-02 09:25:00 | 天体
データ2014年4月4日21時24分からL画像20分RGB画像各3分 500mmF2.8かに座の散開星団M67

かに座の散開星団では
前のブログにも述べたがM44プレセペ星団が明るくて有名である
紀元前のギリシャ時代にはすでに知られていた

M67
こちらも散開星団であるが
視等級は6.1等と、どちらかと言えば暗い方である

一般に
散開星団は若い星が多いのであるが
このM67は、古いので有名
50億歳を超えるとされている

散開星団の内で、最も老齢とされているのだ!

明るい恒星が80個
10~16等級の暗い星が500個
さらに暗い星も多数ある星の大集団であるそうだ

途中のポピー花盛り、ケシじゃないよ

2014-05-02 08:15:31 | 日記
今朝
仕事場までの途中にポピーの花がきれいに咲いていた

自宅から仕事場まで
最近はいろんなコースを走る
変化があって面白い

今朝は南寄りのコース、全長11.1kmを自転車で走った
その途中で
かなり手前から赤い花が咲いているのが見えた
「何だろう?」
近づくと、真っ赤に色づくポピーであった中にはピンク色があるふくちゃんが疑問に持っていた
「ポピーとけケシの違いって何?」

「わからない」
と言うことで調べてみたら
ポピー=ケシらしい

ただ、一般に日本で栽培していい種類
ヒナゲシやオニゲシをポピーといい
日本で栽培してはいけない種類をケシと言うらしい

まあ、そこら辺で見るケシはほとんどポピーである
と言うことこれは別のところ
先日紹介した百太郎とは別に、幸野溝という用水路がある
その対岸に菖蒲がたくさん咲いていた

M50 邪魔な静止衛星が横切った!

2014-05-02 07:10:00 | 天体
データ2014年4月4日20時43分 L画像20分RGB画像各3分 500mmF2.8いっかくじゅう座の散開星団
冬の天の川の中にあるので、まわりの星は多い
左下に赤い雲が写っているが、これはムラではなく、赤い散光星雲の一部が写り込んでいるのだ

ところで、このM50の場所は
緯度-5.74度
散光星雲で有名なM42オリオン大星雲もこの辺り
この緯度付近の天体を撮影すると、決まって悩まされるものがある

それがこれだ!これでは良く分からないかも知れないので、拡大する静止衛星と呼ばれるもの
地球は、ご存知の通り24時間で1回転しているが
地球上空36,000kmで、赤道上空をまわれば、ちょうど同じ速さで地球を周り
あたかも止まっているように見える
その都合のいい所を軌道とする人工衛星が非常に多いのだ

全く邪魔な存在である
レタッチで何とか消せるのだが、めんどうであるこの画像はレタッチのあと、トリミング拡大してある

メシエが最初に選んだ天体、カニ星雲

2014-05-02 05:17:00 | 天体
データ 2014年4月4日20時08分 L画像20分RGB画像各3分 500mmF2.8中央やや右上がカニ星雲M1
その左下におうし座ζ(ゼータ)星

シャルルメシエが彗星観測で、紛らわしい天体をまとめたメシエカタログの1番目に収録されている
メシエカタログの中で唯一の超新星の残骸である

場所は、おうし座
視等級は8.4等なので、双眼鏡でも確認するのは厳しい

なかにパルサーと呼ばれる電波源が存在し、正確な周期で放っている