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KTM 09ダカールラリー・モト部門で1-2フィニッシュ

2009-01-24 01:23:16 | KTM FAN ROOM
(プレスインフォより抜粋してお届けします)
9,000 k m超に及ぶ過酷なルートと南米特有の美しい風景。新生ダカールラリーの第1弾となる2009年大会は、アルゼンチンとチリを舞台に開催、 KTMファクトリーライダーのマルク・コマが 新生ダカール初のモトチャンピオンに輝いた。
KTMは、1-2フィニッシュをきめ、 さらにトップ10ライダーのうち8名がKTMに跨つていたことを特筆する。

09ダカールラリーは、同ラリー史上もっとも過酷となった。ウィナーのコマは、延べ52時間以上も長身を折り曲げるようにして操りながら、圧倒的なパフォーマンスを見せつけた。今回の勝利は、コマにとって最高のリベンジだ。07年のコマは、リードしながらも終盤でクラッシュ、さらに08年はアフリカの政情不安によりラリーがキャンセルされてしまったのだ。コマ自身は2度目のタイトルとしてデフレからナンバー1プレートを奪取、「これ以上の幸せはない」と、その心境を告白した。

今回は2位に甘んじたが デフレは"戦士″の二ツクネームにふさわしいファイティングスピリットを見せた。序盤にトラブルに見舞われ22位まで順位を落としたものの ステージベストタイムを連発して上位にガムバックした。

2009年のダカールは、ブエノスアイレスを皮切りに、序盤はパンパを南下してアルゼンチンとチリに跨るパタゴニアに到達。ここから西へアンデス山脈を越えて、チリ砂漠に入る。その後、ラ・セレニアの海岸線をひた走り、コピアコ、さらに世界でもっとも乾燥した土地と言われるアタカマ砂漠を横切り、再びアンデスを越えてブエノスアイレスに戻る。皮肉なことに、深い霧と雨の影響でステージ11(SS11)がキャンセル、SSI3も短縮された。 しかし、今年のラリー最大の難関はSSI2だろう。深く白い砂丘は、競技者に過酷な試練を与えながらも、その美しさは溜息が出るほど。大自然との闘いこそダカールの魅力であると同時に、人々のチャレンジ精神を駆り立てて止まない。アルゼンチンでもチリでも、ルート両側に熟狂的なファンが大挙し、世界最高のチャレンジャーに熟い声援を送つた。