般若心経

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2016-10-28 | Weblog
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また股のぞき

 「股のぞき」の続きです。

先日の股のぞきの【写真】です。
【写真A】普通に見たときの風景 (反転が判りやすいように○印を付けました)


【写真B】股のぞき


 実は、股のぞきの状態をカメラで撮影したところ、当然のことですが、カメラが180°回転するので、風景が180°回転した画像が写っていました。(【写真A】を180°回転したものと同じ画像です)
このため【写真B】は帰ってから、このように見えたはずだとパソコンで上下方向だけを反転させたものです。
股のぞきをすると上下方向は反転しますが、左右方向はそのままですので、股のぞきをするとこのように見えると思いませんか。
 そのときは別に何とも思いませんでしたが、あとになって、はたしてそれでよかったのかな?と疑問になりました。
 そこで【写真A】と【写真B】をプリントアウトして再度現地で確認してみました。
股のぞきをして見える風景と【写真B】を比べてみたのですが、どのように【写真B】を持っても、回転させてみても、また体をどのように曲げてみても実際に見える風景とは一致しません。
股のぞきをして見ても、見える風景は【写真A】と同じです。
ただ股のぞきをして、頭に近い方に見える景色を上、鼻に近い方の景色を下と考えると、陸地と空が反転したと思うことができます。体が通常の姿勢と異なる状態なので、無理なく受け入れることができるのでしょう。
 股のぞきをして見える画像は、【写真B】でも【写真A】の画像を180°回転させたものでもありません。(回転させれば左右が逆になります)
実際に見える風景の上下を頭の中で入れ替えたと考えるだけですから、画像で表しても同じ画像【写真A】なのです。
”股のぞきをすれば逆さに見える”という先入観が写真を偽像してしまいました。
 納得するまでに何回も股の間をのぞき込み、かなり時間がかかりました。
その間山頂にだれも登って来なかったのが幸いでした。

晴れた日にはこのように見えます。